スマホ回線を複数同時に契約する場合、「利用者登録」という処理をしないと電話を売ってくれないことがあります。auで一人でたくさんのスマホを使いたい方や、家族分のスマホを代表者一人だけの名義で契約したい場合には、キャリアごとの利用者登録ルールを抑えておきましょう。

まず、利用者登録なしで通常通りに契約できるのは「同時に2回線まで」です。auでブラックリストにでもなっていない限り、2回線分は誰でも契約が通るはずです。3回線同時の契約の場合は利用者登録が求められます。

「ルール1」によりソロプレイヤーが同時契約が出来るのは2回線までなのですが、既存回線に対して2ヶ月分の支払い実績があると、追加の契約が出来るようになります。料金の締め日のタイミングにもよりますが、2回線を契約した後、約2~3ヶ月すると3回線・4回線目が購入できるようになります。

auの場合は「デュアル回線」とも言いますが、auで1名義当たり同時に契約できる音声回線は最大5本までです。ルール1および2をクリアしても、5回線を超えて契約することは不可能です。

例えば初めてauで契約するファミリー(A&Bさん)の場合、Aさんのみの名義で同時契約出来るのは「Aさん本人分2回線+Bさん利用者登録分1回線」までです。通常であればBさんはもう1回線契約出来そうにも思えますが、利用者登録で追加できるのは1回線のみとのことです(2015年3月時点でショップに聞いた話です)。

Bさんの名義も使うのであれば、「Aさん本人分2回線+Bさん本人分2回線」の合計4本を通すことが出来るはずです。

auの利用者登録では、登録者の本人確認書類があれば、家族が代理で登録することが可能です。ただし、これはすべてのショップで共通ではないようで、「必ず利用者本人同伴」としているショップもあります。au的には本人同伴でなくても良いとしているみたいなので、ショップ独自のルールとして利用登録者本人の同伴を求めているものと推測されます。もし「本人同伴必須」と書かれているのなら、大人しく利用者に付いてきてもらうのが良いでしょう。ショップのホームページに何も注意書きがなければ、基本的に同伴は必要ありません。

なお、「利用者登録」ではなく、家族による「代理契約」の場合は本人確認書類だけでなく、委任状が必要になりますので混同しないように気をつけてくださいね。

☆「au 利用者登録制度

☆「au 委任状(PDF)

auの公式オンラインショップを利用する場合は委任状は不要(本人確認書類があれば、家族が入力しても同じ)です。契約種別は新規・機種変更・MNPすべての申し込みが可能です。

☆「au Online shopで注文をする

複数契約をするときには注意 auの利用者登録(同時契約数)ルール

2 thoughts on “複数契約をするときには注意 auの利用者登録(同時契約数)ルール

  • 2015年8月28日 at 9:44 PM
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    今更な感じなのですが、
    Aさん本人2回線+Aさん名義でBさん利用者登録1回線
    +(Aさん名義でCさん)←この人も1回線行けるんですか?
    パパ2回線+ママ+子で4回線okなのでしょうか?

    • 2015年8月29日 at 8:04 AM
      Permalink

      今のauは利用者登録を含めても同時3回線が限度なので、ご質問の組合せはたぶん通りません。SBなら出来るのですが^^;
      3人家族の名義をそれぞれ使うなら最大で9回線まで同時に契約出来ますので、4回線を同時契約するなら最低でも2人分の名義を使わないと難しいですね。

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