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auから2014年5月に発売されたスマートフォン Xperia ZL2 SOL25の分解方法およびバッテリー交換修理方法を解説します。

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【ご注意】SOL25はユーザーによる電池交換が本来不可の機種です。バッテリー交換には本体の分解が必要ですので、すべて自己責任で行ってください。手順を誤ると最悪の場合スマートフォンが動作しなくなる恐れがあります(というか、私も壊しちゃいました( ゚∀゚)アハハ~)。今回紹介するバッテリーも純正品ではなく互換バッテリーとなります(PSEマークは付いています)ので、一度交換してしまうと正規の保証は受けられなくなるでしょう。

以上の注意事項を読んだ上で、まだ交換したいという意欲が残っている人は私の体験談を参考にしてみてください。

準備するもの

まず今回交換用に用いたのはアマゾンで売っていた互換バッテリーです。容量・規格は純正と同じ3.8V, 3000mAhのものです(*管理人が購入したバッテリーは2016年7月時点で販売が終了したようです。交換方法は同等の互換バッテリーであれば同じように取り替えできます)。

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こちらのセットには星形ドライバーや吸盤も付いているのですが、バッテリーの交換だけなら星形ドライバーも吸盤も不要です。内部のネジは普通のプラスドライバーで外せます。

今回交換用ツールとして以下のiPhoneやGalaxy修理用ツールとして販売されているものを使用しました。

*アマゾンではとても安い出品者もいますが、送料が別途になっている販売業者もいるのでよく注意してください。

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電池交換だけであればそれほどマニアックなツールは必要ありません(後述しますが、完璧な修理をする場合には他にも両面テープや防水対応テープなどが必要となります)。

SOL25分解方法

では分解します。

まず、本体左下のmicroSD・SIMカードを差し込むスロットのキャップを外し、そこから背面パネル部分の隙間にヘラを突っ込みます。

3このパネルは黒くて細い両面テープによってしっかりとくっついているので、かなり強引に差し込む必要があります。背面パネルの固定はネジやツメの引っ掛かりなどは使わず、このシールだけで固定されていました。

接着に使われているテープは防水用のものでしょうから、ここで一旦背面パネルを剥がしてしまうと防水性能は失われると考えるべきです。このシールも代替品を用意して交換すれば良いのかもしれませんが、太さ1mmくらいの幅でピッタリと付けなければ防水性能は怪しくなります。

私の場合、修理後はそのまま元についていたシールを使って蓋を閉じているのですが、ほんの僅かにパネルが浮いたようになってしまいました。実利用で気になるほどには浮いていませんが、防水は望むべくもありません。修理後は蓋を押さえこむためにバンパータイプのケースに入れて利用するのが良いかと思います。

グイグイとヘラを使ってパネル全体を一回りしてシールをはがしていくと、パネルがまるごと外れます。

4パネルを剥がすと、すぐにバッテリーが見えます。でもまだすぐには電池の取り外しは出来ません。続いて内部カバーを外すためにネジを10個取り外します(画像をクリックすると写真が大きくなります)。

IMG_1069赤の矢印で示した右側上から2番めのネジは短くなっていますので気を付けてください。

5ネジを外すと、プラスチックのフレームが持ち上がります。

私のやり方がまずかったのか、簡単に外せないように固く閉められていたのか判りませんけれど、作業中に写真でいう左下二番目のネジ山を潰してしまい、ドライバーで回せなくなってしまいました^^;

6左下のネジは上の写真の半透明のパーツ(おそらくスピーカー関連)を固定しているものです。ちょっと強引に引っ張ったところ、このパーツごとフレームが外れました。この半透明のパーツは接着剤で基盤に固定されているもので、本体サイドボタンを入出力を伝達するケーブルもくっついていますので、取り外すときに断線させないように気をつけてください。

バッテリーを交換するだけならこの半透明パーツは無関係なので、今回はこのまま進めていきます。

7バッテリーのコネクターが基盤に接続されているので、これを慎重に上に持ち上げて外します。写真では交換バッテリーを一緒に並べていますが、コネクタの形状が全く同じであることが判りますね。このケーブル部分を「コ」の字になるように折り曲げて後ほど接続させます。

続いてバッテリーを固定しているシールを剥がします。この半透明~白いシールはバッテリー背面まで繋がっているので、不要なら切ってしまっても多分大丈夫です(NFCシートを固定するために別途シールを用意する必要があります)。

IMG_1081さらにバッテリーの上についてるオレンジ色の配線が入った黒いシートはNFCですかね。これもコネクターを切らないようにペロっと剥がします(バッテリー交換だけであればコネクタを外す必要はありません)。

