AQUOS CRSYTAL X(Y) 402SHはソフトバンクとワイモバイルの両社から、ハードウェア的には全く同一のモデルが発売されています。この402SHを買うときにauやドコモからMNP（のりかえ）契約をする場合には、ワイモバイルのAQUOS CRYSTAL Yのプランに加入したほうが同じような利用コースでも安くなります。
新規や機種変更でもそれほど高くはないのですが、最もお得になる今回のシミュレーションは「MNP」に限られます。それは、期間限定でMNP向けに行われているキャンペーンを2つ適用させるためです。
ワイモバイルへMNP契約で乗り換え、本体を分割支払い（24回）指定にすると、10000円の現金が郵便振替で還元されます（キャッシュバックは契約月の翌月末以降）。一括払いにするとこのキャッシュバックは無くなってしまいますので、分割がオススメです（分割のほうが実質的な支払い額が2万円ほど安くなります）。
2015年6月11日～8月31日までの契約分において、ワイモバイルの一部のスマートフォンへMNPすると、1ヶ月間に利用できるパケット通信量が2年間の間2倍になる「1周年記念キャンペーン」をやっています。AQUOS CRYSTAL Y 402SHもこのキャンペーンの対象なので、8月中に利用を開始するとお得になります。
キャンペーンでは本来のプランで使える通信量を超過した時に、500MB/500円で高速通信制限を解除できるオプションを、それぞれスマホプランS/M/Lで2回・6回・14回まで無料で使えるというものです。上限解除にはワイモバイルのマイページから申請操作が必要ですが、スマホから操作すれば簡単に解除できるので、むちゃくちゃな使い方（1時間に数GBを解除し続けるみたいな連続通信）をしなければ大した手間では無いでしょう。
SBの2GBプランと比較
上述のワイモバイルのデータ2倍キャンペーンで月間2GBの高速通信が使えますが、ここには月間300回・各10分以内の通話が無料になる通話プランも含まれて月額2980円（税込み3128円）になっています。ソフトバンクで同じ月間2GBのプラン+通話し放題のプランを利用した場合の料金比較をしてみましょう。
| ソフトバンク (スマ放題+2GB) |
ワイモバイル (スマホプランS) |
|
| 402SH分割代金 | 2,880円×24回 | 1,944円×24回 |
| 基本料金 | 2,916円 | 3,218円 |
| S!ベーシック | 324円 | （基本料金に含む） |
| データパック（2GB） | 3,780円 | |
| 月々割 | -1,801円 | -1,944円 |
| のりかえ割 | -1,000円×10ヶ月 | *1万円CB |
| 毎月の支払額 | 6,419円 | 3,218円 |
料金の支払額は、およそ2倍の差が付きました。キャンペーンその1として先ほど紹介した10000円のキャッシュバックは、SBでも「のりかえ割」として1万円相当の割引があるので同じですね。
SBの場合は市場価値で8000円くらい（SBでは5万円で売ってますけど・・・）するハーマン・カードン製の高級ワイヤレススピーカーが付いてきます。また、通話し放題の料金も、ソフトバンクでは回数制限・時間制限は24時間だれとでも通話し放題です。ワイモバイルの基本プランより自由度の高い通話セットなので、このまま異なる通話プラン内容で比較するのはフェアではありません。
ここでフェアな比較をするためにオプションを追加してシミュレーションを続けます。
ワイモバイルにもSBの通話し放題に相当するオプションとして、「 スーパーだれとでも定額」に加入すること（購入時に追加出来ます）で回数制限・時間制限無しで通話が可能になります。スーパーだれとでも定額の月額料金は+1080円なので、【SB版 6419円 vs. Yモバ 4298円】の方がより近い比較になるはずです。通話がたくさんしたい方でも、やっぱりワイモバイルで購入するほうが断然安いですね。2年間使えば同じ機種・同じようなプランなのに5万円も節約が出来ます。
と、ここまで「ワイモバイル安い！」という論調で考えてみましたが、SBが絶対に高いというわけでもありません。ソフトバンクのプランではファミリーで1つのパケットプランをシェアしたり、スマートフォンの下取り割引や家族セットなど、各種の割引を上乗せすることが出来ます。使い方・プランの組み方次第ではSBモデルの方が便利に使える方もいるはずなので、上記のシンプルな系のシミュレーション以外も考えてみてくださいね。
キャンペーンに関する詳細は公式サイトでご確認下さい。
☆「ソフトバンク AQUOS CRYSTAL X 402SH」
