格安SIMサービスでの利用を前提とした、低価格のSIMフリースマートフォンが国内ショップでも豊富な種類を入手できるようになっていますが、メーカーによっては「使い捨て」レベルの価格・品質のスマホも存在します。

国内キャリアで回線と一緒に購入した端末であれば、初期不良や保証期間内の故障は販売したキャリアショップに持ち込むことで交換・メーカー修理受付をしてくれることもありますが、低価格な格安スマホでは保証が弱いこともあります。

しかし、有料オプションではありますが格安スマホにも各種修理保証サービスを提供している企業もあります。

上記の記事では「スマホと格安SIMを一緒に買った時」に付けられる補償サービスをメインに調べました。今回紹介するのは格安SIM回線とのセットではなく、スマホ購入自体に付けられる補償です。回線をまだ契約していない状態でも補償が付けられますので、格安SIM業者を迷っている・変更する予定がある場合に検討の価値があるはずです。

グーの端末サポート

NTTレゾナントグループが運営しているウェブショップ「goo SimSeller」で販売されている「goスマホ」というシリーズがあります。2016年5月時点ではg01-g05までの5種類の格安スマートフォンが取り扱われており、goスマホ専用の補償オプションが「グーの端末サポート」です。

*goo SimSellerではgoスマホ以外の機種も販売されていますが、補償オプションを付けられるのは「goスマホのみ」です。goスマホはSIMロックフリーで、ZTEとシャープ製の端末があります。

購入時の初期不良であればもちろん補償オプションは関係なく無料交換ですが、端末サポートに加入していると「購入月+36ヶ月」の故障補償があります。

go端末サポート

故障の種類は、「自然故障」「画面割れ」「落下故障」「水濡れ・水没」などの人為的故障も保証対象となります。

修理代金は1回目が3000円、2回目以降も5000円で新品の同型スマホに交換可能です。修理交換は年に2回まで使えるため、保証期間3年間で最大6回まで壊してもOKです。

故障補償のオプション料金は、機種ごとに指定されています。機種の詳細・最新価格は公式ショップ「goo SimSeller グーのスマホ」で確認してください。

3年間のうち1回でも新品交換(1回目3千円)すれば元がとれる計算ですね。スマホを良く壊してしまう人は加入しておいた方が安心でしょう。

保障サービスへの加入は本体購入時に同時加入するか、購入後14日以内の申し込みが必要です。受付は公式ショップでIMEI(製品の固有番号)を入力して行います。

補償オプションの契約にはクレジットカードが必須になりますのでご注意ください。

別途利用方法等に関する「安心サポート」オプションも用意されています。こちらとセットで加入することで合計の料金が少し割安になるようなので、必要に応じて加入を検討しましょう(スマホの初心者でなければ多分必要ありません)。



月額200円から故障時補償を付けられる格安スマホ gooスマホシリーズ