まさかminiがこんなに突然出てくるなんて・・・

Appleは2019年3月18日深夜、突如として新しいタブレットモデル iPad Air(10.5インチ)とiPad mini(7.9インチ)の新製品情報を公開しました(→ドコモでの予約受付、発売日の確定情報追加しました。19日夕方時点で3キャリアすべての価格・予約開始日程が判明しています)。

2019年iPad miniはなんと、ついに「Apple Pencil」に対応します。

(iPad mini(5th)とApple Pencil)

もともとアップルのサイトでは2019年”3月26日”に何らかの発表イベントを実施すること自体は事前案内されていました。iPadの新機種の存在もさまざまなリーク情報や憶測情報では出ており、特にケースやフィルムなどのアクセサリー類から予測される新製品情報もありましたので、2019年モデルのiPadが発売されたことは驚きに値しませんが、発表会よりも前に登場するとは思いませんでした。

2019年モデルのApple iPad miniの正式名称は「iPad mini 5」ではなく、単に「iPad mini」とされています(アクセサリーのページでは一部(第5世代)の公式表記も見られます)。旧モデルと区別するために実際にドコモやソフトバンクのショップで販売される際には第5世代 iPad miniや iPad mini(2019年モデル)というような名前が使われる可能性がありますが、ここでは「iPad mini(2019)」として記載していきます。

iPad mini(2019)とiPad mini4の比較

iPad mini 4は2015年に発売されたモデルです。iPadミニモデルとしては実に3年ぶり以上の新製品となる2019年モデルの新型iPad miniでは驚くほど性能がアップしています。

おなじ「mini」シリーズであり、7.9インチというサイズはまったく同じです(重量はわずかに異なる)。なお、iPad mini 4は2019年モデル発表と同時に公式HPから情報が消えましたので、今後はすべて新型への販売に切り替わるようです。

項目 新型iPad mini
(2019年モデル)
iPad mini 4
(2015年モデル)
画面 7.9インチ Retina
(2048×1536)
True Tone
7.9インチ Retina
(2048×1536)
サイズ 203.2×134.8×
6.1mm
重さ308.2グラム/300.5グラム
203.2×134.8×
6.1mm
重さ304グラム/298.8グラム
チップ A12 Bionic A8
メモリ 非公開
(3GB*)
非公開
(2GB)
ストレージ 64/256GB 16/64/128GB
カメラ (背面)8メガピクセル f/2.4
(前面)7メガピクセル f/2.2
(背面)8メガピクセル f/2.4
(前面)1.2メガピクセル f/2.2
Apple Pencil 対応
(第1世代)
非対応
ホームボタン Touch IDセンサー対応 Touch IDセンサー対応
3.5mm
ヘッドホンジャック
あり あり

(*メモリ容量は当サイトでベンチマークソフトを使って実機(MUQX2J/A)で確認したもの)

Face TimeHDカメラでは720pHDビデオ撮影から1080p HDビデオ撮影へアップグレードもされています(すべての仕様はアップル公式サイトを参照ください)。

iPad mini(2019)はApple Pencilに対応しますが、第2世代ではなく第1世代モデルでの対応となります。

☆「Amazon Apple Pencil(第1世代)の価格をみる

A8チップは発売当時の時点で1世代古いiPhone 6, iPhone 6 PlusやiPod Touch(第6世代)、Apple TV(第4世代)などに搭載されていたチップと同じです。

2019年モデルのiPad miniにはiPhone XS, iPhone XS Max, iPhone XRと同じA12チップが採用されており、その処理速度はおよそ3倍にまで劇的な進化をしています。iPad mini4も大変人気があった機種ですが2019年時点においてはさすがにスペックに見劣りが発生していましたので、「外観・サイズをそのままに、中身だけ大幅アップグレード」を行ったモデルがiPad mini(2019)と考えて良さそうです。

iPad mini(2019)の価格・発売日

新型iPad mini(2019)の価格および発売日はアップルストアにて発表と同時に案内されています。

19日午後、ドコモモデルの価格も確定しました。

☆「ドコモ iPadシリーズの価格をみる

iPad mini(2019)の発売日は2019年3月30日(キャリアの場合)に設定されているようです。過去事例ではAppleの新製品は毎年9月に発表・発売されることが多くありますが、iPhone SEは同じく3月31日(2016年)に発売されていました。

