ワイモバイル版AQUOS CRYSTAL Y 402SHは外観はソフトバンクのAQUOS CRYSTAL X 402SHと全く同じですが、中身も基本的には同じです。

そして、ワイモバイルとソフトバンクでは利用している通信電波を相互利用をしていますので、端末が同じならば、接続エリアも全く同じということになります。

ワイモバイルの回線でAQUOS CRYSTAL Yを使ってみたいけど、ワイモバをこれまで使ったことがないのでちゃんと繋がるかわからない!という方向けに解説してみます。

接続エリアマップは公式ページにありますので、細かい仕様説明はどうでもいいからマップで見たいという方はワイモバイルのHPを見て下さい(笑) 機種ごとに接続エリアを見ることが出来ます。2015年5月時点でも都心部で4G接続が出来ないエリアはまずありません。

☆「ワイモバイル AQUOS CRYSTAL Y(402SH)

402shmap

【AQUOS CRYSTAL Yでもソフトバンク4G/LTE/3Gエリアで利用可能】

AQUOS CRYSTAL Yの仕様を見ると、対応バンドとして以下のリストが挙げられています。

[4G]900MHz・1.7GHz・2.1GHz・2.5GHz
[3G]900MHz・2.1GHz

この4Gには、Band1(SB 2.1GHz), Band8(SB 900MHz), Band3(またはBand9. Band3は9を含んでいるため。イー・アクセス 1.7GHz), Band41(Wireless City Planning→SBからのMVNO, 2.5GHz)で利用できます。

一方で、ソフトバンクのサイトでアクオスクリスタルXの仕様を見ると、

FDD-LTE/AXGP

とのみ表記があります。ここでFDD-LTEとは 900MHz, 2.1GHz,  AXGPでは2.5GHz帯のことを指します。

SBband本来イーモバイルが持っていた1.7GHzはこの表記だと入らないようにも見えますが、これは「ダブルLTE」という表現で1.7GHz帯も利用しているそうなので、結局ソフトバンクの402SHでもワイモバイルで挙げられている4つのLTE・AXGPバンドを使っていることになります。

つまり、やっぱりソフトバンク版でもワイモバイル版でも利用しているネットワークは同じであり、同じ場所では同じような電波受信、通信速度が出るはずです。

ご自宅で「ソフトバンクは繋がるけどワイモバイルはどうかわからない」という方でも、AQUOS CRYSTAL YならSBのスマホと変わらないエリアで使えるということになっています。

【ソフトバンクのプラチナバンドにも対応】

山間部やビルの密集地域でも電波を届きやすくするために利用されている「プラチナバンド(900MHz)」をワイモバイルの契約でも利用できるため、AQUOS CRYSTAL Yでも、もちろん使えます。

【Softbank SIMとの互換性は無し】

端末は同じなのですが、キャリアロックが掛けられているためAQUOS CRYSTAL Yを購入した場合はワイモバイルの4G用SIMしか使えないようです。もし白ロムで購入して別キャリアで使おうと考えていた方は気をつけて下さい。この機種はSIMロック解除には対応しないため、キャリアでのSIMカードでしか基本的に使えないと考えて下さい。

以上、AQUOS CRYSTAL Yの通信方法、エリアに関する解説でした。基本的には「SBと同じ」と理解しておけばOKなようですね。

AQUOS CRYSTAL Y402SHの接続エリア ソフトバンクモデルとの違いはあるのか?