2023年9月15日午後9時から予約受付が始まるアップルの新作「iPhone15」シリーズをオンライン予約する場合に注意すべき点・ルールを解説します。

アップルの新発売iPhoneモデルは毎年発売日に品薄・在庫切れが話題になり、特に予約が集中する「Pro」モデルは発売日前の段階~予約開始日にすぐ手続きをしておかないと、購入できるまで1ヶ月~数ヶ月もの待ち時間が生じるトラブルすら発生します。

一方で、このiPhoneの超品薄・希少な在庫を少しでも多くのユーザーに行き渡らせために、SIMフリーのiPhoneを販売する各社は、それぞれのショップで独自の購入ルール・制限を作っている場合があります。

iPhone 15 Proを発売日にゲットしたいユーザーは、各社が設定するルールを守って、最速入手を目指しましょう。

*以下、2023年9月14日調査時点のオンライン販売ルールを記載しています。販売条件や制限が変更される場合もありますので、必ず各自で最新情報を公式サイトや予約画面・購入画面で再確認してください。

ビックカメラのSIMフリーiPhone購入数制限

ビックカメラは2023年iPhone15シリーズの予約・販売について、以下のルールを公開しています。

 

・Phone15(Plus /Pro /Pro Maxを含む)本体いずれか一世帯1点限り。
・複数ID、氏名変更、同一住所(配送先・住所・電話番号がほぼ同一の場合も含む)で複数購入、過去に購入のある場合はキャンセル
・こちらの商品は決済方法の制限を行っております。
(一部抜粋)

ビックカメラでは、同一住所でiPhone 15シリーズの1モデルしか購入できないという制限があります。家族でそれぞれ新しいiPhoneがほしいという場合でも、2台以上(iPhone15とiPhone15 Proといったモデル違いも含む)を注文すると全注文がキャンセルされるようになる可能性があるため注意が必要です。

なお、ビックカメラでは2023年9月14日時点ですでにiPhone15各モデルの販売ページが準備されていますので、欲しい方は会員登録を行って、欲しい組み合わせをお気に入り登録しておきましょう。

ヨドバシのSIMフリーiPhone購入数制限

ヨドバシでは現時点ではiPhone 15 Pro SIMフリーモデルに関する販売制限の記載はありません。ただし、iPhone 14のページには以下の制限があります。

お一人様で複数ご注文の方、同一ご住所からのお名前を変えてのご注文をされている方(同一住所で2点のみ)、及び弊社にて転売目的と判断させて頂いた場合につきましてはご注文をキャンセルさせて頂きます。また大変申し訳ございませんが、注文後の配送先変更を承ることは出来ません。

楽天市場のSIMフリーiPhone購入数制限

楽天市場では楽天モバイルの本体販売・契約セット販売が実施されます。

楽天モバイルの場合、「最新モデルとそれ以外のモデル」/「Proモデルとそれ以外」で購入可能数制限を設定する可能性があります(2023年9月14日時点ではまだiPhone 15 Proの記載はなし)。

iPhone本体は、対象機種ごとにおひとり様あたりの購入可能台数に制限があります。
購入可能台数は、楽天モバイル公式サイト・楽天モバイル公式楽天市場店・楽天モバイルショップすべてでの購入台数を指します。購入手続き後、当社で審査を実施し、審査の完了をもって購入契約成立となります。ただし、当社所定の条件に該当する場合、注文キャンセルとなる可能性がございます。キャンセルの際は、登録メールアドレス宛にご連絡します。
対象機種①(おひとり様1点限り購入可能):iPhone 14 Pro Max, iPhone 14 Pro
対象機種②(おひとり様2点まで購入可能):iPhone 14 Plus, iPhone 14, iPhone 13, iPhone 13 mini, iPhone SE(第3世代), 販売終了製品(iPhone 13 Pro Max, iPhone 13 Pro, iPhone 12)

上記はiPhone 14 Proの場合です。おそらく、iPhone 15シリーズにも同様の購入数制限が設定されますので、注文時に注意してください。

→ 楽天モバイルの2023年モデル制限が発表されました。

・対象機種①(おひとり様1点限り購入可能):iPhone 15 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Plus、iPhone 15
・対象機種②(おひとり様2点まで購入可能):iPhone 14 Pro Max、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Plus、iPhone 14、iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone SE(第3世代)、販売終了製品 (iPhone 12)、楽天モバイル公式 楽天市場店における訳あり品(外装不良)

購入制限は楽天市場店・楽天モバイル公式店での合算となりますので、予約時に注意が必要です。

→2024年2月29日時点、楽天モバイルのiPhone購入数制限が変更/緩和されています(iPhone 15 Plus、iPhone 15が対象機種②へ移動)。

エディオンのSIMフリーiPhone購入制限

エディオンの場合も以下の購入制限が公開されています。

同一のお客様(同一顧客名・同一住所・その他弊社が同一顧客と判断するお客様を含む)が、同時期に同じ商品を2台以上ご注文いただく場合を指します。
※「同じ商品」には、「iPhone」の「ProとProMax」など、シリーズ・色・容量の違いを含みます。購入可能な例:iPhone 15 Pro1台とiPad1台 購入できない例:iPhone 15 Pro1台とiPhone 15 Pro Max1台

ケーズデンキのSIMフリーiPhone購入数制限

ケーズも他店とほぼ同様の記載があります。

<< iPhone本体は、容量・色違いを問わずお一人さま1点限りとさせていただきます >>
※容量、色が異なる複数注文の他、同一お届け先、同一名義、短期間の複数注文など、当店が転売目的と判断した場合、ご注文を取消しさせていただく場合がございます。

ノジマのSIMフリーiPhone購入数制限

ノジマの場合は、以下のようなルールがあります。

◆購入台数上限につきまして
こちらの商品は人気商品のため、色違い・仕様違い等含め「一家族1台限り」でのご協力をお願いをしております。
短期間での2回目以降の購入、過去を含め複数台の注文が確認できました際は、ご注文をキャンセルさせて頂く場合がございます。また、過去のご注文にさかのぼって品薄な商品のみ購入の方も転売目的の購入と判断し、キャンセルとさせて頂く場合があります。
特別な事情により複数個の注文をご希望でございましたら、理由を添えて下記お問い合わせ窓口より購入前相談をお願い致します。

ノジマの特徴は、「過去に品薄な商品のみを注文しているユーザー」をブラックリスト入りさせる可能性に触れています。一方で、特別な事情があれば複数の注文が可能である場合もあるため、状況によって問い合わせを行ってください。

 

SIMフリーiPhone15Pro争奪戦 各社の販売制限・注文数上限・オンライン予約ルールを再確認