年々スマートフォンの画面は大きくなり続ける「大画面化」が進んできましたが、2015年時点での主流サイズは5.0インチ前後です。iPhone6sは4.7インチ、Xperia Z4,Z5は5.2インチ、Galaxy S6は5.1インチ。
機種によって画面の大きさは様々ですが、5インチクラスでは満足出来ない!という大画面モデルが好みな人向けに、6インチクラスのドでかいスマートフォンを集めてみました(2018年春モデルまで網羅)。
↑この写真は左がSIMフリースマホ最大(たぶん)6.8インチのZenFone3 Ultra, 右がドコモ最大 Galaxy S8+(ハリボテ)です。
2019年時点では、ドコモで一括648円で機種変更できるハイエンドモデルの6インチ格安スマホまで登場しました。
→「ドコモ値下げ 6インチ軽量スマホV30+を機種変更一括648円に L-01K9.8万円引き」
かつては「6インチ超えは特殊なモデル」という位置づけでしたが、最近では6インチでも大きさを感じさせない画面占有率の高いモデル・お手軽な価格で買えるスマホもあるため、大画面好きに時代が追いついてきました。
機種スペック比較
項目 | シャープ AQUOS R2 | Huawei P20 Pro | Samsung Galaxy S9+ | Samsung Galaxy Note8 | LG V30+ | ZTE AXON M | ZenFone5(Z) | ZenFone3 Ultra (ZU680KL/JP) | Samsung Galaxy S8+ | Sony Xperia Z Utlra | ヤマダ電機 EveryPhone AC | Google Nexus6 (XT1100) | Huawei P8 Max | Ascend Mate7 | 項目 | Every PadIII (Lenovo PHAB Plus) | MADOSMA Q601 | Lenovo PHAB2 Pro | HP Elite x3 |
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画面サイズ | 6.0インチ | 6.1インチ | 6.2インチ | 6.3インチ | 6.0インチ | 5.2インチ×2 (6.8インチ相当) | 6.2インチ | 6.8インチ | 6.2インチ | 6.44インチ | 6.0インチ | 5.96インチ | 6.8インチ | 6.0インチ | 画面サイズ | 6.8インチ | 6.0インチ | 6.4インチ | 5.96インチ |
解像度 | 3040×1440 | 2240×1080 | 2960×1440 | 2960×1440 | 2880×1440 | 1920×1080 | 2246 × 1080 | 1920×1080 | 2960×1440 | 1920×1080 | 1280×720 | 2560×1440 | 1920×1080 | 1920×1080 | 解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 | 2560×1440 | 2560×1440 |
CPU | スナドラ845 | Kirin 970 | スナドラ845 | スナドラ835 | スナドラ835 | スナドラ821 | スナドラ845 | スナドラ652 1.8GHz | スナドラ835 | スナドラ800 2.2GHz 4コア | MTK6737 1.3GHz 4コア | スナドラ805 2.7GHz 4コア | Kirin 935 2.2+1.5GHz 8コア | Kirin 925 1.8+1.3GHz 8コア | CPU | スナドラ615 1.5GHz 8コア | スナドラ617 | スナドラ652 1.8GHz | スナドラ820 |
RAM | 4GB | 6GB | 6GB | 6GB | 4GB | 4GB | 6/8GB | 4GB | 4GB | 2GB | 2GB | 3GB | 3GB | 2GB | RAM | 2GB | 3GB | 4GB | 4GB |
電池容量 | 3130mAh | 3900mAh | 3500mAh | 3300mAh | 3060mAh | 2930mAh | 3300mAh | 4600mAh | 3500mAh | 3050mAh | 3000mAh | 3220mAh | 4360mAh | 4100mAh | 電池容量 | 2600mAh | 3900mAh | 4050mAh | 4150mAh |
重さ | 181g | 180g | 189g | 190g | 158g | 230g | 155g | 233g | 173g | 212g | 160g | 184g | 228g | 185g | 重さ | 237g | 176g | 259g | 194g |
