ドコモの新料金プランブランド「ahamo」(アハモ)の電話かけ放題・通話の料金の仕組み・オプションサービス、そして通話料金を無料で使う契約テクニックを解説します。

ドコモの新料金プラン・ahamo(アハモ)では、古いドコモ携帯電話プランサービスにあったような「無料通話分」(○○円分無料)はありません。そのかわりに、ahamo基本料金プラン自体に「5分までの国内通話は無料」というサービスが含まれています。

携帯3大会社が2021年春から開始した3つのプラン「ahamo」(ドコモ)・「povo」(KDDI)・「LINEMO」(SoftBank)のうち、基本料金に5分通話無料サービスが含まれているのはアハモだけです。

主なサービス ahamo(docomo) povo(au) LINEMO(SB)
月額基本料金 2,970円/月 2,728円/月 2,728円/月
使えるギガ容量 20GB 20GB 20GB
通話料金 5分以内無料通話 従量課金 従量課金
通話オプション かけ放題+1,100円 5分以内 +550円
かけ放題+1,650円
5分以内 +550円
かけ放題+1,650円
キャリアメール 無し 無し 無し

(2021年5月時点)

他の新ブランドプランでは5分かけ放題通話サービスは別料金オプションとして用意されており、契約時に申し込み(及び加入後に変更も可能)が必要です。

アハモプランの場合は、何も考えず基本プランを申し込むだけで5分以内無料通話が付いてくる、という仕組みです。

これは逆に言うと、アハモだけは通話のかけ放題サービスオプションを完全に外すことが出来ない状態になっているとも言えますが、通話に関して料金を気にしたくない・これまでドコモや他社サービスでかけ放題オプションを使っていたユーザーには、特に問題無いでしょう。

ただ、もっとたくさんの通話を無料で使いたいと考える場合は、アハモのかけ放題オプションは+1,100円の追加料金が掛かってしまいます。

これを回避するため、iPhone 12でも使える「デュアルSIM機能」を使った”ahamo+Rakuten UN-LIMIT 0円回線”運用の節約術が使えます。

電話番号もそのまま、楽天モバイルの無料通話回線を追加

楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」は2021年4月より、Apple iPhoneシリーズに正式対応しました(対象のモデルかつ最新のOS/キャリア設定のアップデートが必要。詳しくは「楽天モバイル iPhone正式対応状況」を参照)。

楽天モバイルの料金プランでは利用するデータ通信容量(ギガ)が毎月1GB未満であれば、基本料金は永久無料です(一人1回線目のみ)。

 

そして、iPhoneに5分以上の通話でも料金が無料になる公式アプリ「Rakuten Link」を入れて通話を行えば、通話かけ放題状態であっても楽天モバイルの回線料金は0円を実現可能です。

*Rakuten Linkを使わずに通常アプリからの通話、一部無料対象外電話番号(ナビダイヤルなど)だと料金が発生します。

最新のiPhoneでは1台の電話の中に2つの電話番号(回線)を同時に入れて使える「デュアルSIM」機能があるため、アハモプランと楽天モバイルプランの両方を契約して「通信はアハモ回線」+「通話は楽天モバイル」で使い分けることで、以下のような料金節約が出来る裏技になります。

アハモのみで利用した場合 アハモ+楽天モバイルで契約
通信量 20GBまで 
基本料金 2,970円
通信量 20GB+1GBまで 
基本料金 2,970円+ 0円*
かけ放題オプション
有料+1,100円
通話かけ放題
Rakuten Link利用で0円
月額料金 4,070円 月額料金 2,970円*

*楽天モバイルのデータ通信を1GB以上使ってしまうと楽天回線側での料金請求が発生します。

この節約術のキモは、「データ通信をアハモ回線だけで賄い、楽天モバイルのデータ通信量を使わない(1GB以下にする)」ことで楽天モバイルの基本料金を0円に抑えつつ、Rakuten Linkアプリ経由の通話かけ放題の恩恵を受ける、という点にあります。

2つの回線を契約する手間・Rakuten Linkアプリを使う手間はありますが、料金を気にせず通話を掛けることが出来て毎月1,100円の節約・年間で1.3万円もの節約効果期待出来ます。

*これまでドコモや他社で使ってきた電話番号をメインにしたい場合は、楽天モバイルへMNP(乗り換え手続き)+アハモ回線を新規番号で契約すればOKです。ただしこの場合はドコモの2年契約更新月以外の手続きで違約金が生じる可能性があります(docomo→ahamoの変更時には更新月以外でも違約金は留保されます)。

対応するiPhone(およびデュアルSIM対応のAndroidスマホ)であれば、2つの電話番号(回線)で通信/通話をどちらの回線で利用するか事前設定が出来ます。

この設定により、インターネット通信にアハモ回線を優先設定しておけば、楽天モバイル回線のデータ通信料金が発生することを防ぐことが出来ます。

そして5分以上の長い電話をする時はRakuten Linkアプリを使うようにすれば(5分未満であればアハモ回線の通常電話アプリから掛けても無料)、事実上アハモプランの料金のみで電話もかけ放題になります。

この使い方が出来るiPhoneは、アハモでも購入可能なiPhone 11のほか、2018年発売のiPhone XS以降のモデルとなります(SIMロックが掛かっているキャリア版の場合、SIMロック解除手続きが必要なことがあります)。

iPhoneで利用する場合、アハモ回線をnano SIMカードで利用+楽天モバイル回線をeSIMで契約する必要があります(アハモのeSIMは現在未提供(検討中)。楽天モバイルeSIMの利用方法・設定方法はこちら。両方をnano SIMで使うことは国内モデルiPhoneでは出来ませんので注文時に注意してください。

iPhone X/iPhone 8/iPhone 7,6sなどの古いiPhoneではこの節約術は使えません。デュアルSIM対応モデルを持っていない場合は必要に応じて楽天モバイルのiPhone12購入契約キャンペーン(最大20,000円相当還元)やアハモ契約時にiPhone 11(約4.9万円~)を購入するのがオススメです。

☆「アハモ(ahamo)公式サイトでiPhone 11の料金・値引きをみる

楽天モバイルの契約手数料は無料、最低利用期間や解約金もありません。さらに今なら契約特典として5,000円分のポイントも貰うことが出来る上、3ヶ月間はデータ通信1GBを使っても無料のお試し期間もあります(2021年5月時点のキャンペーン情報)。

「2つも携帯電話番号を利用するのは不安」という場合でも、このお試し期間だけでも利用してみて、「アハモ+楽天モバイル0円維持回線」の便利さを体験してみましょう。

もし実際に使ってみて「楽天モバイルの回線が必要ない」あるいは「アハモ回線すら必要ない」と感じれば、楽天モバイル回線だけを残して料金節約をすることも視野に入れて、料金見直し・回線見直しをしてましょう。

さらに同じ節約術はpovo, LINEMO+楽天モバイルの組み合わせでも出来ます。デュアルSIM対応のiPhoneやスマホを持っていれば将来ahamo以外のサービスを使いたくなった場合にも有効ですので、「デュアルSIM運用の節約テクニック」は今後いつでも役に立つ知識になります。

*楽天モバイルのポイントプレゼントには条件があります。詳しくは公式サイトのキャンペーン適用条件を良く確認してください。

ahamoかけ放題の料金-5分超の通話料金を無料にする方法(iPhone12対応)/楽天回線デュアル運用
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