NTTドコモは2018年9月3日、同社が2017年夏モデルから提供を始めた低価格スマホ向け専用割引「docomo with(ドコモ・ウィズ)」が300万契約を突破したことを発表しました。

docomo withは最安値プランで構成するとわずか月額280円から回線を追加出来る、格安スマホサービス対抗割引として2017年6月1日から始まったシステムです。

ドコモの一般的なスマホ向け料金値引きの月々サポート(月額値引き)と端末購入サポート(一括値引き)とは異なり、機種に対する値引きをしない代わりに、対象機種を購入して利用を続ける(機種購入を伴うプラン変更をしない)かぎり、ずっと月額割引た継続するという新しい割引は、節約志向のドコモユーザーに多く受け入れらているようです。

サービス開始当初は2機種のみ(arrows Be F-05J(初代)・Galaxy Feel SC-04J)を対象として始められたシステムでしたが、昨年はシャープからAQUOS sense SH-01K、そして今年は富士通から第2世代のarrows Be F-04Kが追加され、大ヒットしています。

2018年8月時期のランキングでも、F-04Kは他の最新ハイエンドモデルを抑えて売れ筋ランキング2位に入っています。

管理人も実際にdocomo with割引対象 arrows Be F-04Kを購入して使っています。他の高額なハイエンドモデルに比べれば機能にもの足りないところがあるのも確かですが、docomo with割引によって2年間利用時の実質負担は0円以下という価格を考えると、十分に満足できる仕上がりです。

数年前のイメージでは「国内メーカーの2~3万円スマホ」は最低限の機能をもった機種レベルでしたが、最新モデルのdocomo with対象機種であるarrows Be F-04K, LG Style L-03Kなどは、新しいCPUの搭載やメモリの増強により、普段使いであればキビキビと動きます。

初代のarrows Be F-05Jには指紋認証はありませんでしたが、新機種では2017年ハイスペック機種向けに採用されたサイドボタン内蔵指紋認証センサーを継承しました。

多くのdocomo withスマホはおサイフケータイ・防水/防塵性能などを備え、十分な機能性を持ったまま低価格での製造を実現しています。


(左がdocomo with対象のL-03K、右はiPhone 7)

現在流行中のベゼルが狭い・18:9比率の縦長ディスプレイを採用したモデルもdocomo withで選ぶことが出来るようになり、安さだけではない選択肢も用意しています。

☆「arrows Be F-04Kの実機レビューはこちら
☆「LG Style L-03Kの実機レビューはこちら

docomo withの利用者増大

初めてdocomo with対象機種が登場したのは2017年6月1日、arrows Be F-05Jの発売日となります。

その後、料金プランの安さ・機種購入額のお手軽さによってdocomo withは契約者をガンガン伸ばしてきました。

・2017年6月1日  docomo withサービス提供開始
・2017年12月18日 docomo with契約 100万回線突破 (201日め)
・2018年4月27日 docomo with契約 200万回線突破(331日め)
・2018年9月3日 docomo with契約 300万回線突破(460日め)

最初の100万回線までは200日ほどが掛かっていますが、200万・300万回線まではそれぞれ130日程度で達成をしています。2~3月の年度末シーズンには学生向けの契約が多かったと見られますが、4月→9月の期間でもペースを落とすこと無く、docomo with利用者が拡大しています。

2018年9月、ついにiPhoneが対象に


2018年8月下旬、突如として予告されたiPhoneのdocomo with化は業界を激震させるほどのインパクトがありました。

docomo withの永年継続割引対象となったのは2014年に発売された旧モデル iPhone 6s 32GBモデル。4年も昔の前のiPhoneの在庫がどこにあったのか?という疑問すら湧きますが、古くなったとは言えiPhone 6sの人気はまだまだ健在。

特にゲームを遊びたい・アプリで楽しみたいという学生向けにはdocomo with対象となっている他のAndroidスマホに比べて圧倒的に処理性能が高いiPhone 6sは人気になること間違いなしです。

関連記事:9月1日からドコモiPhone6sがdocomo with対象に!月額280円でiPhoneを追加契約する方法

新型のiPhoneは高性能・大容量モデルになると端末価格が10万円以上も当たり前になっており、小中学生~高校生くらいまでの子供に買い与えるにはちょっと・・・と戸惑うレベル。

そこでdocomo with対象のiPhone 6sであれば、初期購入費用は4万円(一括払いした場合)・家族のスマホと一緒に使うパケットシェアサービスで追加すればずっと月額280円で利用できる回線が出来上がります。

しかもこの価格は新規・のりかえだけの優遇ではなく、機種変更でも同じ価格で契約・購入が出来ます。

さらに9月からはオンラインから注文すると新規・他社乗り換え・機種変更でも事務手数料が撤廃され、「安くiPhoneを使いたい」というファミリー向けの優遇が増えています。

これまで発売されてきたdocomo with対象のAndroidスマホもそれなりに魅力的でしたが、日本でのiPhone人気を考えると、これからますますdocomo withに乗り換えるユーザーが増える可能性は極めて高そうです。

☆「ドコモ公式HPでiPhone 6s 32GB(docomo with)の料金プラン・値引き情報をみる

ドコモの格安スマホ docomo with300万回線を突破 iPhone追加でまだまだ爆発的に増加?!

Tagged on: