ドコモから発売中のXperiaシリーズ最新モデル Xperia XZ1 SO-01Kのゲームプレイレビューです。値下げされたSnapdragon 835の中で、高コスパ&程よいサイズ感のXperia XZ1がスマホゲームで遊ぶのに丁度よいのかどうか実際に使って評価していきます。
Xperia XZ1 SO-01Kには2年前に発売されたXperia Z5(SO-01H,SOV32)に比べておよそ2倍の高速処理を可能にする最新チップ Snapdragon 835(MSM8998)/大容量メモリ 4GBを搭載し、過去の5.2インチモデルXperia史上最強のスペックを誇ります。2016年夏モデルのXperia XZs(SO-03J)やXpeira XZ(SO-1J)に比べても1.2倍のパワーアップがされています。
一般的な通話やメールをするだけならばここまでのハイスペックモデルである必要はないとも言えますが、ゲームを快適に遊びたい人には高性能なスマホに機種変更すると、どんな新しいアプリでもストレスなく楽しめます。
また、スマホ本体のデータ容量(ストレージ)も64GBあり、過去のXperiaスマホでは最大となります。iPhoneと違い、microSDカードも使えますので写真や動画データとは別に保存・容量を使えるので、多くのゲームアプリを入れることも出来るでしょう。
そして、Xperia XZ1 SO-01Kで実際にゲームをプレイしてみて感じたゲーマー向けの特長として、連続で使っても発熱が少ないという点が挙げられます。
SO-01KにAntutu Benchmarkアプリを入れて、30分以上連続で3Dアニメーション再生・演算処理をさせてみた場合のスマホ表面温度を測定してみた結果が以下の通りです。
測定回数 | ベンチスコア | 本体の 表面温度 |
本体の 背面温度 |
1回目 | 176,365 | 27.1℃ | 25.0℃ |
2回目 | 178,067 | 29.1℃ | 27.0℃ |
3回目 | 176,119 | 30.8℃ | 30.1℃ |
4回目 | 172,527 | 34.2℃ | 30.5℃ |
5回目 | 171,985 | 35.8℃ | 30.0℃ |
30分程度経過した時点でも、ベンチマークスコアは17万点を超え続け、スムーズな処理を継続的に行うことが可能です。また、本体の温度についてもiPhone Xよりも熱が上がりづらく、手で持つ背面パネルはほとんど熱くなることはありませんでした(実験は机上に置いて実施しています。実際には手で支えるでしょうから、長時間触れ続ければ体温分が上乗せされると考えるべきでしょう)。
ベンチマークアプリは特に処理が重く、発熱しやすいテスト条件です。それでもほとんど熱くならないXperia XZ1 SO-01Kはゲームを沢山遊びたいユーザーに向いています。もちろんこのくらいの温度でゲームがエラーで中断したり、フリーズすることはありません。
2018年モデルのXperia XZ2 SO-03Kに比べても、XZ1のほうが発熱が少ないようです。Snapdragon 835搭載機種は発熱制御が優れたモデルが多く、ゲームを多く遊ぶユーザーにはスナドラ845搭載機種よりも向いていると言えるのかも知れません(ただし処理能力自体は、発熱状態になっていてもXZ2のほうがXZ1より上ではあります)。
多くのゲームはAndroid 8.0対応済み
Xperia XZ1 SO-01KおよびXperia XZ1 Compact SO-02Kは、デフォルトでAndroid 8.0という新しいOSを搭載しています。最新のOSが出たばかりだとまれに動かないアプリもありますが、今人気のゲームは比較的早く対応しており、殆どのゲームはすでにちゃんと遊べる状態になっています。
3Dリッチモードでもヌルヌル動きます。
2017年11月12日時点で、アズールレーンはAndroid 8.0で通常通りのインストールして起動すると画面が真っ暗のまま、動作しません。この回避方法として、[設定]→[アプリと通知]→[詳細設定]→[アプリの権限]→[ストレージ]の権限設定から、アズールレーンの項目にチェックを入れる(許可)と遊べるようになります。
一部アプリに不具合はありますが、動作自体はどれでも快適に動きました(すべてのアプリ/バージョンで動作を保証するものではありません。詳しくはアプリメーカー・端末メーカーにご確認下さい)。
Xpeira XZシリーズのスマホは画面の上下にステレオのスピーカーが付いていますので、音ゲーをする場合にも自然なサウンドを楽しめます。
今使っているスマホでゲームの動きが遅い・熱を持ちやすくて困っているのならXperia XZ1シリーズ(夏モデルのXperia XZ Premium SO-04Jも可)への機種変更してみると快適にプレイ出来るかもしれません。
大画面なら5.5インチのXperia XZ Premiumでも同じように発熱が少ないことをテスト済みです(関連記事:Xperia XZ Premium SO-04Jは発熱するか 連続操作で表面温度とパフォーマンスの変化を調べてみるを)。
2018年6月よりXperia XZ1, Xperia XZ1 Compactは機種変更価格が大幅値下げされており、型落ちした今がお買い得です。
2019年2月、Xperia XZ1 ,XZ1 Compactは投げ売りに突入しました。機種変更時でも一括値引きが使えます。
機種変更価格 | Xperia XZ1 SO-01K |
Xperia XZ1 Compact SO-02K |
通常本体定価 | 86,184円 | 77,760円 |
月々サポート(総額) | ||
一括値引き | 75,816円引き |
77,112円引き |
機種代金 | 一括10,368円 | 一括648円 |
各機種の詳細なスペック・価格情報は公式サイトでチェックしてください。
☆「Xperia XZ1 Compact SO-02Kをみる」4.6インチモデル
☆「Xperia XZ1 SO-01Kをみる」5.2インチモデル
☆「Xperia XZ Premium SO-04Jをみる」5.5インチモデル(販売終了)