2021年版ビックカメラの福袋企画「2021年新春福箱」にてiPadが入っている福袋がオンライン限定で発売されます(結果情報を追加しました)。

ビックカメラの福袋商品は毎年発売されていますが、2021年は新型コロナウイルスの影響を考慮してか、2021年元旦の店頭販売はされないとの予告が出ており、オンラインでの先行販売注文のみで購入できます。

例年であればビックカメラの福箱を求めてお店の前に長蛇の列が出来るところですが、今年は自宅でゆっくりと吟味して購入検討をしましょう。

2021年のビックカメラ福袋は全54種類が用意されています。

ビックカメラの福箱では家電に限らず寝具・アルコール・おもちゃ類なども用意されており、老若男女が楽しめる福袋がラインナップされていますが、その中でも特に競争率が高くなりそうなのが29,800円で発売されるiPad福箱です。

ちなみにヨドバシカメラの2021年版iPad夢のお年玉箱は抽選倍率70倍超でした。ヨドバシのiPad福袋はおそらくiPad Air 第3世代(2019)/または10.5インチ iPad Pro(2017年)であることが確実であったため(10.5インチという表記あり)、特に人気度が高くなりました。

ビックカメラの2021年版新春福箱の全ラインナップ・購入方法などはこちら → 2021年ビックカメラ福袋(新春福箱)は全54種類を販売 中身はiPadやSIMフリースマホ福袋あり

ビックカメラのiPad福箱中身候補とオトク感

2021年新春福箱 iPadは29,800円(税込み)で販売されるということ以外、モデルに関わる情報が一切明らかにされていません。

一方で、2021年冬時点でiPadには非常に多くのモデルが存在しており、大きさ・容量・スペックが異なるiPadが中に入っている可能性があります。

「3万円でiPadが買える」ということに対して、各モデルが入っていた場合のお得感を列挙してみましょう。

年式 モデル 画面サイズ 新春福箱に
入っていた場合のオトクさ
2020年 iPad (第8世代) 10.2インチ 32GB/8,480円オトク
128GB/19,480円オトク
2019年 iPad (第7世代) 10.2インチ 32GB/1,700円オトク
128GB/11,600円オトク
2018年 iPad 9.7インチ 128GB/5,000円オトク
2019年 iPad mini (第5世代) 7.9インチ 64GB/20,570円オトク
2020年 iPad Air(第4世代) 10.9インチ 64GB/39,280円オトク
2020年 iPad Pro 10.5インチ 128GB/63,480円オトク

(各Wi-Fiモデル、2020年12月13日時点ビックカメラの通常価格/販売終了日時点の価格と福箱価格の差)

iPadシリーズの場合、旧型の在庫処分代わりに複数の世代・型落ちモデルが福箱に入っている可能性があります。

旧型が入っている場合は「当時の価格よりオトク」である可能性は高いものの、CPUの世代も古いため、性能面でコスパが高いといえるモデルが入っているかどうかが問題です。

2021年版のiPad新春福箱に入っている可能性が最も高いのは、現行モデルのiPad 10.2インチモデルです。

スタンダードなiPadは2020年モデルで第8世代となります。CPUにA12チップを搭載・Apple Pencil対応です。

第8世代iPadで一番安い 32GBでも3.8万円の定価ですので、29,800円の福袋にはぴったりの価格帯と言えるでしょう。大当たり級であれば128GBモデル・SIMフリーモデル(Wi-Fi+Cellular)が入っている可能性もあるかもしれません。

また、同じ10.2インチサイズの型落ち 2019年型 第7世代はアップルストアではすでに販売終了しています・CPUが世代落ちのA10チップになり、128GBモデルなら3万円の福袋に入っていても不思議ではない水準です。

2018年モデル以前のiPadシリーズは3万円の福袋に入っている可能性はやや低くなります。大容量モデル・SIMフリーモデルが入っていればオトクといえるモデルもありえますが、性能は最新型に劣りますのでiPad 第6世代の場合はややハズレ感があります。

もう一つ福袋に入っている可能性があるシリーズは、2019年に登場した小型iPad 「iPad mini 第5世代」です。

iPad mini5は現行モデルのiPad 10.2インチ(2020年型)と同じCPU A12チップが使われていました。

iPad mini5の場合、最安モデルの64GB/Wi-Fi版の通常価格は約5万円です。定価自体は3万円の福箱向けとしては高めにみえますが、定価は発売当時から変わっていない・1年前のモデルであることを考慮すると、29,800円の新春福箱に入っていても不思議ではありません

なおiPad miniシリーズの旧型「iPad mini4」以前のモデルが入っている可能性は低いでしょう。iPad mini4は2015年モデルであり、2021年の福箱に入れるには古すぎると考えられます。

また、iPad Air・iPad Proの最新モデルシリーズが入っている可能性もほぼないでしょう。新型は29,800円で売るには高すぎです。

iPad Airの最新型は第4世代、10.9インチモデルです。iPad Airの最安モデル 64GB・Wi-Fi版の通常価格は6.9万円です。もし現行モデルのiPad Airが入っていた場合は超大当たりです。

同様に、iPad Proの現行モデルは定価9万円~であるため、29,800円の福箱に入っていたのならば驚天動地です。iPad Air/iPad Proの旧世代が入っている可能性ならばありますが、いずれもビックカメラでは通常販売は終了しています。

以上から、2021年ビックカメラ新春福箱 iPad(29,800円)に入っている可能性が高い現行モデルは、「iPad 10.2インチ 第8世代 Wi-Fiモデル 32GB/128GB」・「iPad mini (第5世代) Wi-Fiモデル 64GB」あたりが濃厚です。旧世代の場合は、通常価格4~5万円程度が相場となっているモデル(各容量・Wi-Fi/Cellular)の組み合わせが考えられます。

ビックカメラの2021年新春福箱の予約注文は2020年12月13日20時59分まで、当選発表は12月17日から、商品のお届けは12月28日~が予定されていますので、応募して結果を楽しみに待ちましょう。


2021年ビックカメラiPad福袋の中身(確定)

2020年12月30日頃より、当選者にiPad福袋が届き始めています。

今年の中身は「iPad Air 第3世代 64GBモデル」でした(他のモデルが入っている可能性もゼロではありません)。ビックカメラでは通常販売が終わっているモデルでしたが、29,800円なら超オトクです。当選された皆様、おめでとうございます。

2021年1月1日10時~ビックカメラ初売りセール

2021年、ビックカメラでは福袋をすべてオンライン販売のみとして、店頭での販売を実施しませんでした。そのかわり、元日からオンラインでは初売りセールを実施しています。

ビックカメラの2021年初売りは、

・ハッピープレミアム特典(ポイント還元付きのセール)
・新春夢特価(値引きセール)
・豪華新春セット(100万円超のセット商品もあり)

の3つの目玉キャンペーンがあります。

2021年は元旦・三ヶ日の混雑により店頭での初売りセールは新型コロナウイルス感染のリスクが高まっています。外出を控えてオンラインの販売を活用ください。

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