*以下の情報はすでに古くなっています。現在では「ワンストップMNP」や「eSIM」による即開通が可能となり、普通期間・SIM配送の待ち時間などが省略できるようになっています。
キャリアの料金が高くて格安SIMに番号をそのままに乗り換えたい!でも、「格安SIMへ契約変更をする場合、数日間くらい電話が出来ない期間が出来てしまう」という不便さがありました。
しかし、昨今では携帯キャリア(MNO)からMVNOへの転入する場合にも、不通期間がほとんど発生せずに切り替えられる方法に対応したサービスが増えています。
スマートフォンや携帯電話を何台も持ち歩いているような人種はともかく、メインの携帯は一時期でも連絡ができなくなってしまうと困るという方は下記のサービスから選んで見ると良いでしょう。
サービス名 | 回線* | 最安音声プラン | 切替方法 | 不通期間** |
mineo | a,d | 1310円~ | web | 1時間程度 |
UQ mobile | a | 1680円~ | Web | すぐに |
IIJmio | d | 1600円~ | 電話 | 数時間後 |
b-mobile | d | 1300円~ | Web | 1時間以内 |
* a=au回線、d=docomo回線を利用した格安SIMサービスです。
** 不通期間に関する表現は、各サービスの公式のものから【最短のケース】を抜粋しています。混雑具合や処理状況でタイミングは前後する可能性があります。
上記以外にも即日切り替えサービスに対応したサービスはありますし、どんどん増えています。
即日MNPするための手続きについて
新規契約で格安SIMを利用開始するためには、【1.申し込みをする】⇒【2.SIMを受け取る】⇒【3.スマホに挿して使う】、という極めて簡単な方法で利用が開始できますが、MNP(のりかえ)の場合は、乗り換え元⇒乗り換え先への【回線切り替え作業】が発生します。
この即日のりかえタイプのサービスでは、【サポートに電話する】また【ネットからの申請】で切り替えの実行が行われるサービスがほとんどです。切り替えるタイミングは自分自身で選べますが、MNP予約番号の有効期間と切り替えて続きが出来る時間がサービスごとに決まっています(どのサービスも24時間自由に出来るわけではありません)。
切り替え手続きを行うタイミング次第で、開通が翌日になることもあるので気をつけてください。
細かい手続き方法はサービスによって微妙に異なりますので、各自公式サイトで確認してくださいね。
自動でのMNP切り替え申し込みについて
一例としてあえて即日切り替えではない例を挙げておくと、楽天ではMNPの場合のSIMカードの配送日時が指定でき、【指定したSIM到着日の2日前から利用不可になり、SIMが到着したときには切り替わっている】という方法を採っています。この場合はいつから使えなくなるか判らないという不安要素が無く、切り替えのための特別な手続きも不要で、その方が楽だという方は通常の自動開通方式を選ぶのも良いでしょう。
また、即日切り替えタイプのサービスでも、サポートに電話して切り替えなくても日数が経過することで自動的に切り替わるタイミングが設定されているはずです(SIMの到着から○日目、MNP予約番号の失効日前に切り替えが行われます)。
このようにサービスごとによってMNPの切り替えにはクセがありますので、使えない期間があると困ってしまう方はよく注意してサービスを選びましょう。