縦 | 156mm | 155mm | 158.1mm | 163mm | 152mm | 151mm | 153mm | 186.4mm | 159.5mm | 179mm | 164.5mm | 159mm | 183mm | 157mm | 縦 | 186.6mm | 160mm | 179.83mm | 161.8mm |
横 | 74mm | 74mm | 73.8mm | 75mm | 75mm | 72mm | 75.7mm | 93.9mm | 73.4mm | 92mm | 82.8mm | 83mm | 93mm | 81mm | 横 | 96.6mm | 82.3mm | 88.57mm | 83.5mm |
厚さ | 9.0mm | 7.9mm | 8.5mm | 8.6mm | 7.4mm | 12.1mm | 7.7mm | 6.8mm | 8.1mm | 6.5mm | 8.9mm | 10.1mm | 6.8mm | 7.9mm | 厚さ | 7.6mm | 7.9mm | 10.7mm | 7.8mm |
防水 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | × | × | × | × | 防水 | × | × | × | ○ |
日本国内で利用できる、思いつく限りの6インチオーバー(Nexus6・Elite x3は6インチに少し届いていませんけど)機種を入れてみました。
機種解説
Galaxyのフラッグシップモデル「Sシリーズ」の2018年夏モデルとしてドコモ・auから発売されたGalaxy S9+(SC-03K, SCV39)は旧モデル S8+と同じ6.2インチのまま、メインカメラがデュアルレンズ化されました。
2017年モデルの最上位モデル Note8と同じくデュアルレンズとRAM 6GBにおいついたというだけでなく、ステレオスピーカーを搭載するようにもなり、大画面&大音量でムービーが楽しめるようになりました。
ドコモより2018年6月下旬発売予定のP20 Pro HW-01Kは、ドコモスマートフォン初のトリプルレンズカメラを搭載し、DxOmarkで歴代最高の109点を記録したカメラ特化モデルです。撮影した写真をP20 Proの6.1インチの大画面ディスプレイですぐに確認が出来ます。
ノッチデザインを採用しつつ、本体下に指紋認証センサーも搭載しているためやや縦長のデザインですが、6インチ級スマホのなかでは比較的軽量な180グラムに収まっています。
本機種は国内ではドコモモデルがキャリアモデルとして販売し、防水・防塵にも対応した超ハイエンドモデルとして注目を浴びています。
→2018年 6月30日まで、新規・MNP限定で使える5,400円引きクーポン&7月末まで5,000dポイントが貰えるキャンペーンも実施中です。
ドコモ・au・ソフトバンクそれぞれから発売された2018年モデルのAQUOS R2は、旧モデルよりもディスプレイサイズを大きくし、6インチサイズになりました。
上部のフロントカメラ部分をノッチ(切り込み)デザインのディスプレイにすることで画面占有率を高めています。ディスプレイ自体も新しいハイスピードIGZOパネルに変更しており、優れた応答速度によってタッチに対する追従性・スクロール時の滲み・ブレが小さくなっています。
スマートフォンとしては世界初となる、「動画を取りながら静止画も撮影する」という他社スマホカメラとは一味違うデュアルカメラを搭載しています。
ドコモのSH-03Kを実際に入手してレビューしていますので、詳しくは以下のページを参照ください。
Galaxyの夏モデルS8/S8+と同じくInfinity Displayをスタイラスペン内蔵のNoteシリーズにも拡大しました。従来のGalaxy Note Edgeは5.6インチ/防水非対応でしたが、Galaxy Note 8は過去最強の大画面スマホになりそうです。
▶実際に入手してレビューをしました
画面サイズは6.3インチですが、従来のスマホで言えば5.5インチサイズレベルのサイズ感になっており、持ち易さも重視したい大画面好きに向いています。
Galaxy S8+(詳細は後述)と比べると、Sペンが使える(Sペンを使った「エアコマンド」などの操作も)・ディスプレイの隅が少し鋭角に、そしてカメラがデュアルレンズになり光学ズーム(望遠)が出来るようになりました。カメラ機能・ペン機能を活用したい人にはS8+ではなくNote8のオリジナリティを満喫できることでしょう。
日本ではドコモとauからそれぞれ2017年10月26日より発売されます。
☆「ドコモ Galaxy Note8 SC-01Kをみる」
