1月12日にau2016年春モデルの新機種が発表されましたが、特に目を惹く「Quaシリーズ」、そのタブレットモデルです。既存のQua Tab 01(KYT31)は新規一括0円で購入できる激安タブレットになりましたので、「Qua Tab 02」にも期待が出来そう・・・でしょうか。発売は2016年2月が予定されていますが、
旧モデルは8.0インチサイズでしたが、新型Quatab 02は10.1インチ（1920×1200ドット）のワイドサイズになりました。auから発売される10インチサイズのタブレットは2015年夏モデルのXperiaZ4 Tablet SOT31, その前はGalaxy Tab S SCT21となり2014年モデルになります。
今気づきましたが、型番が「HWT」ということは、製造メーカーが京セラからHuaweiに変わったのですね（auの命名ルールについてはこちら）。公式には「auオリジナルブランド」とされているのでメーカー名は出ていませんけども。
Qua Tab 02はXperia Z4 Tabletに比べると性能は抑えめです。CPUにはMSM8939（Snapdragon615）というチップを使っていますが、これは一般的にミドルスペックのスマホ・タブレットに搭載されるものです。Quatab 01も同じSoCですね。動作周波数は1.5+1.2GHzのオクタコアなので処理速度は一見速そうですが、そこはミドルクラスレベルということになりそうです（通常利用に支障はないとは思いますが）。
本体の重量は486グラム。10インチタブレットとしては標準くらいです。重くもないですが、これといって軽くもないでしょう（SOT31は393グラム）。
残念なのは、防水・防塵に非対応になってしまったことです。8インチ版キュアタブは防水仕様だったので面白みがありましたが、非防水だとお風呂や水場で使うことは危険です。ワンセグ・フルセグもありませんので、他に特徴もない至って普通なタブレットです。
販売価格はまだ発表されていないようですが、低価格で4万円前後・毎月割を適用した実質価格で1万円前後でもなければ、QuaTab01の方が便利かな、と思います。旧モデルQua Tab 01にしても一部ロットで本体からディスプレイがまるごと剥離してしまうというトラブルも発生していると聞いていますので、発売後しばらくは様子見が良いのかもしれません。
将来の安売り・投げ売りに期待しましょう。
