アップルは2022年秋に公開予定のiPhone向け新OSバージョン「iOS 16」において、iPhone 7/iPhone 7 Plus/ iPhone 6s/ iPhone SE(初代)などをサポートしないことを発表し、iPhone 7以前のモデルを使っているユーザーはいよいよ買い替え時が来ています。

Appleの2022年モデル 新型 iPhone14シリーズに搭載される見込みのiOS 16は、2017年発売以降に発売されたiPhoneシリーズに対応する予定です。

2016年に発売されたiPhone 7/7Plus・初代iPhone SEはすでに発売から6年が経過しているものの「まだ現役で使っている」というユーザーもある程度いらっしゃることでしょう。

OSに由来する新しい機能やアプリが新しいOSバージョンにしか対応しない場合、古いiPhoneではその機能を万全に発揮できなくなり、セキュリティ上の問題が生じる場合もありえます(過去にはOSサポートが終了した旧モデルにセキュリティアップデートを提供した例もあり)。

iOS16が配信される2022年秋を超えると、アップデート出来ないiPhone 7やそれ以前のiPhoneで即座に通話やメール・インターネットができなくなる/アプリが使えなくなるというものではありません。

しかしながら、iPhone 7やiPhone 6sなどの旧モデルを長く使い続けた場合にはそろそろバッテリー消耗・劣化も進んでしまっていると思われますので、使い終わった機種を下取りに出してお得に新しいiPhoneへ取り替えることを推奨します。

iPhone6s/iPhone7優遇も-下取り価格比較

2022年7月時点、一部の携帯ショップではiPhone 6s/iPhone 7のアップデート終了を想定した、下取りの増額を実施しています。

下取り額は携帯会社によって設定が異なりますので、お得に下取りとして使えるかどうか、金額を確認しましょう。

キャリア/下取り額 iPhone6sの下取り iPhone 7の下取り
ワイモバイル(容量一律) [増額]5,760円 [増額]9,360円
UQモバイル(容量別) 4,400円~3300円 7,150円~4,950円
楽天モバイル(容量別) 対象外 5,400円~4,460円
ドコモ(容量別) 3,400円~2,300円 6,200円~5,000円
au(容量別) 4,400円~3300円 7,150円~4,950円
ソフトバンク(容量一律) [増額]5,760円 [増額]9,360円

*2022年7月19日調査時点、下取り額は故障/画面割れのない「良品」の場合。画面割れの下取り額は各社のHPを参照ください。ソフトバンクの場合、PayPayポイントの場合若干の増量相当額があります。

iPhone7を買取ショップに売却する場合

もし使い続けた古いiPhoneに、傷や塗装剥げがほとんど見当たらないくらいキレイな状態である場合・大容量モデルの場合、下取りよりも中古買取店へ売却したほうが高い査定が出る場合もあります。

キャリアの下取りと買い取りのどちらが有利になるかは、各個体の状態次第です。

例えば、中古iPhone・スマホの買取専門店「バイヤーズ」の場合、iPhone 7 256GB版で傷がない(Aランク)レベルなら9,500円の値が付きます。前述で最高額の下取りであるワイモバイルの査定より若干上です。

傷が多い・ストレージ容量が小さいモデルでは、Phone 7以前のかなり古い機種には高い査定はまずつかないため、キャリアの下取り活用を推奨します。

iOSサポート終了iPhone6s/iPhone7下取り比較 – 値引き増額で早めの機種変更を推奨