エアコンによる電気代が高くなる時期こそ、ドコモでんきの出番です。

ドコモが提供する2022年に始まったばかりの新しい電気サービス「ドコモでんき」の加入検討をしている人向けに、ドコモでんきを使うメリット・デメリット、契約時に気になる点を解説していきます。

ドコモの電気サービス「ドコモでんき」は”ドコモが専用の発電施設を作って、送電する”というサービスではなく、「電力の小売自由化」によって電気の品質を買えることなく、利用料金に対してdポイントが貯まるというサービスです。

ドコモでんきには2種類のプランがあり、「ドコモでんきGreen」と「ドコモでんきBasic」をユーザーが状況によって選び、従来の電気会社に料金を支払うよりもポイント還元分おトクになるという仕組みがあります。

ただ、ドコモのでんきサービスを使う場合にはいくつかのメリット・デメリット・注意点がありますので、事前にドコモでんきの契約ポイントを把握しておきましょう。

ドコモでんきが契約できるエリア

NTTドコモの「ドコモでんきプラン」は、沖縄と離島を除く全国各地の電力エリアで利用が可能です。

北海道から九州まで、ほとんどの家庭でドコモでんきへプラン変更できます。

ドコモでんきが契約できるユーザー

ドコモでんきは前項の通り、沖縄・離島以外の電力エリア内であれば、ドコモの携帯電話・スマホ・ネット回線契約の有無に関わらず、誰でも・どこでもドコモでんき料金に変更可能です。

申し込みに必須であるのは「dアカウント」(無料でウェブから作成出来ます)のみです。

ただし、ドコモでんきへプラン変更することで100%料金が安くなる/お得になるわけではなく、ドコモでんきのサービスプランが各家庭に合うかどうかは、各自で判断が必要です。

ドコモでんきの節約効果/メリット

ドコモでんきの料金プランは「ドコモでんきGreen」と「ドコモでんきBasic」の2種類があります。

料金プラン名 電気料金 dポイント還元
Basic
(ベーシック)
基本料金/最低料金:
地域電力会社と同じ
電力量料金:
地域電力会社と同じ
最大3%
Green
(グリーン)
基本料金/最低料金:
地域電力会社+500円
電力量料金:
地域電力会社と同じ
最大10%

Basicプランの場合は、地域の電気料金から変更がないため、シンプルにポイント還元分が契約するメリットといえます。

つまり、「ドコモでんき」を契約しても月々の支払額自体が安くなることはありません(料金は各地域の電力会社の設定に依存するため)

Greenプランは電気利用量が多い、ドコモスマホプラン契約者かつdカードGOLDの契約者向けです。基本料金が500円高くなりますが、500ポイント以上もらえるのならGreenプランのほうが有利になります。

このように、「ドコモの料金プランを契約しているかどうか」/「dカードGOLDを持っているかどうか」、そして月々いくら電気料金を支払っているかによって、オトクさは変わります。

一般的な家庭の電気使用量(月額平均8300円くらいの支払い)の場合だと、

Greenプラン → 年間10,000ポイントくらい貯まる
Basicプラン → 年間3,000ポイントくらい貯まる

*最大ポイント還元時。どのくらいのポイントが貯まるのか知りたい場合は、ドコモでんきのサイトでシミュレーションが出来ます。ドコモでんきにはオール電化向けプランが無いため(2022年6月時点)、料金が割高になる場合があります。

ドコモでんきの初期費用

ドコモでんきの契約初期費用は無料です。基本的に追加料金は掛かりません。

ドコモでんきの利用期間/解約

ドコモでんきには最低利用期間・契約更新・違約金などのルールはありません。もしドコモでんきのプランが合わない場合、いつでも解約・他社のでんきプランに変更してもOKです。

ドコモでんきの申し込み方法

ドコモでんきを申し込むには、ドコモ契約者の場合は以下のアイテムを準備して、オンラインサイトで申し込み手続きをカンタンに行えます。

・dアカウント(ログイン必須)
・利用中の電気会社の供給地点特定番号とお客様番号

供給地点特定番号とお客様番号は検針票・ウェブサイトなどで確認出来ます。これがないと申し込み出来ませんので、必ず準備して調べてください。

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