☆「au Galaxy Note8(SCV37) 価格と発売日とキャッシュバックキャンペーン情報」
LG電子から、6インチスマホサイズでは最軽量となるV30+ V-01Kがドコモより2018年1~2月頃に発売予定となっています。
V30+の本体重量はなんと158グラム。「軽量な6インチスマホを作った」のではなく、「160グラム以下で大画面モデルを作る」と決め打ちされて作ったというLGのフラッグシップモデルです。他の6インチスマホより1~2割は軽くなっており、長く持っていても疲れない大画面モデルでゲームをしたいのなら有利になります。
▶実際に入手してレビューを行いました
さらに広角・望遠対応のデュアルカメラ・Quad DAC搭載でサウンドもハイクオリティ、VR「Daydream」にも対応するなど、ハイエンドモデルに要求される多方面の機能が盛り込まれた万能高スペックモデルです。
☆「ドコモ V30+ L-01Kを見る」/ 2019年3月1日~一括648円に大幅値下げ
docomoではMEDIAS W以来の、2画面のディスプレイを搭載した変形端末 M Z-01Kが2018年にドコモより発売されます。
5.2インチのパネルが2枚付いており、全画面モードにすると約6.8インチサイズで表示することが出来ます。2画面で別々のアプリを起動することも可能であり、いろんな使い道がありえそうな2017年冬モデル随一の変わり種として注目を浴びています。
スペック的にも低くは無く、2画面を活かし切るだけのパフォーマンスを期待出来るでしょう。
☆「ドコモ M Z-01K」
Galaxy S7 edgeの後継モデルはフロントから物理指紋ボタンを省くことでディスプレイを大きく確保することに成功し、ついに6インチの大台を突破しました。
「Infinity Display」と名付けられた一般のスマホよりも縦長で大きなディスプレイで一度にたくさんの情報を表示させる事ができます。上の比較データ一覧表を見るとよくわかりますが、横幅73.4mmは一般的な5インチクラスのスマホと同レベルであり、6インチオーバーの機種に比べて圧倒的に細いのです。6インチ超えの機種はどうしても「電話」としては持ちづらくなってしまうものですが、Galaxy S8+はその弱点を克服できそうです。
細長いディスプレイは一見変わった形に思われますが、ウェブサイトやメールの閲覧など多くの日常的なスマホ利用のシーンにおいてたくさんの情報量を一度に見られるということのメリットは大きいです。ただ画面が大きいから文字や画像が大きく見やすいというだけではない、効率的なスマホの使い方が出来るようになります。
また、Galaxy S8シリーズはIP68の防水に対応。防水機能がある6インチ超えスマホはXperia Z Ultra以降、初登場で(5.96インチなWindows機種のElite x3を除く)はないでしょうか。
2017年4月時点では国内販売の正式発表はありませんが、公式の日本語サイトも公開済みです。まず間違いなく2017年夏モデルとしてドコモから発売されるでしょう(すでに型番も決まっているようです)。某Noteのようにトラブルさえなければ・・・
6インチ超えの大画面スマホとしても最上級のスペックを持つ機種となることは確実ですので、発売が楽しみですね。
*国内発売が確定、auからSCV35として、ドコモからはSC-03Jという型番で2017年6月上旬(8日予定)に発売開始となります。管理人もすでに実機を触ってきましたが、さすがにS8+を「コンパクトなスマホ」とは表現出来ないですが、画面の大きさに対して驚きの持ちやすさでした。
国内発売に向けて、事前予約をしてから期間内(6月末)に購入するとGear VR with Controllerがもれなく貰えますので、Galaxy S8/S8+へ機種変更をしたい人はすぐに予約しておきましょう。
☆「ドコモ Galaxy S8 SC-03Jの価格情報・予約/購入はこちら」
2017年5月時点で最も安い6インチスマホはこのEvery Phone ACで決まりでしょう。スペックは低めながら販売価格はなんと1万円台という激安大画面スマホです。
画面の解像度はHDながら、よほど小さな文字で表示をしない限りはメニュー画面・ウェブサイトなどのテキストを読む際に画像の粗さを感じることはありません。また、本機種はバッテリーの取り外しが可能になっていますので、バッテリー単体での電池交換がしたいという場合にも有利です(現時点では電池の単品通常販売は実施していないようです。電池交換がしたい場合はヤマダ電機のサポートに問い合わせてください)。
スマホでウェブ閲覧をするくらいであれば低スペックとは言えEvery Phone ACに搭載されたMediatek 6737でも十分に動きますので、とにかく安い大画面スマホが欲しいという人向けです。
