NTTドコモは2023年5月9日、ドコモショップ店頭での各種事務手数料を値上げすることを予告しました。
契約の種別によっては、現状の3倍以上の超大幅値上げとなります。
携帯業界では2023年、各社が事務手数料の値上げを実施しています。KDDIはすでに4月に値上げ済み、ソフトバンクグループも6月から値上げをすでに告知しており、ドコモもこれに続く形になりました。
ドコモの値上げは、ドコモショップ・量販店・一般販売店でのiPhone・スマホ購入に対するユーザー負担増となります。
ドコモの事務手数料改定概要
改定予定日 | 2023年7月1日 |
対象店舗 | ドコモショップ 家電量販店 一般販売店 (店頭窓口) |
対象手続き | 新規契約・契約変更 機種変更・名義変更 SIM再発行/eSIM再発行 電話番号の変更/保管 |
改定後価格 | 一律3,850円 |
*2023年5月9日時点。
携帯ショップが事務手数料を値上げする理由は?
NTTドコモの場合、手数料を値上げする言い訳は、
昨今の物価高や電気料金の高騰、およびご説明事項の増加などによる店舗運営に関わる各種費用を考慮
としています。
これまで手続きによって価格が異なっていた手数料も、「手続き内容ごとに加算手数料」を設定することにより、一律で3,850円まで利用者負担を激増させる結果となります。
ソース:ドコモ公式報道資料-店頭での事務手数料を改定(2023.05.09)
オンライン手続きなら今後も事務手数料はタダ
NTTドコモでは、公式のオンラインショップ経由で機種変更や新規契約をする場合、事務手数料や頭金は無料の優遇措置を実施しています。
オンラインサイトでの購入なら人件費や物価高の影響が小さいため、2023年7月の事務手数料改定の影響を受けません。
今までドコモショップ・量販店でスタッフのサポートを受けて手続きをしていたユーザーも、この機会にオンラインショップでの購入・My docomo(オンライン手続き)のやり方を覚えて、物価高対策を行いましょう。
どうしてもドコモショップ店頭でサポートを受けたい人は、それ相応のコストを支払う覚悟で行きましょう。
*より詳しい案内はドコモ公式サイトを参照ください。
店頭行かないならアハモ(ahamo)やLINEMOに乗り換え
携帯やスマホの設定やサポートを受ける必要を全く感じない・自分で設定やトラブルの対処が可能というスマホ上級者は、オンライン専用プランに変えてしまうのもアリです。
2023年現在、大手携帯キャリアでは店頭での手続き・サポートが必要ないユーザー向けに「オンライン専用プラン/ブランド」の新料金プランを提供中です。
・ドコモ → ahamo
・KDDI →povo 2.0
・SoftBank → LINEMO
これらのオンラインプランはもともと店頭での手続きを受け付けておらず(一部を除く)、手数料値上げの影響を受けません。
物価高の影響を受けるのはみんな同じですので携帯窓口でのコストが上がってしまうのは仕方ないところ。しかし、高い手数料を支払うのがイヤだという人は、オンライン手続きをすれば回避出来ますので、スマホを使いこなせる人には何の問題もありません。
☆「アハモ(ahamo)公式サイト」
☆「LINEMO公式サイト」
☆「 povo 2.0」