ただし、現時点(アップル発表直後)ではまだドコモ・au・ソフトバンクおよびアップルストア店頭での取扱・発売情報は出ていませんので、確定情報が入り次第追加更新でお知らせします。

通常アップルの新発表(主に新型iPhone)後には日本時間で同日中(よって2019年3月19日中)には各キャリアが発売予定・取扱予定を告知します。

ドコモの新型iPad mini(第5世代)の予約方法

ドコモ取扱確定情報:ドコモでは新型iPad miniの事前予約を2019年3月20日10時より開始、3月30日に発売することを発表しました→「NTTドコモ 2019年3月19日リリース 新型iPad mini取扱・予約受付・発売について

2019年3月20日、ドコモ新型iPadの予約受付ページが公開されました。以下のページにアクセスすると、直接新型iPadの予約が出来ます(予約にはdアカウントが必要です)。

☆「https://www.nttdocomo.co.jp/ipad/purchase/onlineshop/」(販売/予約受付中)

予約ページを開き、欲しいモデル(iPad Air(第3世代)またはiPad mini(第5世代))と容量(64GBモデルと256GB)モデル)を決めて、予約をすることが出来ます。

なお、予約後はモデルだけの変更は不可能です。容量や色を買えたい場合には一旦予約をキャンセルし、再予約が必要となります。もちろん再予約の場合は予約順位が最後尾になってしまいますので、よく色・容量を吟味してから注文を出してください。

参考 iPad mini4のキャリア価格

2019年3月18日時点の各社のiPad mini4(2015) 128GBの価格情報を新型モデルの比較参考用にまとめておきます。

iPad mini4の価格
(128GB/Cellular)
定価 割引後価格
ドコモ 76,464円 一括6,480円
ソフトバンク 61,200円 0円
au 65,880円 5,520円

(各税込み、割引には各種適用条件があります)

iPad mini4 128GBよりも新型iPad mini(2019) 64GBのほうが若干高くなる可能性もありますが、大きく性能がアップしたことを考えればiPad mini4では今後OSのアップグレードも長くは継続しなさそうなことを考慮して、新型を選ぶことをオススメします。

Wi-Fiモデルは3月28日発売?

2019年3月19日昼時点において、ビックカメラでは新型iPad AirおよびiPad miniの発売予定日を”2019年3月28日”としています。

SIMフリー・セルラーモデルの取扱いはビックカメラ.comでは行われませんが、Wi-Fi専用モデルの場合アップルストアよりビックカメラで予約したほうが早く受け取れる可能性が出て来ました。

ソフトバンクがiPad mini5の価格発表

2019年3月19日、ソフトバンクが3キャリアで最初に価格を発表しました。

SB iPad mini
第5世代価格
64GB 256GB
本体定価 65,520円 83,520円
月月割 -2520円
(総額60,480円)
ー2,550円
(総額61,200円)
実質負担額 月々210円~
(総額5,040円)
月々930円~
(総額22,320円)

(2019年3月19日時点、各税込み)

auもiPad mini5の価格発表

3月19日午後、SBに続きauでも価格発表がありました。

au iPad mini
第5世代価格
64GB 256GB
本体定価 79,560円 96,840円
毎月割 -3,085円
(総額74,040円)
ー3,085円
(総額74,040円)
実質負担額 月々230円~
(総額5,520円)
月々950円~
(総額22,800円)

(2019年3月19日時点、各税込み)

auでは2019年3月20日午前9時よりウェブ予約受付を開始すると告知が出ています。

Apple 2019年新型iPad miniを発表!発売日・ドコモでの販売開始はいつ?iPad mini4比較

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