2023年9月8日にワイモバイルが実施した緊急値下げにより爆発的ヒットをしているOPPOの2023年6月発売モデル「OPPO Reno9 A 」(型番A301OP)と、同じく2年前に安売りされていた旧型「Reno5 A」との比較・機種変更した場合に感じられる差を解説します。
ワイモバイルではOPPOのコスパに優れるスマホシリーズ「Reno」(リノ)を歴代販売しており、過去のモデルも含めて発売から一定期間が経つとすぐに値下げ・投売りされるため、安くなったタイミングで購入したというユーザーが多いと思います。
今回、ワイモバイルは発売からまだ3ヶ月も経っていない状態でありながら、最新モデルOPPO Reno9Aを最安実質0円以下にまで値下げしました(割引に関する解説はこちらを参照)。
公式メーカーサイトでSIMフリーモデルは4.7万円・他社では定価5万円以上に設定しているスマホを、これほどまでに早く値下げして安くしてくれるワイモバイルには感謝しかありませんが、一方でこの「Reno」シリーズの新作は毎年新型が投入されるたびに「旧機種からの進化・変更点が少ない、マイナーチェンジ止まり」という評価が多く、”安く買えるなら旧モデルで良くね?”という結論になってしまいがちです。
しかしながら、Renoシリーズは「安く買える」という大前提があれば製品の性能・機能のバランスは優れたスマホであるため、旧モデルに不満を持っていないユーザーは、同じ機能・同じようなUIを継続している最新のReno9Aに違和感なく機種変更出来るはずです。
2年前のOPPO Reno5 Aを含む、より古い機種を利用中のユーザーはそろそろバッテリーが劣化したり、アップデートの提供が打ち切られる時期ですので、買い替え時です。
OPPO Reno9AとReno5A/Reno3Aの違い
2020年モデルのReno3A、2021年モデルのOPPO Reno5A、そしてOPPO Reno9Aには以下のような違いがあります。
スペック・仕様 | 2023年モデル OPPO Reno9 A |
2021年モデル OPPO Reno5 A |
2020年モデル OPPO Reno3 A |
ディスプレイ | 6.4インチ FHD+ (2400×1080) 有機EL |
6.5インチ FHD+ (2400×1080) LCD (LTPS) |
6.44インチ FHD+ (2400×1080) 有機EL |
OS |
Android 13ベース |
Android12ベース |
Android11ベース |
リフレッシュレート |
最大90Hz タッチサンプリング 180Hz |
最大90Hz タッチサンプリング 180Hz |
60Hz |
サイズ | 160 × 74 × 7.8 mm |
162.0 × 74.6 × 8.2 mm |
160.9 × 74.1 × 8.2 mm |
重さ | 183グラム |
182グラム |
175グラム |
SIMスロット |
nano SIM+eSIM |
nano SIM/ nano SIM+eSIM |
nano SIM |
電池容量 | 4500mAh |
4000mAh | 4025mAh |
急速充電 |
最大18W |
最大18W |
最大18W |
CPU | Snapdragon 695 5G |
Snapdragon 765G |
Snapdragon 665 |
RAM | 8GB |
6GB | 6GB |
ROM | 128GB |
128GB |
128GB |
5G通信 | 対応 |
対応 | 非対応 |
おサイフケータイ |
対応 |
対応 |
対応 |
ワンセグ/フルセグ |
非対応 |
非対応 |
非対応 |
ワイヤレス充電 |
非対応 | 非対応 |
非対応 |
外部ストレージ |
micro SD (最大1TB)対応 |
micro SD (最大1TB)対応 |
micro SD対応 |
カメラ | 4800万画素[メイン] +800万画素[超広角] +200万画素[マクロ] | 6400万画素[メイン] +800万画素[超広角] +200万画素[モノクロ] +200万画素[マクロ] | 4800万画素[メイン] +800万画素[超広角] +200万画素[モノクロ] +200万画素[ポートレート] |
防水防塵 |
対応 |
対応 | 対応 |
生体認証 |
顔+指紋(画面内蔵) |
顔+指紋(背面) | 顔+指紋(画面内蔵) |
SIMフリー版価格* | 46,800円 |
43,800円 | 39,800円 |
*価格はSIMフリー版、発売当時の公式価格より。ワイモバイルモデルの価格とは異なります。
このように、OPPO Reno5A以前のモデルから買い替える場合、マイナーチェンジとはいえ2年分以上の変更の蓄積があるため、いくつかの進化・便利になった機能を体感出来るはずです。
ワイモバイル版のReno5A以前のモデルとのもっとも大きな違いは、nano SIM+ eSIMのデュアルSIMに対応したことでしょう。
ワイモバイルでは2021年モデルのReno5Aまで、SIMフリー版で対応していたデュアルSIMを潰した「シングルSIM」モデルにしていましたが、2022年2月に追加発売したReno5AのeSIM対応版・Reno7AからeSIM対応によってデュアルSIM化が可能となりました(ただしnano SIMスロットは引き続き1枚分だけ搭載)。
処理性能についてはOPPO Reno7A/Reno9Aは2世代続けてミドルレンジ向けチップ「Snapdragon 695 5G」を使っているため、2年前のReno5Aと比べて処理性能がアップしたとは言い難い水準です。メモリ(RAM)は増えていますので、高負荷のゲーム以外であれば普通にアプリも楽しめるはずです。
バッテリー容量も大きくなっており、利用可能時間が延びています。
モデル | 連続待受(LTE) | 連続通話(LTE) |
Reno9A | 440時間 | 1950分 |
Reno7A | 440時間 | 1950分 |
Reno5A | 350時間 | 1300分 |
Reno3A | 350時間 | 1260分 |
*それぞれおよその時間。
Reno7Aと比べると全く変わらないReno9Aのバッテリー性能も、Reno5A/3Aから比べれば長持ちするようになったと言えます。
カメラ性能もReno9A/7Aは据え置き。最新の高性能カメラ特化モデルと比べてしまうと物足りなさを感じる可能性がありますが、旧型で不満を感じていないなら、Reno9Aでも大丈夫でしょう。
ワイモバイルの圧倒的値引き Reno9Aが安い
最後に2023年9月11日時点、OPPO Reno9Aの各社価格を比較しておきましょう。
取り扱い | 価格・キャンペーン |
ワイモバイル | MNP 一括4,980円 +ポイント還元あり |
IIJmio | MNP 一括19,800円 機種変更 37,500円 +3,000円ギフト券付き |
楽天モバイル | 本体のみ 53,900円 |
OPPO公式 | 46,800円 |
QTモバイル | CBサービス適用で 一括42,056円 |
nuroモバイル | 43,000円 |
mineo | 40,656円 |
ニフモ | 42,570円 |
ピカラモバイル | 44,000円 |
リンクスメイト | 44,800円 |
*ワイモバイル版と他社モデル(SIMフリー)は同一ではありません。詳しい仕様の差は各サイトを参照ください。
上記の通り、ワイモバイル版は圧倒的最安値です。オンライン手続きで購入すれば事務手数料も掛かりませんので、最強です。
機種変更の場合、ワイモバイルオンラインストア ヤフー店経由だと特別価格で購入可能です(2023年9月12日時点、セール終了)。
☆「ワイモバイルオンラインストア ヤフー店 機種変更用特別価格Reno9A」