SIMカードスロットは珍しくmicro SIMのデュアル対応です(nano SIMサイズを使いたい場合は公式では推奨されないかもですが、カードアダプターを使うのが良いでしょう)。4G+3Gのデュアルスタンバイ(DSDS)は出来ません。
Every Phoneシリーズは公式サイトから購入できます。
☆「ヤマダ電機 Every Phone ACをみる」/ 1万円台
私はこれよりも大きなスマートフォン機種は思いつきません(通話が出来るタブレットを除いて)。世界最大かどうかはよくわかりませんが、国内で通常購入できるスマートフォンとしてはおそらくもっとも大きいのではないでしょうか。スマホ+タブレット=ファブレットの域を超えているような気もします。
4000mAhを超える超大容量バッテリーを搭載し、各種スペックもハイエンド。本体の厚みは6.8mmとなっており、大きさの割に手で持ってみると軽く感じます。
この機種は日本で販売されているSIMフリースマホではありますが、格安スマホとしては取り扱いをしているMVNOは少ないです(というか直接扱っているショップは無い?)。本体のみの購入はHuaweiの公式通販サイトであるVモールで販売されています。ソフマップ、ビックカメラなどにもありますね。
2015年12月28日時点の価○.com最安値は57,799円(税込み)でNTT-X Storeに在庫があります。
☆「NTT-X Store P8 Max」/49800円(2016年12月1日時点)
2016年7月20日~8月1日9時59分まで、回線とセットで半額の29,900円で買えるセールが楽天で行われています。他店では今も5万円が相場であるため、単品を買うよりもお得です(データプランを選べば最低利用期間もありません)。
☆「楽天モバイル」
対応バンド:FDD-LTE: B1/B3/B7 TDD-LTE: B38/B39/B40
上記のP8 Maxと同サイズの超巨大スマホ ZenFone3 Ultra ZU680KLが2016年12月9日より発売されます。12月時点で本ページに掲載している6インチ超のスマホで最も性能が高く、一番のオススメ機種となりました。
ZU680KLは数少ないauのネットワークで利用が出来るファブレットでもあり、2枚のSIMカードを使い「4G+3G同時待受(DSDS)」が出来る唯一の6インチオーバースマホでもあります。デュアルスタンバイ機能を使いたいのならZenFone3 Ultra一択です。
CPUにはSnapdraong 652を採用し、高い負荷が掛かる3Dゲームアプリ系ですら余裕で動くレベルの高処理性能を持っています。RAM メモリーが4GBというのもポイントですね。
→ 管理人も買いました!ベンチマークテストなどもやっています:[レビュー]国内版ZenFone3 Ultra(ZU680KL) Antutu ベンチマークスコア測定結果
docomo,ソフトバンク、au (通話はVoLTE SIMのみ)のネットワークで使える便利なファブレット機種ですから価格は低スペックの格安スマホよりは高価ですが、このスペックを考えればむしろ割安とも言える59,800円で公式サイトより販売が始まります。
2017年1月時点では他の大画面モデルに比べてややスペックが劣り始めていますが、P8 Max, ZenFone3 Ultraと同等サイズのディスプレイを持つレノボ製 Lenovo Phab Plusの国内オリジナルモデルがヤマダ電機にて販売されています。家電量販店専用モデルということで実店舗に展示機が置いてあるショップも多いため、他のSIMフリー機種より初心者向けと言えるかもしれません。
docomo系のLTEに対応し、3Gでの通話が可能です(VoLTE非対応、最大下り速度150Mbpsまで)。
惜しい点はこのサイズのディスプレイなのにバッテリーがたった2600mAhしか無いため、公式データでもWi-Fi接続でたった6時間しか保たないため、ライトユーザー以外には向きません。
しかしながら販売価格は他の6.8インチサイズスマホより安く、定価は3万円台となっています。
☆「ヤマダ EveryPad III(ZA070089JP)」
auからもSOL24という型番で発売され一世風靡したXperia Z Ultra(C6833)。2013年秋の発表当時はこの機種が「世界最大スマートフォン」を謳っていたはず。
2015年時点から見るとすでに2年以上前のモデル(SOL24発売は2014年1月)ということで、スペック面ではハイエンドモデルからはやや劣り始めています。それでもまだまだ通常利用には十分な性能でしょう。SOL24を通常契約出来るショップは減っていると思いますが、SIMフリーモデル・中古白ロムなどを購入すれば割安な在庫もあるかもしれません(新品は割高な可能性があるので、あまりオススメしません。。
