1年前にGalaxy S8を端末購入サポートで買った人には最高のタイミングで値下げが始まりました。
NTTドコモは2018年夏モデルとして発売されていたハイエンドスマートフォン Galaxy S9 SC-02Kを3月20日の一括価格を約9万円値引きし、下取り無しで一括1万円~、旧モデルの下取りアリなら0円以下の負担で機種変更出来るように価格改定を行いました。
Galaxy S9 SC-02Kは5.8インチの大画面でありながらエッジディスプレイ・上下のベゼルが狭いデザインにすることで、古いスマホに比べて持ちやすいサイズ感を実現しています。ドコモスマホの中ではSC-02Kの重量161グラムは軽い部類に入り、スタンダードなハイエンドモデルとして高い人気があります。
画面サイズ | 5.8インチ | サイズ | 148 × 69 × 8.5 mm |
解像度 | 2960 × 1440 | 本体重量 | 161グラム |
CPU | Snapdragon 845 | メインカメラ | 12メガ 1.4μmピクセル F1.5/F2.4 Dual Apature |
RAM | 4GB | 防水/防塵 | 対応 |
ROM | 64GB | 定価 | 9.9万円 |
電池容量 | 3,000mAh | 発売当時の 実売価格 |
割引後 3.5万円 |
*より詳しいデータは公式HP(Galaxy S9 SC-02K)を参照。
Galaxy S9では旧モデルのGalaxy S8 SC-02Jに比べて、CPUの処理性能がアップ(SDM835→845)した点と、カメラが大幅に進化しています。
Galaxy S9には2018年モデルから採用された「可変式絞り機構」のレンズが使われています。通常はオートで絞りが切り替わりますので一眼レフカメラのように難しい設定を意識する必要は全くありません(マニュアルで切り替えることも可能。実際に「カシャ」と絞り部分が動く様子が見てわかります)。
カメラのレンズはシングル(Galaxy Note9は+ズームレンズによるダブル方式)ですが、暗い場所でも明るい写真を撮ることが出来ます。
上位モデルのGalaxy S9+はすでに2018年末時点で販売・生産を完了しており、大画面モデルのGalaxy Note9 SC-01Lの機種変更価格は2019年3月時点でも値下げされておらず、機種変更負担額は8万円です。それに比べて、Galaxy S9 SC-02Kは激安価格にまで下げられました。
Galaxy S9 SC-02Kの新機種変更価格
SC-02Kの 機種変更価格 |
発売当時 | 3/20~ 新価格 |
本体定価 | 99,792円 | 99,792円 |
月々サポート | ▲2700円×24回 | 対象外 |
一括値引き | 対象外 | −84,240円引き |
機種負担額 | 実質34,992円 | 一括15,552円 |
オンライン限定値引き | -5,184円引き | -5,184円引き |
オンライン特価 | 実質29,808円 | 一括10,368円 |
(2019年3月20日時点)
2018年夏の発売当時に比べて、機種負担額はおよそ1/3にまで下がりました。一括10,368円という価格は2019年3月時点で購入できるSnapdragon 845搭載のハイエンドモデルスマートフォンの中でも最安値(Xperia XZ2 Compactも同額)です。
旧モデルからの取り替えで0円以下負担に
今(2019年3月)からちょうど1年前、Galaxy S9の前世代モデル Galaxy S8 SC-02Jは、やはり同じくドコモ公式価格が変更されて一括25,920円で売られていました。
関連記事:ドコモ機種変更が安いGalaxy S8 SC-02J購入レビュー Antutuベンチスコア・Note8や旧モデルと比較
もし1年以上前にGalaxy S8を買っていたのなら、ドコモでGalaxy S8下取り→S9への機種変更をすれば、負担額0円以下どころか1万円分以上の還元まであります。
SC-02Kの定価 | 99,792円 |
端末購入サポート値引き | ▲84,240円 |
オンライン限定値引き | ▲5,184円 |
下取りプログラム | SC-02J(通常動作品) ▲22,000円 |
機種変更手数料 | ウェブ手続きで 2,160円→0円 |
SC-02Kへの取り替えコスト | 一括0円&マイナス11,632円還元 |
(各税込み。郵送下取り利用時は下取り代はdポイントによる後日付与となります。詳しい郵送下取りの方法・流れは「来店不要 ドコモオンラインショップ 郵送下取りの流れ・申し込み手順を解説」を参照)
ドコモの下取り価格は市場の相場価値に応じて変動していくものですが、2019年3月時点ではGalaxy S8は比較的高めの22,000円に設定されています。
(2019年3月時点のGalaxyスマホの下取り価格リスト)
今後Galaxy S8の下取り価格はどんどん安くなってしまうことが予想されますので、価値が高いうちにGalaxy S9へ交換してしまうほうがお得かもしれません。
1年間Galaxy S8を使い込み、バッテリーが劣化・傷や汚れが付いてしまっていても、画面さえわれていなければ電池交換や外装交換をするよりもS9へ取り替えてしまったほうが低コストです。
Galaxy S8(SC-02J)の白ロム買取相場
ドコモの公式下取りではなく、一般の白ロムショップで売却した場合の査定額を比較して、より高く売れそうな方を選ぶということも出来ます。状態が悪い(傷が多い)場合はドコモ公式下取りプログラムのほうが有利になりやすいですが、状態が良い・傷がない場合は白ロムショップに売ったほうが高く売れるケースもあります。
SC-02Jの状態 | 買取価格の目安 |
新品未使用 | 最大38,000円 |
Aランク (傷なし・美品) |
35,000円 |
Bランク (目立つ傷無し・美品) |
31,000円 |
Cランク (傷・使用感あり) |
19,000円 |
Dランク (目立つ傷、凹みあり) |
16,000円 |
(2019年3月22日時点、「ダイワンテレコム リアルタイム査定」より)
C/Dランク級の場合はドコモ公式の方が有利、傷がない美品クラスなら白ロムショップに売ったほうが高くなる可能性が非常高いです(査定は随時変動し、個別の商品によって変わります)。
Galaxy S8の性能は2019年春時点から見てもまだ十分にハイスペックと言えるものですが、下取りで負担なく新型モデルへ買い換え続けることでスマホ代金を節約するという考え方もあります。月々サポート・端末購入サポートの規定期間が終了しているのであれば買い替えたほうが通常はお得ですので、値下げされたドコモスマホを狙って機種変更検討をオススメします。