日本国内の3大携帯会社であるドコモ・au・ソフトバンクの通常基本料金プランに比べて、毎月の利用支払い料金が数割安く設定されていることで近年一気に利用者数が増えた格安SIM(MVNO)サービスを、もっと安く・賢く渡り歩くための2019年3月版キャンペーン比較をやってみました。

現在格安SIMサービスおよび携帯業界では「契約から”1年目だけ”」あるいは「○ヶ月×▲円の値引き」といった、期間限定系の値引きを実施するのが流行であり、値引き適用時の料金だけが過剰に大きくPRされてしまいがちです。

たとえ期間限定であろうと割引が無いよりはマシ、であるのは間違いないものの、本当に「節約になるかどうか」「お得かどうか」を判断するためには契約期間(2年更新および最低利用期間)に受ける事ができる割引額で比較しなければフェアとは言えないでしょう。最初の数ヶ月だけ安くても、途中から維持費が割高になり、そのまま支払額が増えてしまうのでは「格安SIM」に買い換える意味がありません。

ということで、2019年3月20日時点における、各MVNOサービスのキャンペーンから「基本料金の期間限定値引き」に着目して、各種サービス比較ランキングをチェックしてみましょう。

*ここでは「SIMカードのみの契約時に使える基本料金プランからの値引き」だけをピックアップします。スマホとセット購入を行うことで還元・割引額が増えるタイプ/他のサービスとセット利用で適用される値引き等を含めてしまうと比較条件がばらついてしまいますので、端末セット購入時の割引効果が高いサービスを知りたい場合は各社のセット販売キャンペーンページをご覧ください。

MVNO名 期間限定系特典/
総額節約効果
対象プランの
最低利用期間
対象契約種別指定/
割引適用時の維持費
IIJmio 1300円×3ヶ月引き
=最大3,900円分
12ヶ月 音声SIMのみ/
月額300円~
OCN モバイル ONE 320円×24ヶ月引き
=最大7,680円分
6ヶ月 音声SIMのみ/
月額1,280円~
nuro mobile 1,000円×12ヶ月引き
最大12,000円分*
12ヶ月 音声SIMのみ/(7GB~)
月額1,200円~
BIGLOBEモバイル 1,200円×6ヶ月引き
=最大7,200円分
12ヶ月 音声SIM(3GB以上)/
月額400円~
mineo 1180円×3ヶ月引き
=最大3,540円
設定なし** 音声SIM(6GBの場合)/
月額1,010円~
LINEモバイル 1390円×3ヶ月引き
=最大4,170円分
12ヶ月 音声SIM(3GBの場合)/
月額300円~
イオンモバイル 790円×3ヶ月引き
=最大2370円分
12ヶ月 音声SIM(4GBの場合)/
月額790円~

(それぞれ2019年3月20日時点で実施されているキャンペーン情報に基づいてまとめています。各割引には適用条件・申込み期間が指定されていますので、詳細は各社HPをご覧ください)

以上の「割引額」×「割引期間」の割引総額順に並び替えてみると、

1位:1.2万円引き nuro mobile (割引期間のまま最低利用期間まで行ける)
2位:7.7千円引き OCNモバイルONE (割引期間のまま最低利用期間まで行ける)
3位:7.2千円引き BIGLOBEモバイル
4位以下:総額2~4千円引き程度、最低利用期間まで割引が続かない

という結果になりました(mineoの場合、純解約をすれば短期解除料は発生しません)。必ずしも基本プランの値引きが大きいサービス=一番お得というわけではない(端末セットで買うと節約効果が高いサービス、ネットセットで安くなるサービス、家族割引があるサービスなどもあるため)ものの、”割引総額が大きい”nuro mobileおよびOCNモバイルONEは割引が長く続くため、頻繁にサービスを変更し続けるのが面倒な人向けと言えるかもしれません。