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さぁ、ここからがバッテリー交換のハイライト。がっちりと基盤に接着されているバッテリー本体を取り外します。

9薄いヘラとパネル外しにも利用したテコ用のツールを活用してグリグリ、ジリジリと剥がしていきます。

*バッテリーを外すときに、先の尖ったドライバーなどを利用すると基盤・バッテリーを傷つける可能性があり、大変危険です。電池を破損してしまうと液漏れ・爆発の可能性もありますので、絶対に無理をせず、焦らず安全な方法で頑張ってください。

10バッテリーと本体の隙間に白いもの見えますでしょうか?これがバッテリーを固定しているシールです。超強力。これがバッテリーの上下に2枚使われています。

私は10分くらい格闘して、ようやく電池が外せました。

11オリジナルの電池が外れてしまえば、あとはもう交換バッテリーを同じ位置に配置して、コネクターを繋いで戻すだけです。必要に応じてバッテリー固定のための新しい両面テープ、固定シールを使いましょう。

12電源を入れると、ちゃんとディスプレイが点灯しました。フレームを固定し、背面のパネルを戻せばバッテリー交換終了です。

さて、ここからは私の失敗例です。良い子も悪い子も、同じ過ちを犯さないように。

バッテリーを新しいものに交換し、電源も無事入ったので安心して元の状態の戻していって、スピーカーやネット接続などの機能に問題が生じていないか確認をしました。

すると・・・

13カメラが起動しません(ノД`)

本体を何度もリセット、カメラアプリの停止・再有効化をしてもダメ。別のカメラアプリを入れてみてもやっぱり真っ暗なままでした。

今回、カメラ周りのコネクターは触ってないはずなのですが、もう一度分解して確かめても、結局何が原因でカメラが動かないのか判然とせず。電池交換前には動いていたので、今回の分解が原因であるのはほぼ間違いないかと。

思い当たるフシは2点。「トラブル発生」の段落で書いた透明のパーツを固定するためのネジを外す際に、かなり強引にグリグリとやった上、その部分のコネクターが透明パーツが付いたままだとうまく取り付けることが出来なかったのです。「たぶんこのまま蓋を閉じればコネクタが押し込まれるだろう・・・」程度の位置合わせで固定しちゃいました(苦笑)

ただ、そのコネクタがカメラに関連しているのかは不明(カメラモジュールの位置ではなく、一番下のパーツであり、おそらくスピーカー・電源をコントロールをする基盤。電源や音量調整・カメラショートカットボタンは動作してます)。

もう一つは、バッテリーを外す際に、やはりかなり強引に力をいれて基盤を押したため、表面には見えない内部の回路を切ってしまった可能性も。

目視でチェックできるところに異常は無かったので、これ以上原因を探るためには交換用のカメラモジュールを入手するしかありません。さすがにそれは面倒臭すぎるので、私はSOL25のカメラを諦めました( ゚∀゚)アハハ

バッテリーが純正品じゃないという理由でカメラが使えなくなるのは考えられないので、私の交換作業のどこかでミスをしてしまったということでしょう。

Screenshot_2016-05-15-09-48-09こちらがDeeproのバッテリー交換後にスタンバイ状態で電池の減りをチェックしたグラフです。1時間で0.6%ほどを消費しており、純正の新品に比べるとやや減りが早いようにも見えますが、スタミナモードを使わずとも1週間程度ならスリープで待機できそうです。

また、電池の交換前後でスマホが7グラムほど軽くなりました。私は交換後にまた取り外す可能性を考慮して最低限の固定化しかしなかったので、両面テープの重さ分が差し引かれた事、そしてバッテリー自体も少し互換品の方が軽かったことが影響していると見れます。もともと167グラムの質量とされるSOL25ですが、現在実測159グラムへダイエットに成功しました。

どうせ11000円で手に入れた格安中古スマホなので良いですが、これからも長くXperia ZL2をメインとして使いたい人には自力交換はオススメしません^^;

有償であっても公式の修理を利用するか、もう発売から2年が経過しましたので、そろそろ新しい機種への取り換えを検討したほうが手っ取り早いのではないかと思いますよ。

以上、au Xperia ZL2 SOL25の分解&バッテリー交換(一部失敗)レポートでした。ちゃんとスマホを使いたい方は、あまりケチらず正式な修理を受けたほうが良いです(´∀`)



 

au Xperia ZL2(SOL25)の分解&バッテリー交換修理方法
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