docomoから発売中の2017年夏モデルスマートフォン Galaxy Feel SC-04Jは、発売から1年以上が経過した2018年夏モデルまで含めてもドコモで最も長く使える最強の電池長持ちスマホ(ドコモが独自基準でテストした、実利用可能時間。スマホ毎の数値リストはこちら→「ドコモ端末 実利用可能時間ランキング」)モデルとなっています。

4.7インチという最近のスマホにしては比較的小さめ・HDの必要十分な解像度に抑えたディスプレイ・3,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、かつCPUの処理能力も控えめになっていますので、日常利用で長く使いたい人に最適な一台です。

最新機種ならばもっと高級で大容量なバッテリーを搭載した機種も他にいくらでもあるのの、高い処理性能・大きな大画面に電池を消費してしまうモデルがほとんどであるため、Galaxy Feelの電池の持ちには敵わないのが現状です。

画面を点灯させて何かの操作・通信をさせつづければ当然ながら相応に電池は減っていきますが、スタンバイ時の電池の持ちはハッキリと他機種よりよく持つ印象です。

デフォルトのままでもかなり長く電池が持つはずですが、もっともっと長く使えるような省電力設定を追求してみたい人のために、電池を消費しそうな項目をチェックしてみましょう。

先に公式サイトで端末の情報・価格などを見たい人はこちら→「Galaxy Feel SC-04J」/ SC-04Jの販売は終了しました

一括の節電設定

このあと個別の節電関連項目を列挙しますが、先にGalaxy Feelにはじめから用意されている省電力モードもチェックしておきましょう。

【設定方法】:画面上からスライドさせて表示出来る通知メニューショートカットの「省電力モード」というアイコンをタップするか、設定メニューから[端末のメンテナンス] → [バッテリー]のアイコンをタップ→ 各モードを選ぶ

選べるモードは標準・最大の2種類があります。最大にすると各種機能が強く制限されますが、各項目を細かく設定することも可能です。

CPU速度の制限は70%固定で、他の比率にすることは出来ないようです。制限状態でもSNSアプリ・ブラウザアプリの起動・閲覧くらいなら時に違和感無く動作しています。

一括設定で問題なければこの設定方法を使うのが良いと思いますが、各自に合わせた最適な使い方を模索したい人は以下の各種項目を一つずつチェックしてみてください。

BriefingとはGalaxy Feelの初期状態で用意されているニュースフィードウィジェットです。ホーム画面の左に配置されており削除することは出来ませんが、表示をオフにすることで自動更新による電池消費を抑えられます(アプリ自体の更新設定だけを止めることも可能)。

[設定方法]:ホーム画面の空欄スペースを長押し→ 左側にスワイプして、右上にあるスイッチをオフに

Galaxy Feelは比較的デフォルトのホーム画面に余計なウィジェットは配置されていませんけれど、出来る限り余計なウィジェット・アプリを置かないようにすれば消費電力が抑えられます。

・使わない時間はWi-Fiをオフに
・[Wi-Fi] → 右上の「詳細設定」から、[Hotspot2.0]の自動接続設定をオフに
・同上→ [スリープ中にWi-Fi接続を維持]を [充電時]か[常にオフ]に

・[Bluetooth]をオフに
・[NFC/おサイフケータイ設定] → [Reader/Writer,P2P]をオフに(デフォルトでオフ)
・[テザリング]をオフに(デフォルトでオフ)
・[位置情報]をオフに

・[その他の接続設定] → [近くのデバイスをスキャン]をオフに

・[通知をミュート]をオン (各種通知設定を個別で取捨選択出来ます)
・[タッチ操作音]をオフ
・[画面ロック音]をオフ
・[GPS通知]をオフ
・[充電時の音]をオフ(この項目はオンにしておいた方が充電時の接続ミスを防げるため変更しないほうが良いかも)

・表示されたアプリで必要なモノ以外をすべてオフに
・右上の[詳細設定]→ システムの各種通知設定を変更可能

・[明るさ]を許容できる最も暗い設定に
・[画面OFFの状態を維持]を・・・

この機能はオンのほうがいいのかオフのほうがいいのか、使い方次第です。オンにしておくと暗い場所(カバンやポケットの中)でディスプレイが点灯した際に5秒で消灯されます。オンになっていると明るさ・接近を感知するセンサーが動いているはずですので、その分の消費をどう考えるか。日頃から誤作動が多いと感じる人はオンにしておくべきでしょう。そうでないならオフでも良いと思います。

・[スマートステイ]をオフ
・[スマートアラート]をオフ

・[あんしんスキャン]をアンインストール(使わない場合)
・[しゃべってコンシェル]を無効化

その他不要なアプリはなるべくインストールしないようにしましょう。アプリによっては無効化・強制停止をするとシステムが不安定になって逆に電池消費が増えてしまうものもありますので、わからないところは触らない方が無難です。

・[Always On Display]をオフ


・[その他のセキュリティ設定] →[使用履歴へのアクセス] → 不要なアプリはオフに
・[その他のセキュリティ設定] →[通知へのアクセス]  → 不要なアプリはオフに
・[その他のセキュリティ設定] →[通知をミュート]の管理アプリ  → 不要なアプリはオフに

・[オートGPS]→ [オートGPS動作設定]のチェックを外す (位置情報がOFFのになっていれば動作しません)

・[ソフトウェアの更新] → [更新を自動的にダウンロード]をオフに

・[Playストア]のアイコンをタップ→ 左上の[≡]をタップ→[設定]→[アプリの自動更新]を一切しないに変更

*この状態ではアプリのセキュリティ・最新機能がすぐに使えないなどの弊害が出ます。必要に応じてアップデート情報はチェックしたほうが安全に使えることもありますのでよく考えて設定してください。


ここまでやればスリープ時にはほとんど電池の消費をしないレベルに到達できるはずです。このページの一番最初に出したスクリーンショットでは6時間に1%以下の消費に抑えられているため、計算上スタンバイだけなら20日(480時間)以上キープ出来るはずです。ドコモの公表値がLTE連続待受500時間ですから、それに近いはず。

実利用をしていて3週間も保つはずはありませんが、不要な機能・項目はなるべく削除・オフにして長時間利用が出来るように設定を変えてつかってみましょう。

Galaxy Feelを安く運用するためのプラン選び・維持費に関しては以下のページにまとめていますので、これから機種変更を考えている人は参考にどうぞ。

☆「最安月額280円でスマホ追加契約が可能”docomo with”(ドコモ・ウィズ)割引のお得な運用方法を解説

irumo
長く・安く使えるスマホGalaxy Feel SC-04Jをもっと、さらに長く使うための節電設定まとめ

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