2022年の春シーズンにiPhoneデビューをする学生(小学生・中学生・高校生・大学生)向けにオススメの、安く買えるiPhoneシリーズの価格・料金情報を解説します。
ソフトバンクにはスマホ料金が安くなるラインモという新料金プランも2021年に発表されました。しかし、学生がiPhoneを購入して契約したい場合は、ワイモバイルでの契約したほうがお得です。
その理由は、ラインモのプランには学割という概念が存在せず、そもそもiPhoneの販売すらしていないためです。
ソフトバンクの新料金プラン「LINEMO」は、”オンラインですべてを完結/複雑な割引無しで20GBプランが割安”という特徴はあるものの、学割が使える学生およびその家族は、子供のときだけ/限られた期間だけ使えるワイモバイルのiPhoneを安く買える権利・料金値引きが適用できる期間を無駄にしてはいけません。
2022年のワイモバイル学割は「ワイモバ親子割」という名称になっており、学生だけでなく、その親もスマホ料金が安くなる仕組みがあります。
学生のスマートフォンはほとんどがiPhoneである日本において、ワイモバイルでは旧モデルのiPhoneから最新のiPhone 13シリーズも使うことが出来ます。
ただし、購入するモデルによって、iPhone本体の機種代金は安いものも高いものもあります。子供に与えるiPhoneとして高くても長く使える新型を買うか、あるいは旧モデルや中古品の格安iPhoneを使わせるべきか、安く買えるiPhoneをチェックしていきましょう。
子供に最適 iPhone SE(第二世代)
2022年1月時点における、ワイモバイルで購入できるiPhoneで最も安く、比較的新しいモデルはApple iPhone SE (第二世代)です。
Apple iPhone SE2は2020年春に発売された新型で、現時点で指紋認証センサーがある最終モデルとなっています。通学中にマスクを外す必要なくセキュリティのロック解除が出来る唯一の現行iPhoneモデルです。
耐水性能もあり、小型で持ちやすく料金も安いので小学生~中学生にぴったりです。
ワイモバイルでは写真やアプリを保存できる容量(ストレージ)別に64GBモデルと128GBモデルの2種類があり、学割を適用できる子供の新規購入代金は以下のとおりです。
購入機種 | 月々の機種代金* |
iPhone SE 64GBモデル | 1,000円/月 (総額3万6千円) |
iPhone SE 128GBモデル | 1,180円/月 (総額4万2480円) |
*頭金0円・36回払い、実質年率0%。新規または乗り換え割引適用時。
ワイモバイルで現在買える最も安いiPhoneがこの「iPhone SE2」ですので、とにかく安いiPhoneを買い与えておこうという場合は、iPhone SE2を選べばお手軽です。
☆「ワイモバイル公式サイト:iPhone SE(第二世代)をみる」
高校生ならiPhone12シリーズがオススメ
年齢に関係なく最安のiPhone SE2を利用しても良いのですが、高校生にもなれば家族や友人といろんな場所へ出かけて、写真を撮る・ゲームやアプリを使いこなす必要が出てくるでしょう。
こういった学生には写真機能がiPhone SE2よりも格段に高いiPhone 12シリーズ以降をオススメします。
(左iPhone SE2/右 iPhone 12 mini)
iPhone SE2は低価格モデルであるため、背面のカメラは1個だけ。iPhone 12/iPhone 12 miniになるとカメラは2個に増えて、夜景が綺麗に撮れるナイトモードが使えるようになります(ナイトモードはiPhone SE2を除く、iPhone 11以降モデルで利用可能)。
ワイモバイルでは小型のiPhone 12 mini(5.4インチ)とスタンダードサイズのiPhone 12 (6.1インチ)を割引価格で購入できます。
iPhone 12 / miniには3種類のデータ保存容量(ストレージ)があります。
購入機種 | 月々の機種代金* |
iPhone 12 mini 64GBモデル | 1,380円/月 |
iPhone 12 mini 128GBモデル | 1,620円/月 |
iPhone 12 mini 256GBモデル | 2,180円/月 |
iPhone 12 64GBモデル | 2,040円/月 |
iPhone 12 128GBモデル | 2,180円/月 |
iPhone 12 256GBモデル | 2,520円/月 |
*頭金0円・36回払い、実質年率0%。新規または乗り換え割引適用時。
64GB/128GB/256GBの3種類のうち、人気があるのは128GBモデルです。iPhoneの本体データ容量(ストレージ)はあとから増やすことが通常は出来ませんので、買う前にによく相談しましょう。
お金に余裕があるなら最新iPhone 13モデルも使える
ワイモバイルでは2022年1月時点において、契約セット割引が使えるのは2020年発売モデルのiPhone 12/iPhone 12 miniまでのモデルです。それ以上新しいモデルはワイモバイルで直接買うことは出来ません。
