まもなく2023年のフラグシップモデル「Xperia 1 V」が発売されるため、世代的にやや古くなってきたSIMフリー版のカメラ特化モデルの在庫処分が始まったようです。
2023年5月時点、携帯ショップではなくソニーストア等で本体のみ購入が可能なSIMフリーモデルの最上位「Xperia PRO」シリーズの現行モデル「Xperia PRO-I」(えくすぺりあ ぷろ あい/型番XQ-BE42)の価格が改定され、発売時よりも78,100円も値下げされています。
XperiaのProシリーズは携帯ショップで買えるXperiaに比べてカメラ機能やメモリを強化した、その名のとおりプロフェッショナル向けのモデルであり、性能が高い一方で非常に高価なモデルでした。
Xperia Proの後継機はまだ2023年春時点で発表・発売されていませんが、最新機種「Xperia 1 V」から比べると世代的には2世代も古くなっているため、PRO-Iは在庫処分の投げ売りでもしないとそろそろ売れなくなってしまう時期なのかもしれません。
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Xperia PRO-Iの性能・スペック
Xperia PRO-Iは、 携帯ショップ向けのスマホよりも大きなカメラセンサーを積んでおり、写真がキレイに撮れる「本物のカメラ品質」を目指したモデルです。
ディスプレイ (解像度) |
6.5インチ 有機EL (4K) |
生体認証 | 指紋認証 (本体横) |
サイズ | 縦:166 mm 横:72 mm 厚さ:8.9 mm 重さ:211グラム |
カメラ | 1220万画素 +1220万画素 +1220万画素 +3D iToFセンサー |
バッテリー | 4500mAh | SIMスロット | nano SIM×2 |
充電速度 | 急速充電 | おサイフケータイ | 対応 |
CPU | Snapdragon 888 |
防水/防塵 | 対応 |
RAM/ROM | 12GB/512GB | 発売時価格 |
198,000円 |
*より詳細なスペックはソニーストア公式サイト参照。
Xperia PRO-Iにはソニーのカメラブランド「α」の技術を流用した24mm相当の広角1.0型センサーを搭載、さらに16mm相当の超広角レンズ・50mmの標準レンズを搭載するトリプルカメラ仕様です。
メモリも普通のスマホより大きく、本体ストレージは通常のXperiaラインナップには無い512GBです。
また、本体別売りでカメラ撮影用のシューティンググリップ・Vlogモニターなども発売されており、単なる”スマホ”ではないプロ用の撮影器具としても使えます。
Xperia PRO-IはSIMフリー・デュアルSIM対応、5G通信にも対応します。
このXperia PRO-Iの発売当時の価格は約20万円でした。円安・物価高により2023年時点では超高性能スマホで20万円という価格も珍しくなくなったものの、当時は「この金額を出すなら普通にミラーレスカメラを買うでしょ」という評価もあった超ハイエンドモデルが、今なら”普通のハイエンドモデルスマホ”クラスの負担で買えます。
約7.8万円の公式値下げ実施
Xperia PRO-Iの価格は公式で値下げされているため、いくつかの正規取扱ショップで同様の値下げが実施されています。
ソニーストアの場合、会員向けクーポンを持っていればSIMフリースマホも値下げ価格で買えます(利用できるクーポンは種別により異なる)。
ちなみに、ソニーストアで買えるSIMフリーXperiaシリーズの他モデルは、以下のような価格設定です。
モデル | ソニーストア価格 |
Xperia 10 IV (XQ-CC44) | 60,500円 |
Xperia 5 IV (XQ-CQ44) | 119,900円 |
Xperia 1 IV (XQ-CT44) | 149,600円 |
Xperia 1 IV Gaming Edition | 161,700円 |
Xperia 5 III (XQ-BQ42) | 89,100円 |
Xperia PRO-I | 119,900円 |
Xperia 1 III (XQ-BC42) | 96,800円 |
Xperia 5 II (XQ-AS42) | 67,100円 |
Xperia PRO (XQ-AQ52) | 229,900円 |
値下げされたXperia PRO-Iは、2022年モデルのハイエンドモデル[1 IV]より安く買える状態です。
2023年5月2日時点で、ヤマダ電機・アマゾンでも同額に値下げされています。
☆「amazon.co.jp Xperia PRO-I XQ-BE42」
☆「ヤマダウェブコム Xperia PRO-I」
ドコモで最新Xperiaのオンライン限定割引実施
SIMフリーモデルに拘らない場合、ドコモの公式オンラインサイトでも現行のXperiaシリーズの大幅値引を実施しています。
ドコモではもうすぐ型落ちモデルになることが確定している2022年モデルのXperia 1 IV SO-51CやXperia 5 IVも割引対象に入っています。
ドコモのお得な購入サポート「いつでもカエドキプログラム」とオンライン割引を使って機種変更する場合、以下のようなコストで購入可能です。
モデル | 負担額 |
Xperia 1 IV | 実質77,352円~ |
Xperia 5 IV | 実質51,920円~ |
Xperia 10 IV | 実質30,712円~ |
*23ヶ月目に返却した場合の負担額。Xperiaシリーズの場合はいつでもカエドキプログラムはユーザーにとって非常に有利な設定なので加入を推奨します。