格安SIMサービスのmineoを試したくて、その実験用として購入したau ARROWS Z FJL22が思った以上にデキる子だったので、発売からすでに1年半以上が経過した今更ですがレビューをしていきます。

今回はバッテリーの持ち具合、電池がどれだけ長く持つかをチェックした結果をお伝えします。

公式のデータ

auの公式サイトで出されている電池に関するデータは以下のとおりです。

バッテリー容量 2600 mAh
連続待ち受け時間(LTE)  約650時間
連続待ち受け時間(3G) 約740時間
連続通話時間(3G) 約940分
ワンセグ再生時間 約7時間10分
フルセグ再生時間 約4時間30分
充電時間(急速) 約110分

最近(2015年)のトレンド機種では5インチを超える大画面モデルでは3000mAh以上の大きな電池を内蔵する機種も多いですが、FJL22の2600mAhというサイズは標準レベル、というところですね。ちなみに、公式のキャッチフレーズには「感動の電池持ち&急速充電でたっぷり使える」となっています。

私が購入した端末は中古なので、どの程度劣化しているのかというチェックにしかなりませんが、早速使い倒してみました。

私が白ロム購入をすると、まずやるのがコレ。ワンセグの再生時間情報はどの機種でも公式データがあるので、バッテリーの持ち・劣化を確認するには持って来いです。

ただ、auでは公式データにワンセグの再生条件が出ていないのですよね~。親切なメーカーだとディスプレイの明るさや縦・横、WiFi,GPSの設定なども書いてあるのですが。。。

とりあえず、私の測定条件としては、

・Wi-Fi、GPSはオフ
・ディスプレイの明るさは「2段階目(通知領域で2/3くらい)」
・ワンセグを縦画面状態で再生
・フルセグ用のアンテナを本体に装着(電波受信度が向上するかと思ったので)
・ネットワーク通信無し状態(SIMを装着しない)
・音量はスピーカーで、一番小さな音(ミュートではない)
・Battery Mixアプリで経過を測定
・上記アプリ以外はなるべく停止

こんな感じで、そこそこ持ちの良さそうな状態でやってみました。

その結果がこちらです↓

Screenmemo_2015-08-24-15-05-08100%→2%まで落とすのに、約6時間でした。途中で15%と5%だったか、2回ほどバッテリー残量が少ないと警告が出ましたが、即キャンセルをしています。

公式データが7時間10分でしたので、新品に比べて1~2割ほどの劣化が見られる、というところでしょうか。発売から1年以上が経過した中古品としてはまずまずの結果だと思います。前所有者はそれほどむちゃくちゃな充放電を繰り返していたわけでは無さそうですね。

FJL22のディスプレイには「RAM搭載TFT液晶」というものが採用されており、静止画像を表示させていると、その画像を液晶上に保存し、電力を削減出来るそうです。しかし、ワンセグ連続視聴では常に画面が動き続けるのであまり効果は無いようですね^^; ワンセグの連続再生だと8~10時間くらい耐えられる機種も少なくないので、FJL22が特別に動画再生に強いというわけではありません。

Screenmemo_2015-08-25-23-19-11こちらは購入直後になるべく余計なアプリをいれず、バッテリーの持ちを悪くしそうなウィジェット・同期系アプリ(Facebookやファイナスアプリ、お天気ウィジェットなど)を止めて、Wi-Fiだけオンのまま放置した場合の電池消費です。待機時は1時間あたり0.5%の消費と、ほとんど減りませんね。このあといろんなニュースアプリを入れたりして実用し始めると1-2%/時間くらいの消費になっていくのですが、シンプルな系で測定をすれば、十分なバッテリーの持ちを発揮してくれました。

IMG_FJL22holder

FJL22では、同梱される卓上ホルダー(型番FJL22PUA)と、セットのACアダプタを利用することで急速充電機能が使えます。microUSBケーブル経由では通常充電になるのですが、この卓上充電を試してみました。

Screenmemo_2015-08-24-20-22-03先ほどのワンセグ視聴テスト直後から急速充電を行うと、約100分で充電が終了しています。公式値が約110分なので、ほぼデータ通りです。50%程度まではわずか30分ほどで戻っており、「急速充電」は伊達じゃないですね。

使ってないので、わかりません(笑) 今後使う気もありません。機種に搭載されている電池節約設定機能は、オンにすると液晶パネルの明るさが勝手に変えられてしまうので私はキライです。

静止時ではなく、インターネットにつないでアプリをダウンロードしたり、ストリーミング動画を視聴したりすると、1時間で10%~20%くらいは減りますね。これはどんなに最新の機種になっても変わりません。ぶっ通しで高性能ゲームなどを使えば、5~6時間で100%から電池を空にすることも出来るでしょう。こうしたハードな使い方で長持ちをする機種が欲しいなら、とにかく搭載されたバッテリー容量が大きな機種を選ぶしかありません。Ascend Mate 7とか(4100mAhバッテリー搭載)。

以上がバッテリーに関する感想でした。個人的な印象としては十分なバッテリー性能という評価です。急速充電は早く、スタンバイ時の電池消費暴走もありません。私は過去の迷機「ARROWS X F-10D」も所有していますので, それと比べれば2013-14年モデルならどんな機種も高性能です(笑)

ノジマで買った中古スマホ FJL22のバッテリーの持ち具合評価

Tagged on:

2 thoughts on “ノジマで買った中古スマホ FJL22のバッテリーの持ち具合評価

  • 2015年8月30日 at 12:45 AM
    Permalink

    管理人さまこんばんはー。
    いいですね~FJL22。私も実はメイン端末がF-01Fなのですが、
    ノジマ中古で傷なし、初期の保護フィルムありで22800円でした。
    買ったときは得した気分でしたが同スペックで11800円って…(涙)
    しかも私もマゼンタです(笑)。

    ノジマの中古はいいですよね。いつもよさげなものをポチってますが、
    だいたい想像のちょっと上をいく状態で、たまに初期の保護フィルムついてると逆に焦ってしまいます。

    そういえば管理人さんはメイン端末何をお使いですか?

    • 2015年8月30日 at 6:13 AM
      Permalink

      >長崎古事記さん、こんばんわ~

      F-01Fをお使いでしたか~。F-01Fの方がバッテリーがかなり大きかったですよね。新品クラスで23kならかなりお買い得でしたね!私が購入したFJL22は小さな傷もありましたが、やっぱりau版というだけでかなり安かったと思いますv(´∀`) ノジマは本当に面白い中古が多くて、くじ引き感覚で楽しめますよねw

      私のメインは今はSH-01F(ドラクエモデルではない通常版)です。これも実は最近仕入れたばかりでして(笑)ただ、次期iPhoneが気になっているので来月には買い替えてしまうかもしれません(´∀`)

Comments are closed.