日本では2026年5月21日発表の新型スマートウォッチ 「Huawei Watch Fit 5」の実機レビューです。

Huaweiのウォッチ型デバイスのうち、最もスタンダードな「Fit」シリーズの2026年モデル「Watch Fit5」は、前モデル「Watch Fit4」のリニューアルモデルです。ファーウェイはすでに2026年モデルのスマートウォッチデバイスとしてエントリーモデルの「Huawei Band11シリーズや、ランナー向けの上位スポーツ向けスマートウォッチ「Huawei Watch GT Runner2も発売済み。今回紹介する「Huawei Watch Fit5」のほか、上位モデル「Huawei Watch Fit 5 Pro」もあり、ラインナップを更新しています。

ファーウェイのスマートウォッチシリーズはほぼ毎年新しいモデルが出るのですが、”どの世代を選ぶか”では無く”どのシリーズを選ぶか”が重要です。

(2025-2026年のHuaweiウェアラブルデバイスシリーズ)

2026年5月発売の新作「Huawei Watch Fit5」は、基本的に旧モデル「Fit4」シリーズの仕様を引き継いでいます。外観のデザインや仕様・各スペックにいくつかの変更は加えられていますが、劇的な変更・進化や新機能追加はほぼありません。よって、旧シリーズのFitシリーズに満足している人の買い替え/Bandシリーズで物足りなくなった人のアップグレード、あるいは他社スマートウォッチからの乗り換えがメインとなるでしょう。

ファーウェイのスマートウォッチは”使いたい機能”・”やりたいこと”に合わせてシリーズを選ぶ必要がありますので、最新の2026年モデル Huawei Watch Fit5で出来ること/出来ないこと、歴代Fitシリーズとの違いをメインに実機での使い勝手を紹介していきます。

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*本レビューは2026年5月21日時点のソフトウェア・デモ機で確認したものです。ウォッチのシステム更新によって画面の見た目や機能が変更されることもありますので、最新情報は公式HPの表記も確認してください。

2026年時点 Huaweiスマートウォッチのラインナップ/Fit5のポジション

2026年5月時点のファーウェイスマートウォッチシリーズを分類するならば、

モデル名 分類
Huawei Band 11シリーズ 最も安いスマートウォッチ
Huawei Watch Fit5/5 Pro スタンダードなスマートウォッチ
Huawei Watch 5(2025年モデル) 高性能なスマートウォッチ
Huawei Watch GT6/6 Pro(2025年後期モデル) ゴルフ機能・頑丈なスマートウォッチ
Huawei Watch GT2 Ruuner ランナー向け高精度GPS搭載スマートウォッチ
Huawei Watch D2 血圧測定機能付きスマートウォッチ
Huawei Watch Ultimate2 最高級スマートウォッチ

となっており、すべてのシリーズが1年以内にモデルチェンジをしています。

いずれの製品も大雑把に括ればぜんぶ「スマートウォッチ」なのですが、利用できる機能と価格帯には差があります。高級なモデルではたくさんの機能が搭載されている傾向にはあるものの、「値段が高いモデルなら快適に使える」というものではありません。自分に必要な機能/不要な機能がはっきりしている人は、必要十分な機能を搭載したモデル/シリーズを選び、コスパの良いデバイス運用が出来るようになっています。

2026年モデルのHuawei Watch Fit5はシリーズ中で最も”普通”なスマートウォッチです。一般的な「スマートウォッチで出来ること」でイメージされる機能を網羅しています。

・iPhone/Androidスマホとの接続/各種通知連携

・100種類以上のワークアウト測定

・心拍数記録/血中酸素濃度測定/睡眠データ記録

・ウォッチ本体のみでのGPS(位置情報)測定

・音声レコーダー機能

・5ATMの防水機能

・ウォッチ本体に音楽を保存して再生

Huawei Watch Fit5は比較的軽量/薄型のスマートウォッチなので、睡眠時まで装着しっぱなしにして健康管理に使うことも可能です(より軽量という意味ならBandシリーズのほうが睡眠測定にはオススメ)。

次の機能はWatch Fit5では出来ない/もっと高性能・高機能なモデルがある仕様です。

・ウォッチのみでの通話/通信機能なし(→Watch 5なら可能)

・おサイフケータイ機能なし(→Huaweiのスマートデバイスで使える機種は無い)

・血圧測定機能なし (→ Watch D2なら可能)

・ゴルフ向けの上位機能 (→ GT6/GT6 Proにより豊富な機能あり)

上記の機能/仕様を求めるなら、Fitシリーズではないモデルを選ぶ必要があります。

Huawei Watch Fit5とFit4の違い

2026年モデルの新型Watch Fit5と型落ち Fit4は、マイナーチェンジモデルの関係にあります。

どちらも1.82インチのディスプレイを搭載しています。本体のサイズは少し変更・ケースのデザインも少しだけ変わっているのですが、実際に利用してみて差を感じるほどではありません。本体重量も約27グラムで同じです。

(ダイヤル/ボタン周辺のデザインが少し違う/背面のセンサー配置も変更)

