ソフトバンクの系列ショップおよび量販店でも購入できるオーディオブランド「GLIDiC」(グライディック/SB C&S株式会社)の新作完全ワイヤレスイヤホンが2020年2月14日より発売されます。

本機種「Sound Air TW-6000」は2020年の新機種ではありますが、既存モデル TW-5000/5000sおよびTW-7000の中間の型番を与えられた”派生モデル”という感じのイヤホンです。

TW-6000は「TW-5000とTW-7000の中間型番」であることからも判るように、飛び抜けて何かが新しい・機能が変わっている/性能がアップしているモデルではありません。ここではTW-5000→TW-7000を実際に使っている感想・評価と合わせて、最新作のTW-6000との違い・価格に関するメリット・デメリットをレビューしていきます。

TW-6000は”TW-7000”の小型化・廉価モデル

管理人が今、まさにこの文章を書きながら使っているイヤホンがGLIDiCの2019年モデル TW-7000です。TW-7000は2019年時点で発売されていた”完全ワイヤレスイヤホン”カテゴリーの中では「電池がかなり長く持つ」ことが特徴と言える上位モデルでした。

(左はTW-5000,右がTW-7000)

TW-7000は本体のみ(1回の充電)での連続音楽再生可能時間は最長で9時間とされています。Apple AirPodsに代表される完全ワイヤレスイヤホンの多くは、1回の連続利用可能時間は4~5時間程度ですから、TW-7000はかなり電池が良く保つ機種であり、日常的な利用範囲で電池切れに遭遇することはまずありません

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一方の「TW-5000/5000s」は小型かつ価格が安い完全ワイヤレスイヤホンであり、2020年2月時点の実売価格はTW-5000が5千円前後、新型のTW-5000sは7千500円程度となっており、TW-7000の定価(1.5万円)の半額程度の製品です。

TW-5000は価格以外に目立った特徴は無いのですが・・・普通にiPhoneやAndroidスマートフォン、パソコンと接続して使うことが出来ます。

ただし、TW-5000/5000sは本体のみでの連続音楽再生時間は最大で3時間程度であり、新幹線や飛行機を使った長距離移動時などで電池切れに遭うことも何度か経験がありました。

TW-5000/TW-5000sが3時間、TW-7000だと9時間という、連続音楽再生時間に3倍もの差があったGLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン製品カテゴリーにおいて、まさに「既存2製品の中間の性能」を持っているのがTW-6000となります。

TW-6000のデザインはTW-7000によく似ているのですが、「コンパクト」を重視するためによく見るとケース・イヤホン本体それぞれが一回りTW-7000よりも小さくなっているのです。

数値で比較すると以下のような違いになります。

TW-6000のサイズ 仕様
イヤホン本体 23 × 24 × 15 mm
充電ケース 59 × 38 × 31 mm
イヤホンの重さ 1個 4.5グラム

 

TW-7000のサイズ 仕様
イヤホン本体 23 × 24 × 19 mm
充電ケース 80 × 28 × 36 mm
イヤホンの重さ 1個 6.5グラム

ケースの長辺は約2センチ、イヤホンの重さも2グラム=およそ30%も軽量化されています。

TW-7000のケースもポケットに入れて持ち運びが出来ないほど大きいわけではないものの、完全ワイヤレスイヤホンの製品群の中で「小さい」とは言い難いサイズ感でした。

イヤホンそのもののサイズも、連続9時間の再生時間を実現するために大きめのバッテリーが入っていることを考慮すれば許容出来るものの、やはり大きめです。


(左から TW-5000, TW-7000, Mavin Air-X

イヤホン製品において「装着感」の感じ方は非常に重要なポイントです。管理人はもう慣れましたが、TW-7000は大きくて合わないという場合にはTW-6000のほうがすっきりとした装着感になるでしょう。

ただし、電池の持ち・充電性能に関してはTW-7000に比べてTW-6000が劣っている部分があります。

仕様 TW-7000の場合 TW-6000の場合
連続音楽再生 約9時間 約7時間
ケース併用利用時間 約25時間 約21時間
10分の急速充電 約2時間利用可能 約1時間利用可能
充電時間 イヤホン:約1時間
ケース:約2時間
イヤホン:約1.5時間
ケース:約1.5時間

ケースの充電に掛かる時間だけはTW-6000のほうが少し短くなっていますが、それ以外の点についてはTW-7000のほうが長く利用・早く充電ができるという仕様になっています。

この他の違いとして、TW-7000のドライバーユニットは5.6mmであったのに対して、TW-6000は6mmへ大きくなっています。これにより音圧感度も90dB→93dB /mW at 1kHzへアップしています。

より長い再生時間を完全ワイヤレスイヤホンに求めるのならばTW-7000をオススメしますが、「TW-7000ほどのロングライフ性能は不要、小型のほうが嬉しい」というユーザーにTW-6000を、という選択肢が増えたということになります。

TW-6000の価格、お得な販売ショップ

TW-6000はSB C&S株式会社が扱い、ソフトバンクグループと関わりのあるショップや家電量販店等で販売が行われます。

TW-6000はオープン価格、ソフトバンクセレクションの公式価格は税込み11,880円です(2020年2月発表時点)。

このうち、ネットで購入するのであればソフトバンクの公式アクセサリーショップである「ソフトバンクセレクション」の、PayPayモール店で買うと2020年2月時点では最大20%のポイント還元を実施しています。

20%還元の条件を満たした場合、最大で2,360円相当の還元がありますのでTW-6000の実質負担額は1万円を切ることが可能です。上位モデルのTW-7000の定価は15,268円ですから、比較的買いやすい価格に設定されていると言えるでしょう。

☆「PayPayモール GLIDiC Sound Air TW-6000の価格リスト

ただし、今はTW-7000も値下げ中

本体の定価で比べると上位モデルのTW-7000よりも2割強安いTW-6000なのですが、2020年2月時点において発売から時間が経過したTW-7000のほうも、実売価格が下がっています。単純な「価格の差のみ」に着目するのであれば、個人的にはTW-7000を購入することを推奨します。

例えば、2020年2月時点で同じくPayPayモールのLINEモバイル店では(LINEモバイルはソフトバンク傘下)、TW-7000のプレミアム会員向け値引きセールを実施しており、TW-6000よりも安く買えるのです。

今後TW-6000の実売価格がもっと安くなることもあるかと思いますが、TW-6000とTW-7000の性能差・価格差・サイズの差を良く検討して、バランスが良いと思う方を購入することを推奨します。

☆「PayPayモール GLIDiC Sound Air TW-7000の価格リスト

2020年2月14日新発売 Glidic TW-6000完全ワイヤレスイヤホン TW-7000との違いをチェック