ドコモのスマホでたくさんのデータ通信を使うが通話はLINEで済ませる、だけど音声通話が全く出来ないのでは困るというユーザーには朗報です。

ドコモは主にiPhone・スマートフォン向けの基本料金プランとして提供していた「シンプルプラン」を、家族シェアグループを組んでいる家族利用者だけでなく、1回線での契約者にも2017年12月27日より提供開始します。

シンプルプラン(スマートフォン・ケータイ)では、他の基本料金プランとは違い通話定額(かけ放題・5分間かけ放題)が無いため、家族間通話が無料になるシェアパック専用のユーザー(主回線・副回線)向け専用として提供していましたが、27日以降はウルトラデータLパック(20GB)・LLパック(30GB)の大容量パケットパックを選ぶと、単一回線の契約者でもシンプルプランが選べるようになります。

また、2018年5月25日よりパケット大容量プランだけでなく、ライトユーザーなら料金が安くなる新料金プラン「ベーシックパック」ともシンプルプランとの組み合わせが選べるようになりました(詳細は下記で解説しています)。

単身者の料金節約例

従来プラン シンプルプラン
に切り替え
カケホライト(1,700円)
+spモード(300円)
+5GBデータ(5,000円)
シンプルプラン(980円)
+spモード(300円)
+20GBデータ(6,000円)
-ずっとドコモ割 最大800円(15年以上)
月額6,200円~ 月額6,480円~

シンプルプランを選択する場合はデータパックM(5GB)は選べず、最低でもウルトラデータL(20GB)を契約する必要があるため、トータルで月額料金は280円増えてしまいますが、使えるパケット容量も4倍に増えます。単身世帯で20GBあれば、パソコンでのネットをたくさん使わなければ、このスマホ1回線だけで全てのネット環境を賄えるという人もいるかもしれません(PCで毎日何時間も動画を見る・いくつものゲームアプリをインストール・更新する場合は20GBでは全然足りないので、固定回線の解約を考える場合は良く自分にデータ通信利用料を把握してから検討しましょう)。

ずっと続く割引「docomo with」とも併用可能

1回線のみのドコモスマホ契約で最安値維持を目指す場合には、永年月額1500円の割引が続くドコモの新しいスマホの販売形態「docomo with(ドコモ・ウィズ)」を今回のシンプルプラン+ウルトラパックLと組み合わせることも出来ます。

すると、ドコモずっと割を含めて基本料金を月額4,980円から20GBプランを維持することも出来るようになります(機種代金は別途ですが、docomo with機種は端末価格自体が安く設定されています)。

docomo withは対象機種を購入し、そのまま機種変更をしなければ3年目以降もずっと月額料金から割引が続きます。従来のように2年間で月サポが切れて基本料金維持費が変動することがなくなりますので、同じ機種を長く使い続けたい・あるいは今後はドコモでスマホを買うのではなく、SIMフリースマホ・白ロムにSIMカードだけを差し替えながら機種変更をしていきたいというユーザー向けです。

ドコモウィズを使ったSIMフリースマホ運用については以下の記事も参照下さい。

☆「最安月額280円でスマホ追加契約が可能”docomo with”(ドコモ・ウィズ)割引のお得な運用方法を解説

docomo withの対象機種は2017年12月時点で5機種(F-05J,SC-04J,SH-01K,MO-01Kおよび2018年発売予定のらくらくスマートフォン F-03K)があります。価格は2.6万円~3.6万円と比較的安く、機種自体もお買い得な物が多いです。

管理人はSC-04Jを買って使っていますので、レビューは「ドコモ夏モデル Galaxy Feel SC-04J 2年以上使えば実質0円以下 docomo with対応で安く・利便性重視」あたりのページを合わせて御覧ください。

ベーシックパックで一人でも月額2480円~

2018年5月25日より提供が始まったベーシックパック・ベーシックシェアパックでも、無料通話無しのシンプルプランが選べます。毎月のデータ通信量が少ない場合は従来の2GBプランよりも安い維持費でドコモスマートフォンを使えるようになります。

プラン例:シンプルプラン 980円 + ベーシックパック2,900円~ + spモード – docomo with 1,500円 – ずっとドコモ割プラス200円 = 月額2480円~

これまで携帯電話各社では大容量プランや家族向けの料金割引ばかりを優先して提供してきましたが、ドコモでは単身者向けにもヘビーユーザー・ライトユーザーの両方に対応できるプランを用意してきました。

ただし、ベーシックパック・ベーシックシェアパックは料金が自動で多段階に変動していくプランであるため、パケットの節約術を身につけていない人・容量到達の警告を無視して使い続けると20GBプラン相当の料金までアップ(ベーシックパックの場合)していくため、無自覚な使いすぎに注意が必要です。

シンプルプラン+ウルトラデータパック20GBに加入する場合、適用・併用できない割引キャンペーンはほとんど無いはずです。ドコモの主要割引サービスである月サポ・端末購入サポート・docomo with, 下取りなどなど、各種値引きが一緒に使えます(適用可能なキャンペーンは機種に依ります)。

公式ページ 期間* 割引額
5Gギガホ割
終了未定 5Gギガホ契約で
最大6ヶ月間

月額1000円割引
5Gウェルカム割
終了未定 5G機種限定
最大2.2万円相当

機種値引き・還元
端末購入割引
終了未定 対象機種限定
機種変更で

機種値引き・還元
ギガホ割
~未定 新料金プラン
月額1000円引き
最大6ヶ月適用
はじめてスマホ割
はじめてスマホ割
~未定 他社利用者OK
スマホデビューで
1000円×12ヶ月
値引き上乗せ
はじめてスマホ購入サポート
はじめてスマホ購入サポート
~未定 他社利用者OK
スマホデビューで
最大2.2万円還元
対象機種購入特典
限定特典
CPに依る [対象機種限定]
対象機種購入で
各種特典・
プレゼントあり
その他特典多数
ドコモの下取り
プログラム
指定なし 最大7.15万円還元
(iPhone7 32GBなら
通常13,000円)
dカードで決済
指定なし [オンライン限定]
dカード決済で
ポイント2倍
(付属品も対象)
*キャンペーンの期間・条件は変更されることもあります。必ず公式サイトで最新情報を各自でチェックしてください。

すでにドコモスマートフォンを契約中の場合は、シンプルプランへの変更は12月27日以降、My docomoから手続きが出来る用になる見込みです(サポートセンター(151)に電話、ドコモショップ店頭でも切り替えが出来ます)。もちろん新しくスマホ・docomo with機種の購入時にプランを選択することも出来ますので、通話を必要としないのに基本プランとしてカケホーダイライトプランを仕方なく契約していた人は、この機会にシンプルプラン+20GBの大容量データプランに変えてしまうのも良さそうです。

☆「docomo with 対象機種とキャンペーン適用条件詳細

irumo
ドコモ 通話定額なしプランを1回線しかない場合にも提供開始 最安20GB 4980円の維持も可能に

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2 thoughts on “ドコモ 通話定額なしプランを1回線しかない場合にも提供開始 最安20GB 4980円の維持も可能に

  • 2017年12月27日 at 4:54 AM
    Permalink

    シニアはじめてのスマホ割はシンプルプランだと金額が違いますよ

    • 2017年12月27日 at 10:58 AM
      Permalink

      シンプルだと980円ですね。すみません、「最大」が抜けていましたm(_ _)m

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