楽天モバイルは2021年4月23日より、Apple iPhoneシリーズの予約受付を開始・4月30日より正式にiPhoneの販売業者となります。

楽天モバイルでは2020年4月の正式サービスプラン開始以降、自社スマートフォンとして「Rakuten mini/Rakuten BIG/Rakuten Hand/Rakuten BIG s」などの専用スマートフォンの販売のほか、多数のSIMフリースマートフォンの取り扱いも行ってきましたが、iPhoneシリーズは2021年4月30日が初の発売となります。

これまでiPhoneを楽天で使う場合には「公式の動作保証はしない」という前提の上で、一部の機能が使えることだけは確認されていました。

しかし、今後は楽天モバイルでiPhoneが公式に動作保証対象となり、利用できる機能が拡大されます。

[追記]*2021年4月27日時点、楽天モバイルで正式に使えるiOS14.5および最新のキャリア設定アップデートが追加されました。更新方法については詳細は下記で解説しています。

楽天モバイルで使えるiPhoneシリーズ

2021年4月27日時点で、楽天モバイルの公式サイトで楽天回線に対応するiPhoneは以下のモデルです。

・iPhone 12 Pro Max
・iPhone 12 Pro
・iPhone 12 mini
・iPhone 12
・iPhone SE (第2世代)
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11 Pro Max
・iPhone 11
・iPhone XR
・iPhone XS
・iPhone XS MAX
・iPhone X
・iPhone 8
・iPhone 8 Plus
・iPhone 7
・iPhone 7 Plus
・iPhone SE (第1世代)
・iPhone 6s
・iPhone 6s Plus

2015年に発売されたiPhone 6s以降のモデルであれば、すべて楽天モバイルの回線に対応します(ドコモやソフトバンク、auなどで購入したモデルの場合、SIMロック解除手続きが必要なことがあります)。

楽天モバイルでは2021年4月30日から、iPhone 12シリーズ・iPhone SE2をオフィシャルで発売するため、対応のiPhoneを持っていないユーザーは楽天モバイルから購入したiPhoneであれば確実に使えます。

ただし、古いiPhoneの場合は「楽天モバイルに対応」していても、一部機能に制限があります。

楽天モバイル iPhone 12以降はエリア自動切り替えに対応

楽天モバイルでは2021年現在、自社回線エリアとパートナー回線エリアの2種類のネットワークに接続して、通話や通信が出来る状況です。

楽天モバイルの自社回線エリアで繋がらない場所では、パートナー回線であるauのネットワーク(Band 18)で接続され、カバーエリアを補助している状況です。

ここで、楽天モバイルの販売する正規Androidスマートフォンの場合には楽天モバイルの自社回線↔パートナー回線を自動で切り替えて適切なネットワークに繋がることが出来るのですが、これまでiPhoneシリーズはエリアの自動切り替えに非対応となっていました。

(キャリア設定提供前の、iPhone 12動作機能リスト)

この「接続回線の自動切替」に対応していないスマートフォン・iPhoneの場合、例えばパートナー回線だけが繋がるエリアにてau回線に接続された状態となり、そのまま移動して楽天モバイル自社回線だけが繋がるエリアに入った場合、現在地が楽天モバイルのエリア内/大都市圏であっても圏外表示になってしまうというトラブルが起きます。

実際に楽天モバイルの回線を自動切り替え非対応iPhoneで使っていると、東京都内にいても圏外になっていて繋がらくなった、という評判・クチコミは多く聞こえてきます。

これは楽天モバイルの自社回線エリア/パートナー回線エリアが混在している地域で発生しやすく、自動切り替えが行われないため、ユーザーが手動で切り替える(一度モバイル通信を遮断し、再接続させる)まで圏外が続いてしまうという致命的な症状です。

このトラブルが起きなくなるのが、楽天モバイルに正式対応したiPhone 12以降のシリーズです。

iOS 14.4がインストールされ、キャリア設定が最新にアップデートされたiPhoneのモデル(iPhone 12 Pro、 iPhone 12 Pro Max、iPhone 12、iPhone 12 miniを除く)では、楽天回線エリアとパートナー回線エリアのネットワークエリア の間で自動的に切り替えることはできません。

このように、【iPhone 12以降の新しいモデル】+【iOS14.4以降の新しいシステムバージョン】+【最新のキャリア設定】の3つの条件を満たせば、自社/パートナー回線切り替えが出来ないことによる圏外病が起きなくなる見込みです。

*ただし、この条件でも電波が不安定な場所で切り替えが出来ない/圏外になる場合は「モバイルデータ通信をオン/オフ切り替え」によって接続のリセットを試みると繋がることがあります。

iPhone 11以前の古いiPhoneの場合は、今後も自動切り替えに対応できないとされています。したがって、楽天モバイルで安定した通信・利用を求めるならiPhone 12シリーズ(および今後発売されるであろうiPhone 13などのより新しいモデル)の購入を推奨します。

なお、どのiPhone・スマートフォンが楽天モバイルで使えるか分からない場合、公式サイトの動作一覧で確認出来ます。

楽天モバイルでiPhoneを使う方法・設定手順

楽天モバイルでiPhoneシリーズを利用する場合、単純に「SIMカードを挿入する/eSIM契約をする」だけでは、一部の機能が使えないことがあります。

前述の通り、楽天モバイルで正式に動作保証となるためには「iOSが最新であること」+「iPhone 6s以降のモデルであること」+「最新キャリア設定ファイルが導入されていること」/APN(プロファイルの設定)の条件があります。


(例えばVoLTEの設定変更を行う必要があります)

これらの設定をしないと通話・通信・テザリングが出来ない/回線自動切り替えが出来ないなどの症状が発生することが確認されていますので、楽天モバイルの自社回線でiPhoneを使う場合には必ず初期設定を確認してください。

楽天モバイルの動作保証iPhone(6s以降のモデル)にて、以下の手順でバージョンの確認/アップデートを行ってください。

[キャリア設定の更新]/ホーム画面の[設定]→[一般]→[情報]→[アップデート](ホーム上・ポップアップ画面からアップデート更新が出来る場合もあります)

[iOSの更新]/ホーム画面の[設定]→[一般]→[ソフトウェア・アップデート]→[ダウンロードとインストール]→同意するにチェックをいれ、更新を開始→自動で再起動します

更新後のキャリア設定のバージョンはそれぞれ以下の通りです(2021年4月27日時点)。

iOS14.5の場合:46.1
iOS14.4/14.4.1/14.4.2の場合:45.1

より詳しい設定手順・最新バージョンの確認は楽天の公式サイトを参照ください(初期設定をしていない場合、上記以外のAPN設定・操作も必要です)。

楽天モバイルのiPhone発売記念キャンペーン

楽天モバイルではiPhoneシリーズの取り扱いを記念し、最大20,000円相当のポイント還元を実施しています。

 

すでにiPhoneを持っている場合(SIMカード/eSIMのみの契約)には5,000円相当、同時にiPhoneを買えば15,000円相当の還元が受けられます。

古いiPhoneでも今回の更新・キャリア設定によって通信や通話が正しく使えるようになりましたが、楽天回線↔パートナー回線の自動切り替えに対応していないiPhoneしか持っていない場合はこの機会にセット購入しておくことをオススメします。

*キャンペーンには対象条件・適用条件があります。条件をクリアしていないとポイントが付与されないため、十分にルールを確認して特典を貰い損ねないようにしてください。特典条件はキャンペーンにより異なります。

[更新]楽天モバイル正式対応iPhone iOS14.4以降で圏外表示が減るかも 使えるiPhoneとキャリア設定が必要
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