ついにこの日が来ました。

2017年4月末時点で、ドコモの公式ウェブサイト「ドコモオンラインショップ」の販売ラインナップからFOMA/iモード接続が出来る従来型携帯機種がすべて販売終了となりました。


ドコモでは2016年秋頃にiモード対応のFOMA携帯機種の開発・生産終了を公表しており、今後は在庫限りでの販売を行う旨を通知していました。結果としてiモードサービスが利用できるFOMA携帯はパナソニックの2015年11月27日に発売されたP-01HがドコモにおけるFOMA/iモード用最後モデルとなりました。

その後P-01Hは早々に在庫がなくなり、その旧モデルであるN-01Gがほそぼそと販売を続けられていました。そのN-01Gも在庫切れが目立つようになり、2017年4月19日時点において再入荷をしたことを確認していたところだったのですが、その後数日間は「在庫なし」の表示であったところからついに「販売終了」に表記が変わりました。これにより、公式ウェブサイトでのFOMA/iモードケータイの販売は完全終了ということになります。

現在はiモードサービスが利用できる通常携帯はオンラインサイトでは取り扱いがありません。予約・在庫の取り寄せも不可となりますので、どうしてもiモードガラケーが欲しい人は町のドコモショップに一軒一軒問い合わせをするか、「白ロム」として販売されている本体のみを入手してSIMカードの差し替えによる機種変更を行うのがベターでしょう。

☆「ドコモFOMAガラケー P-01Gに白ロムで機種変更するための価格・スペック情報

今後はすべて「spモードケータイ」に変わる

現在ドコモで買える折りたたみ式ケータイは4機種(キッズ携帯・らくらくホンを除く)のみとなりました。

機種名 通信方式 接続モード 機種変価格
SH-01J
Xi spモード 実質10,368円~
SH-01Jをみる
P-01J
Xi spモード 実質10,368円~
P-01Jをみる
SH-06G
FOMA spモード 一括0円
SH-06Gをみる
F-05G
FOMA spモード 一括0円
F-05Gをみる

FOMAプランで契約が可能なSH-06G,F-05Gですが、こちらも入荷状況が不安定な状態が続いています。今のところ販売終了にはなっていませんので再入荷の可能性は残っていますが、いつでも買えるものではなくなっています。

SH-01J, P-01Jはスマートフォンと同じLTE接続・VoLTE通話が可能な折りたたみ携帯ながら、使い勝手はほぼ従来通りの携帯機種のままとなっています。FOMA/iモードプランでの契約は不可となるため契約種別は変わってしまいますが、Xiケータイ専用のパケットプランで運用が出来ます。

関連記事:ドコモ新ガラケー AQUOSケータイSH-01J 機種変更時の維持費シミュレーション

FOMAサービス自体はまだ今後もドコモによるサポートは続きますので、現在使っている携帯がすぐに使えなくなることはありません。しかし、今後は完全に料金プラン・サービスともに新型ケータイ向けにシフトしていくため、どこかでFOMA/iモードからXi/spモード方式のケータイに買い替えをするか、いっそのことスマホデビューをしたほうが良い日がくるでしょう。

管理人もガラケーユーザーなので(スマホもいっぱい同時に持ち歩いていますけど)、FOMA/iモード機種の販売終了には感慨深いものがあります。これは過去に2G方式のムーバ(mova)が2012年に完全終了した例もあります。現在はワイモバイルだけが一般販売を続けているPHSも2018年3月末に新規契約受付を終了、2022年までには停波されるはずです。同じように、FOMA/iモードの時代も終りが近づいているということなのです。

今後も新しい方式の折りたたみ携帯は提供が続きますので、通話・メールしか使わないのでスマホは要らないという方は新型ケータイへの以降を早めに進めて慣れておいた方が良いかもしれません。


ドコモガラケー iモード対応機種のオンライン販売終了 N-01Gも今後再入荷予定無し

Tagged on: