今まで日本国内の携帯会社から発売されてきたスマートフォンやiPhoneは、原則販売時に該当の販売通信会社のネットワークしか使えないように「SIMロック(キャリアロック)」が書けられていました。これが2015年5月以降に発売されたモデルに対して総務省が示した「SIMロック解除義務化」のガイドラインに従い、次期2015年モデルのiPhoneはSIMロックが解除できる見込みです。

現時点(9月5日)では、auおよびソフトバンクについてはiPhone6sでSIMロック解除ができるのかどうか、ハッキリとした回答は出していません。しかし、ドコモはiPhone6sも解除できることが確実です。

→ 2017年5月24日より、ドコモ端末のSIMロック解除ルールが緩和されています。詳しくは「[レビュー]Xperia X Compact SO-02JのSIMロック解除方法 au VoLTE SIMも利用可能」のページ等を参照下さい。

ドコモでは購入後即SIMロック解除ができる場合あり

他キャリアでは転売を防ぐために「端末の購入日から6ヶ月以上が経過した端末」のみがSIMロック解除手続きをすることが出来ますが、ドコモでは一定の要件を満たすと、端末購入後すぐにでもロックの解除が出来ます。

・ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
・ご利用料金のお支払実績が確認できること
・契約者ご本人の購入履歴がある機種であること
・端末購入日から6か月以上経過していること
ただし、対象回線におけるSIMロック解除実績注意4があり、かつ前回のSIMロック解除受付から6か月以上経過している場合は、端末購入日から6か月経過していない場合でもSIMロック解除の手続きが可能です。
・すでにドコモを解約済の方は、解約日から3か月以内であること
ドコモ-2015年5月以降に発売された機種のSIMロック解除手続き

iPhone6sの発売予定がこの9月なので、即iPhone6sを購入して解除できるのは2015年3月以前にドコモで購入した機種をSIMロック解除して利用を続けている人が機種変更で購入した場合、ということになりますね。

対象機種の端末種別には「iPhone, iPad」が入っています。現行のiPhone6, iPhone6 PlusやiPhone5s/5cはもちろん対象外ですので、ここでいう「iPhone」は新型iPhoneのことしか考えられません。

5月以前に発売した旧モデルの場合は購入後でもSIMロック解除手数料を払えば多くのドコモ機種のロックを外すことは出来ます。新型iPhoneを手に入れてすぐにSIMロックフリーにしたい方は、ご自身の登録端末でのSIMロック解除手続きが最後にいつ行われているのか確認しておくと良さそうです。

irumo
docomoのiPhone6s SIMロック解除ルール 即解除出来るパターン

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