Xperia Z Ultraシリーズに関しては2016年に後継機種が発売されるという噂がありますので・・・早ければ2016年1月6日-9日に行われるCESで登場するかもしれませんね。
Zenfone2 Laserには5インチモデルの「ZE500KL」と、6インチモデルの「ZE601KL」という2つの型番があります。機種名が全く同じかつデザインもそっくりなので間違いやすいですが、実物を見ればファブレットサイズの601KLは明らかにサイズが違うことに気づきます。
ASUSの定価は4万台とミドルレンジのモデルです。総合的にハイエンドモデルほどのスペックはありませんが、必要十分なフルHDディスプレイ、RAMも3GBあります。素早く焦点を合わせる「レーザーオートフォーカス」が一番の特徴ですが、カメラ以外の機能も安定したクオリティです。カメラだけが目的なら5インチモデルのほうが安い(ただしスペックも全体的に低い)ので、好みにあわせてサイズを選べるのは面白いです。
関連記事:ASUS ZenFone2 Laser でかい6インチスマホ登場 発売記念キャンペーンも開始
レノボブランドとしてのスマートフォンとしては国内初投入となるモデルは6.4インチの大画面スマホになりました。
GoogleのAR技術を使った現実拡張アプリを楽しむための普及型モデルとして、スペックの割にお値段も安い5万円台での発売となります。SoCはZenfone3 Ultra ZU680KLと同じくSnapdragon 652を搭載、RAM 4GB / ROM 64GBと高性能です。背面には指紋認証センサー・1600万画素のメインカメラも搭載します。
サウンド関連ではドルビーアトモスに対応している点も他のファブレットよりもエンターテイメント重視で面白いです。大画面を活かした動画閲覧などにも向いていそうですね。
ただ、スペックを見る限りではドコモのネットワークにおいてFOMAプラスエリア(B6/19)には対応していないようです。
FDD LTE Band 1/3/5/8 TDD LTE Band 38/41、 W-CDMA Band 1/5/8
SIMカードはnano SIM×2スロットあるようですが、デュアルスタンバイについては記載がありません。
この機種は2015年末時点ではちょっと古くなっていますので、新品在庫を探すのは少し難しいかもしれません。その代わり、中古の白ロム在庫が安く出ている可能性がありますので、Mate7を買うなら状態の良い中古品がいいかな~と個人的には思います。過去には新品は4万円前後で売買されていましたが、今は4万円では少し高いと感じてしまいます。
HuaweiのAscend Mate7は2014年12月に発売されたモデルです。バッテリー容量は4100mAhと超大型であり、連続待機時間は600時間を超えます(グローバルモデルの場合)。最近は大画面かつ薄型のファブレットも増えましたが、Mate7も厚み7.9mmとなっており、ディスプレイサイズのわりに大きさを感じさせないデザインでした。
現在は後継機種モデルとしてNexus6PがSIMフリーモデルとソフトバンクモデルが発売中ですが、6Pは5.7インチにサイズダウンしています。画面の大きさなら旧モデルのNexus6のほうが上です。
もちろん細かな性能では6Pやその他のハイエンドモデルに比べて若干劣り始めていますが、まだまだ最前線で戦える一台です。発売当時の価格は7万円を超えていましたが、2015年9月頃にはSIMフリーモデル(XT1100)が4万円前半で入手することも可能で, 管理人も誘惑に負けて買っています(12月時点では在庫が少なくなり5万円台、ワイモバイルモデルだともう少し安いです)。
型落ちして値下がりした今だからこそのコスパの高さ、純粋なAndroidインターフェイスでのシンプルな使いやすさ、最新OSのバージョンアップもすぐに試せるといったメリットもあります。
Windowsスマホも6インチの時代
今回のラインナップではWindowsスマートフォンとして唯一の6インチサイズとなる2016年2月に発表されたマウスコンピューターの「MADOSMA Q601」があります。2016年3月時点では発売時期はまだ未定。
スペックはなかなか高く、Windows 10 Mobileの目玉機能である「Continuum」に対応できるCPUを搭載しています。価格もまだ未定ですが、スペックをみるかぎり5、6万円~程度を予想します。Androidスマホでは出来ないことがどうしてもある場合には選択肢に入れられるかもしれません。
→Q601は2016年7月28日より、税込み・送料込み49,800円で発売されることが確定しました!
