docomo系MVNOサービスのOCN モバイルONEについてプランや各種制限などを勉強しましょう。OCNの格安SIMは2014-2015年時点では最大のシェアを持つMVNOです。

*本記事の内容は古くなってきています。2021年にOCNモバイルONEの料金プランは大きくリニューアルされているため、新プランで契約する場合は最新情報を公式サイトで確認してください。


OCNの料金プランは決して業界で飛び抜けて安かったり、ユニークであるわけではありません。むしろ極めて平均的で、平凡です。しかし、他社に劣っているわけでもありません。バリエーションが多いわけでもなく、それでいてユーザーが多いというのは広告の力でしょう(笑) OCNの格安SIMはCMや広告がバンバン出ており、知名度が抜群です。そしてHPの解説の丁寧さ、企業としての信頼度が高いところがポイントです。

データ量の繰越も可能、短期利用量制限も撤廃されており、「ユニークさはないが、特に不満もないサービス」に仕上がっています。

OCNには通常の後払いではなく、先払いのプリペイドSIM(3種類、データ通信用のみ)もあります。

・期間型(50MB/日)・・・20日間のみ利用できるSIMカード

容量型(1.0GB)・・・1GB/3ヶ月後の月末まで利用できるSIMカード

・期間型(30MB/日)・・・30日間のみ利用できるSIMカード

*30MB/日タイプのSIMカードは、利用後に通常プランへの切り替え不可。他の2種類は申し込みをすれば通常契約に変更が出来ます。

プリペイドSIMはアマゾン上で公式ショップが販売しています。

SMSオプションはデータプランで120円です。留守番電話サービス300円、キャッチホン200円

SIMカードの追加は1800円/(1枚、データプラン用)・3000円(1枚、音声プラン用)です。容量シェアの追加は「1端末ごとに450円」。

追加チャージは110MB/170MBのデイリープランは500円で当日使い放題、その他プランは0.5GB/500円(追加分の有効期限3ヶ月)があります。

MVNOとしては一般的な印象です。ユーザー数が多いため都心部・混雑する時間帯は速度の低下が大きく、昼日中は1Mbps程度まで落ちることもしばしばあると聞きます。

OCNといえばインターネットプロバイダーとしての知名度がやはり高いでしょう。そのOCNのインターネットサービスを併用することで、格安SIMの料金プランが安くなる「OCN光モバイル割」というものがあります。

これはOCNのSIM開通後、マイページからOCN「光サービス」 のお客さま番号、と「OCN モバイル ONE」のお客さま番号を入力して、条件を満たす場合のみメールで案内が来ます。その後モバイル回線の料金が1回線ごとに200円、最大5回線分1000円が毎月の料金から割引されます。

OCNの3GB1100円というプランは極めて普通の価格ですが、これが「3GB900円」で利用できるならば最安値級になります(もっと安いところもあるにはあるのです)。もしOCNの回線を使っているのなら、OCNモバイルで合わせるのもアリでしょう。

MVNO OCNモバイルONE プラン・料金・システムまとめ