上記の比較で一部気をつけたほうが良い点があるため、重要な部分だけを以下で解説します。

nuro mobile契約のキャンペーンについて

nuro mobileのキャンペーンではドコモ回線/ソフトバンク回線、契約するデータ容量プランに応じて割引額・基本料金プランが変わります。上記比較に用いた値引きは最も一般的なドコモ回線/7GBプラン選択時の場合となります。

2019年3月31日まで、nuro mobileで音声SIMプランを新規契約すると7GBのデータ容量付きプラン 通常2,200円→1,200円(税別)で使うことが出来ます。

割引の金額が大きい点・割引適用をしたまま最低利用期間までずっと使い続けることが出来るという適用条件の使いやすさがnuro mobileの強みだといえるでしょう。

逆にnuro mobileの弱い点を挙げると、nuro mobileでセット販売されているSIMフリースマートフォンは他社に比べて種類が少なく(2019年3月21日時点でスマホは6機種)、機種値引きも弱めです。

なお、SIMカードのみの割引・料金はドコモ回線とソフトバンク回線でも異なるため、詳しくは公式HPを参照してください。

☆「nuro mobile公式サイト

mineo契約のキャンペーンについて

2019年3月時点で実施されているmineoのSIMカード契約キャンペーンでは、3GBプランと6GBプランが割引後に全く同じ金額になるように値引き額が調整されています。料金プランは途中で変更することも出来るため、今申し込むのなら絶対に6GBプランがお得です。

mineoの割引額は最大でも1,440円×3ヶ月=4,320円相当と少なめですが、他社と違って最低利用期間が無い(ただし契約後12ヶ月未満でMNP転出を行うと、手数料が1万円以上の高額請求になる)というメリットがあるため、サービスに満足できない場合はいつでも短期解除違約金無しで解約が可能です。

☆「mineo

イオンモバイル契約のキャンペーンについて

イオンモバイルの期間限定系月額料金値引きは対象のプラン・契約種別がやや複雑に設定されており、選ぶプラン・適用条件によって割引額が変動します。

本キャンペーンは、期間中に新たにご契約いただいた、イオンモバイルのタイプ1(NTTドコモ回線・au回線)およびタイプ2(NTTドコモ回線)の4・6・8GBプランが対象です。

イオンモバイルでは最小500MB~最大50GBまで非常に多くのプランを用意していますが、半額キャンペーンが適用されるのは4・6・8GBのプラン限定とされていますので注意してください。

OCNモバイルONE契約のキャンペーンについて

2019年3月31日時点において、OCNモバイルONEでは格安SIMサービスとしてはかなり珍しい「24ヶ月間」もの長期割引キャンペーンを実施しています。

 1ヶ月あたりの割引額は320円と、他社に比べて値引き額は小さいのですが・・・OCNモバイルONEの強みは月額割引ではなく、SIMフリースマホのセット割引(機種代金の値下げ)にあります。

2019年3月28日11時まで開催中の「新年度開幕直前スマホ市」では、SIMフリースマホが最安480円で買えます。そのあまりの安さに注文が殺到しすぎて売り切れ・在庫切れ多発・契約審査/配送遅延のトラブルが出るほどです。

スマホ市のセール価格例として、

・Mate20 Pro/ 一般価格12万円前後 → セット割引後59,800円
・nova 3 / 一般価格5万円前後 → セット割引後12,800円
・ZenFone Live (L1) /一般価格 1.68万円 → セット割引後 480円

(それぞれ税別価格、最大セット割引には音声SIM契約およびオプション加入など一部条件があります)

このようなトンデモ価格でスマホの安売りを実施している上に、さらに新生活応援割の320円×24ヶ月の月額値引きを併用出来るという期間限定のメリットがあります。

今回は「SIMカードのみの契約時に適用される割引部分」を比較するというコンセプトで紹介しましたが、OCNの本領はそんなところにはありません。せっかくOCNの音声SIMを契約するのであればスマホセットじゃないともったいないため、セール対象機種を是非手に入れておくことをオススメします。

☆「OCNモバイルONEの端末セットはコチラ

2019年春 格安SIM(MVNO)の料金値引きキャンペーン比較 割引額×期間の節約効果
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