☆「マウスコンピューター」
→NTT-Xストアにて、29,800円まで値下げされています(2017年2月27日時点)
今回のテーマが「6インチオーバー」だったので候補から外していますが、5.5インチ-6.0インチの範囲にある機種はもっとバリエーションがあります。詳しいスペック解説は省略しますが、以下の様なモデルも好みに合えば検討してみる価値はあるでしょう。
・Apple iPhone6s Plus 5.5インチ 【iPhoneで最大】
・Sony Xperia Z5 Premium(E6853,SO-03H) 5.5インチ → 後継機種のXperia XZ Premium SO-04Jが2017年6月発売
・AQUOS ZETA SH-03G 5.5インチ
・AQUOS Xx 5.7インチ
・Google Nexus 6P 5.7インチ【ソフトバンク最大】
・Galaxy Note5 5.7インチ
・Galaxy S7 edge(SCV33, SC-02H) 5.5インチ
・Galaxy A8 5.7インチ 【au最大】
・Huawei Mate S 5.5インチ
上記モデルはいずれも2015年末時点でもハイエンドモデルです。AQUOS以外はSIMフリー版がありますので、日本だけでなく海外での利用も前提にしてメイン端末足り得るスマートフォンになるはずです。
関連記事:5.5インチ同士のライバル! XperiaZ5 PremiumとiPhone6s Plusを機種変価格比較
6インチですら小さい!という貴方には、通話が可能(本体のみで通常の音声通話が出来る)タブレット端末というものもあります。
Xperia Z4 Tabletのドコモモデル(SO-05G )はVoLTE通話が可能です(au版、Wi-Fi版はVoLTE非対応なので、通話は出来ませんのでご注意)。
☆「ドコモ Xperia Z4 Tablet SO-05G」/すでに販売は終了しています
シャープ製の7インチタブレットであるSH-05Gも音声契約が可能。こちらはタブレットとしては非常に軽量なので、ある意味大画面が好みな人にとってスマホ代わりとしては使い勝手が良いかもしれません。
もう一つ、こちらは公式には記載はないのですが、ファーウェイの Mediapad M2 8.0も対応のSIMを入れれば通話が可能とのことです(価格.comのクチコミ情報より)。
この機種の面白いところはUQ mobileのみですが、auのネットワークでも通信が可能(UQのSIMでは通話は多分出来ない)ということであり、ドコモ・ソフトバンク・au系の3キャリア分のネットワークに対応できる、iPhone,iPad以外では非常に珍しいモデルです。上記で登場したハイエンドスマートフォンより若干スペックは落ちますが、タブレットとしては並以上の性能を持っています。
スマートフォンの小さな文字が見づらい、大きな画面で迫力のある映像を楽しみたいといった用途をお望みなら、上記のような巨大スマートフォンも1台持っていると快適に使えるはずです。
海外向けのSIMフリーモデルで6インチオーバーの大画面スマホが欲しいかたはこちらもどうぞ→【[海外版]5インチじゃ満足出来ない人向け 6インチスマホ情報 (上級者・海外旅行用)】