しかし、より新しい iPhone 13シリーズは国内においてすべてSIMフリーの状態で販売されるようになったため、別途iPhone13本体を購入+ワイモバイルでSIMカードのみを契約して差し込めば、すぐに使えるようになります。
2022年1月18日時点において、ワイモバイルの公式サイトの動作確認済機種リストにiPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/ iPhone 13 Pro Maxすべての機種でワイモバイルの5G通信も使えます。
Apple iPhone 13シリーズの本体はアップル直営ストアでも購入できますが、近くにアップルストアがない場合もアマゾンの通販で簡単に買えるようになりました。
Apple iPhone 13シリーズのアマゾン購入時点でワイモバイルのiPhone値引きを適用することは出来ません。しかし、ワイモバイルではSIMカードのみの契約時に特典が貰えます。
iPhone 13に使うSIMカードを契約する際に、条件より変動するPayPay特典(2022年1月18日時点)をもらうことが出来るキャンペーンがあります。
*キャンペーンの内容は変更されることがあります。特典適用にはエントリー・受け取り・適用条件各種がありますので、詳しくは公式サイトの表記をご確認ください。
☆「ワイモバイル-新どこでも貰える特典 クーポン発行ページ」
*新どこでももらえる特典:新規・のりかえ・番号移行・シンプルS/M/Lへの変更が対象。シンプルS/M/L内のプラン変更と機種変更(指定プランからのプラン変更を伴う場合は除く)は対象外です。クレジットカードでのお支払いは対象外。ただし、PayPayアプリを介したPayPayカード、ヤフーカードでのお支払いは対象。シンプルSは500円相当。シンプルM/Lは6,000円相当(2023年8月25日~/終了日未定)。後日PayPayポイントを付与。出金と譲渡はできません。PayPayポイントは出金と譲渡はできません。PayPay公式ストア/PayPayカード公式ストアでも利用可能。 特典には適用条件があります。最新情報は公式HPの記載を各自参照ください
もっと安くiPhone買うなら中古/白ロムで節約
前項までで解説したとおり、2022年時点で学生がワイモバイル契約時に最も安く買えるiPhoneでも、月額1,000円(3年総額36,000円)の代金負担となっています。
一方で、今はリユース・リサイクルの時代です。特に子供の場合は不注意ですぐに落として傷つけたり、汚したりしてしまうことを前提にするなら、必ずしも新品を買い与える必要がないと考える事もできます。
新型・新品にこだわらないのであれば、中古品のiPhoneを安く購入し、ワイモバイルで利用することも出来ます。
ワイモバイルの公式動作確認済み機種として、最も古いiPhoneは、iPhone 5sから利用可能とされています。
iPhone 5sは2013年モデルですので、発売から8年以上が経過しています。さすがに子ども用としてもiPhone 5sは古すぎると感じられるほどですが、ここまで古いiPhoneもワイモバイルでは使って使えないことはないのです。
中古品のiPhone価格はモデル・状態によってさまざまです。
以下の中古iPhoneの価格相場を作ってみました。
モデル | 中古白ロム価格 |
2013年型 iPhone 5s 32GB | 3,980円~ |
2015年型 iPhone 6s 32GB | 6,980円~ |
2016年型 iPhone SE(1世代) 32GB | 7,980円~ |
2016年型 iPhone 7 32GB | 9,980円~ |
2017年型 iPhone 8 64GB | 15,800円~ |
2017年型 iPhone X 64GB | 21,800円~ |
2018年型 iPhone XS 256GB | 29,800円~ |
2018年型 iPhone XR 64GB | 27,800円~ |
*価格は2022年1月18日時点、「イオシス」の在庫より(ワイモバイル向け,またはSIMフリーモデルの場合)。中古品は個体によって傷や電池消耗の状況が違うため、上記は中古価格の一例として参考にしてください。
上記の通り、ワイモバイルの直販最安モデルのiPhone SE2(64GB)が3.6万円~であるのに対して、旧型・中古であれば1万円を切るiPhoneの白ロムでもワイモバイルで使うことは出来ます。
さすがにiPhone 5sまで古くなると各種動作が厳しくなる/OSが古くて使えないアプリなども存在するためオススメはしません。しかし、2017年モデルのiPhone 8あたりなら、まだまだ使えます。
中古品を買ってワイモバイルで使う場合、もともとの販売元がワイモバイル向けである/SIMロック解除済みである必要があります。ワイモバイル以外の他社向けでキャリアロックが掛かっている中古品では、ワイモバイル回線で通信/通話が出来ないことがあるため、購入時には「SIMロック解除済み」であることを良く確認してください。
iPhoneは新しいモデルほど基本的に性能が高くなり、価格も高くなります。あとは利用する子供の用途と予算次第ですので、各モデルの特徴とコストを考えて選びましょう。
ワイモバイルの学割料金と合わせて計算したい場合は、公式の料金シミュレーターを使えば月々の支払負担のイメージが付きやすくなるでしょう。