irumo(イルモ)契約「月末申し込み」が有利な理由-日割り/二重課金/変更適用日

ドコモの月額550円～という格安プラン「irumo」(いるも)をいつ申し込むとお得なのか解説します。

NTTドコモが2023年7月から提供を開始した格安プラン「irumo」は、従来のドコモスマホプランと利用する回線こそ同じですが、サービスの内容が大きく異なる、イルモはスマホ料金を安くしたい節約ユーザー向けプランです。

もともとの料金が安いirumoですが、irumoを「もっともお得に、安く契約したい」と考えるなら、月末に契約/プラン変更するテクニックを使いましょう。

イルモの契約・プラン変更にはいくつかルールがあり、月初め～月の途中や月末申し込みのタイミングによって、支払う金額・利用できるサービスが少し変わります。

契約方法・現在利用中のサービスやプランによって申し込むべきタイミングが変わります。どのパターンに自分が当てはまるかよく検討して、どうせならば最高のタイミングでirumoを契約しましょう。

irumoの日割りルール

イルモの料金プランは、契約する容量（0.5GB～9GB）によって決まる定額型基本料金プランです（使用したデータ量によって変動するタイプではない）。

irumoの料金に関する日割りルールは、

料金プランおよび音声オプションの月額料金は、ご利用日数にかかわらず日割りで計算しません。ただし、新規契約（MNP 含む）と同時にお申込みの場合に限り、お申込み月の月額料金は日割りされます。月額料金が日割りとなる場合、「d カードお支払割」「ビジネスメンバーズ割」の割引額も日割りとなります

というルールです。新たに契約する場合は申し込んだプランの基本料金（及び割引）から日割り計算がされ、どのタイミングで契約しても利用可能なギガは全量付与されます。

例えば3GBプランを月末最終日に課金が開始されるタイミングで契約すると、1日分の料金で3GB使うことが出来ます。ただし、irumoで使わなかったデータ容量は翌月には繰り越せませんので、使い切れる程度の日数（例えば月の下旬頃）の余裕を持って契約するのが良いでしょう。

一方で、「既存ドコモプランからirumoに変更」する場合は、月末申し込みが推奨されます。

既存のドコモプランからirumoに変更する場合、変更前のプランがキッズケータイプランである場合を除き、変更プラン前に料金が全額掛かり、かつ即irumoのプラン内容に変更されます。

例えば、アハモ（月額2970円/20GB）からirumo 3GB(月額2,827円)に、月の途中で変更してしまうと、料金は高いアハモ分（2,970円）が全額掛かるのに、使える容量が20GB→3GBまで即減らされてしまいます。

もしアハモ（20GB）から月の途中で変えたいのであれば、まずはirumo 9GBプランで申し込んでおき、その翌月から小容量のプランへ変更予約手続きを行っておくと、手続き当月も9GBまでは（アハモ側の料金負担だけで）高速通信が使える状態を維持→翌月から安いプランへ移行出来ます。

irumoにプラン変更をしようというユーザーは、より大容量から小容量の安いプランへ変更したいという人（よりたくさんのギガが使えるプランから、小容量のirumoに変更する場合）が多いはずなので、多くのケースでは月末に変更したほうが有利になるはずです（変更前後の組み合わせによって例外もありますので各自のケースで要確認）。

irumoの契約を行ったあと、irumo内でプラン変更（0.5GB/3GB/6GB/9GBの間）する場合は翌月から適用が始まるため、日割りにはなりません。

なお、音声オプションを途中変更した場合は、より高い料金のオプション代金が適用されます。