あまりに電池が早く減りすぎたので購入後たった1ヶ月で捨ててしまおうかと思っていたほど不満に感じていた、Google Pixel4の電池持ちが嘘のように改善しています。

2019年12月に国内向けSIMフリーモデルのPixel 4/Pixel 4 XLに配信されているソフトウェアアップデートでは、セキュリティアップデートのほかデバイスのパフォーマンス改善・バグ修正が含まれているとされています。

2019年12月18日時点の最新ビルド番号は以下のとおりです。

  • Pixel 3 (XL):QQ1A.191205.008
  • Pixel 3a (XL):QQ1A.191205.011
  • Pixel 4 (XL):
    • 日本:QQ1C.191205.016.A1 
    • その他すべての携帯通信会社:QQ1B.191205.012.A1

Google Pixel4の画面上では「顔認証に関する改善」のみが書かれていたのですが、Google社員による情報によれば、12月の更新には数百種類の修正と改善が含まれているとされています。

公開されている情報には「電池に関する改善」という項目は書かれていないものの、管理人が購入したGoogle Pixel4において、ソフトウェアアップデート以前ではおよそ2時間に1%程度のスタンバイ電池消耗であった状態から、4~5時間で1%程度の減少にまで電池が長持ちになっていることを確認しています(詳細は後日レポートを追加します)。

上記の特定の項目に加えて、12 月の更新には、パフォーマンス、安定性、カメラ、ディスプレイ、顔認証など、多くの分野にわたる数百のさまざまな修正と改善が含まれています

 

管理人がPixel 4の電池持ちに関して3週間近く検証を行った結果では、2019年12月ソフトウェアアップデート更新前の状態では明らかにソフトウェア由来のトラブルで電池の異常消費が発生していました。異常消費が起きると、スマホを操作しなくても1時間あたり2~3%の電池消耗が観測されています。

関連記事:[購入レビュー]Google Pixel4電池持ち 10日間(+1ヶ月)使ってみてのバッテリー消耗の印象は「かなり悪い」

まだ更新後のバッテリー状況チェックは継続して行っている最中ながら、明らかに更新前後で電池の浪費が減っています。このまま異常消費が再発しないとよいのですが・・・

Google Pixel4のユーザーのおよそ9割以上が「毎日充電が必要」と感じていたバッテリー状態というアンケート結果も出ていますが、2019年12月のアップデートで大幅に改善する可能性がありますので、是非更新してみることをオススメします。

*電池改善に関するソフトウェアアップデートの影響は、実際に管理人のデバイスにて1日様子を見た状態からのレポートです。デバイスの状況によって更新の影響が変わる可能性があります。

*ソフトウェアアップデートは順次配信されます。デバイスによって配信されるまで時間が掛かる場合がありますので、随時設定よりソフトウェアアップデートの有無を確認することをオススメします。

ソース:Pixel Phoneヘルプ-12 月の Google Pixel ソフトウェア・アップデートについて

Pixel4のバッテリー持ちが劇的改善 2019年12月アップデート(QQ1C.191205.016.A1)で数百の修正と改善実施