カラーラインナップは変わっています。

Watch Fit5 Watch Fit4
Green-Grey Nylon Strap
Purple Fluoroelastomer Strap
Green Fluoroelastomer Strap
(今回レビューしているモデル)
White Fluoroelastomer Strap
Black Fluoroelastomer Strap
グレー・ナイロンベルト
ホワイト・フルオロエラストマーベルト
パープル・フルオロエラストマーベルト
前回レビューしたモデル
ブラック・フルオロエラストマーベルト

フルオロエラストマーはすべすべとした合成樹脂で、通気性はありませんが汗や汚れに強く、使用後に水で丸洗いして清潔に保ちたい場合に向いています。Fit4/Fit5でバンドの仕組みも共通です(互換性あり。Fit4のバンドをFit5に使いまわすことも可能)。

充電は専用のマグネット式ケーブル(無接点型のワイヤレス充電)が付属しており、Watch Fit4用と全く同じです。FIT4に比べて約18%バッテリー容量が増えています。充電時間は約60分と早くフルチャージ出来ます(充電器/ケーブルは付属しますが、電源アダプタは同梱されていませんので別途購入が必要)。

利用可能な機能にも大きな違いはありません。バッテリーの持続時間もほぼ同等です(通常利用で約10日間、ヘビーユースで約7日間)。

新機能としては、

・転倒検知
・ミニストレッチ
・本体保存容量64GBにアップ
・睡眠安定性測定
・テニスのラリー数データ測定(専用アプリが必要)

といったものがあります。本体の容量アップ以外は、どの程度メリットがあるかは使い方次第でしょう。データ容量がアップしているため、ウォッチ本体にたくさんの音楽データを入れたり、オフラインのマップ(地図)を保存して位置確認を出来るメリットがあります。

この他に違いを感じられる部分は、ディスプレイの最大輝度くらいです。ディスプレイの明るさは通常状態ならほぼ違いは無いものの、最大の明るさに調整した場合に、Fit5のほうがより明るくなります(2000nits→2500nitsへアップ)。

(ライト機能で最大にした場合。右がFit5)

最大輝度が上がったことで、直射日光下などで画面が見やすくなっています。

*より詳しい仕様の差はメーカーサイト等を参照ください。

Huawei Watch Fit5とジョギングしてみた

Huawei watch Fit5は「本体のみのGPS測定」+「本体に音楽を保存して再生(イヤホンにBluetoothで接続再生)」が出来るため、スマホ本体を持ち運ぶことなく音楽を聴きながらジョギング・ウォーキングをしたい人に最適です(この使い方が出来る、Huawei watchシリーズの中では最も安いモデルと言える)。

GPSが無いBandモデル(Pro除く)では、移動距離が正確に測定できない/本体のみでの音楽の再生もできませんが、Fit5なら出来ます。

Watch Fit5にはたくさんのワークアウト(運動の種類/エクササイズ)が初期設定されており、測定したいモード・よく使うモードを並び替えておいたり、右下の物理ボタンにショートカットを割り当てて、すぐにランニング測定へ切り替える事もできます。

GPSで位置情報を行う場合、ワークアウト画面を起動すると数秒程度でGPSと心拍数の測定が始まり、運動を開始出来ます。運動中にはタイム・移動距離・心拍数・走行ペースなどさまざまな情報を表示できたり(カスタマイズも可能)、ラップタイムごとにペースを読み上げたり、心拍数が上がりすぎた場合にアラート出したりと、ジョギング/ランニングのアシスタント機能が使えます。高精度なGPSにより、走っている最中のスピード/ペースもほぼリアルタイムで確認しながら、走るペースを調整可能です。

スマートフォンと連携していれば、運動後にスマートフォンと近づいたタイミングで運動データが自動転送・同期され、詳細な運動データをスマホ画面(Healthアプリ)で見ることが出来ます。

ウォッチの画面では直接表示できないような、リアルタイムな走行ペースや運動強度、標高データ、心拍数のグラフ、ランニングフォーム(接地時間/左右のバランス/垂直振動)などの確認も可能です。

アプリ上には測定したデータが永続的に保存されますので、運動能力や体力の向上をデータで振り返る事もできますので、ダイエット・運動能力向上のモチベーションとしていろんな数値を気にしながらスポーツに取り組みたい人は確認してみる価値があります。「以前よりも早く走れる・長く、楽に走れるようになった」ということが数字でハッキリと分かるので、運動習慣が無い人にこそHuawei watch Fit5はオススメです。

なお、ジョギングやウォーキングを軽く行うだけでなく、より本格的にランニングに取り組む・スポーツでハードに使いたいという場合は、もっと電池持ちが良いHuawei watch GTシリーズなども比較検討しましょう。

(左 Watch GT6/右 GT Runner2)

GTシリーズはWatch Fitシリーズと違い、丸形のディスプレイを採用しています。デザインもFitシリーズとは全く異なるため、このあたりはファッション性・好みなども考慮して選んでみるのも良いでしょう。

Huawei Watch Fit5含む各スマートウォッチシリーズは、ファーウェイ公式サイトのほか、Yahoo!ショッピング店・楽天市場店でも取り扱っていますので、使いやすいサイトで注文出来ます。

[実機レビュー]2026年モデルHuawei Watch Fit5実機-Fit4と比較、スタンダードな健康管理向けウォッチデバイス/PR