かつてこのサイトでは「5.5インチモデルのライバル機種」として、Apple iPhone6s Plusと Sony Xperia Z5 Premium(SO-03H)の比較を行ったことがあります。そこから月日は流れ、5.5インチモデルのトップは入れ替わりました。
Apple | Sony | Samsung |
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iPhone7 Plus | Xperia Z5 Premium | Galaxy S7 edge |
2016年9月現在、国内においてトップシェアを誇るアップル・ソニー・サムスンがそれぞれ5.5インチモデルのハイエンドモデルを同時期に販売することになりますので、スペックの比較とそれぞれの機種の特徴、そして3台のスマホのお値段・機種変更時の負担額などを比較してみましょう。
大きさの比較
まず、細かいスペックデータをチェックする前に、「5.5インチ」という大きさに着目します。今回比較する3台はすべて「5.5.インチ」というディスプレイサイズで表現されますが、「本体の大きさ」には若干の差が生じています。本体の大きさは持ち易さ・操作のし易さに直結する大きな問題です。
モデル | iPhone7 Plus | XperiaZ5 Premium SO-03H |
Galaxy S7 edge SC-02H |
ディスプレイ | 5.5インチ Retina HD 広色域対応 (1920×1080ピクセル) |
5.5インチ 4K TFT Triluminos (2160×3840ピクセル) |
5.5インチ Quad HD SuperAMOLED (1440×2560ピクセル) |
縦 | 158.2 mm | 154 mm | 151 mm |
横幅 | 77.9 mm | 76 mm | 73 mm |
厚み | 7.3 mm | 7.8 mm | 7.7 mm |
重さ | 188グラム | 181グラム | 158グラム |
3機種とも、見事にディスプレイの解像度がバラバラです。iPhone・Xperia・Galaxyのそれぞれが違うディスプレイの方式になっているため一概の「どれが綺麗」や「どれが見やすい」という比較は出来ませんけれど(個人の”主観”を抜きに評価が出来ないため)、解像度だけで言えば2015年に発売されたXperiaの4Kディスプレイは今でもスマホ業界でトップです。
4Kが必要か?という疑問はともかく、5.5インチクラスのファブレットでは2K(1440×2560ピクセル)になる機種が少なくない中、iPhoneは6 Plus/6s Plusから変わらずフルHD止まりです。
上記の画像は、iPhone(水色),Xperia(灰色), Galaxy(ピンク)の3台の「高さと幅」を同一の比率で再現したものです。数値データを見ても明らかなのですが、5.5インチのiPhone Plusシリーズは「縦に長い」のです。これは丸型のホームボタンがディスプレイ下に配置されているため、どうしても長くなってしまうようです。
Galaxy S7 edgeでは画面の両端をカーブさせた「Edge」による曲面ディスプレイが採用されているため、この3機種の中では実寸での横幅の短さに相乗効果で持ちやすさをアップさせています。管理人もXperia Z5 PremiumとiPhone6 Plus, Galaxy S7 edgeを同時に並べて持ち比べ体験をしたことがあるのですが、歴然とした差があります。特に重量はGalaxy S7 edgeは突出した軽量さ(iPhone7 Plusより30グラム、Xperia Z5Pより23グラムも軽い)。
「どれが持ち易いか?」という問の答えは間違いなく「Galaxy S7 edge」になるでしょう。
といっても、S7 edgeのコーナーは「指が当たってしまって誤操作が多い」「保護フィルムが究極に貼りづらい」というデメリットもあるため、持ちやすさを重視するのであればそれぞれを実際に持ってみて確認してから購入検討をした方がよいです。
スペック比較
モデル | iPhone7 Plus | XperiaZ5 Premium SO-03H |
Galaxy S7 edge SC-02H |
画面 | 5.5インチ | 5.5インチ | 5.5インチ |
重さ | 188グラム | 181グラム | 158グラム |
CPU | A10 | スナドラ810 | スナドラ820 |
RAM | 3GB(非公式) | 3GB | 4GB |
ストレージ | 32/128/ 256GB |
32GB | 32GB |
カメラ | 1200万(デュアル)/ 700万画素 F 1.8+F2.2 |
2300万/ 510万画素 F 2.0 |
1220万/ 500万画素 F 1.7 |
電池容量 | — | 3430 mAh | 3600 mAh |
3G連続通話 | 21時間 | 36時間 | 56時間 |
実利用時間* | — | 77時間 | 100時間 |
おさいふ機能 | ○ | ○ | ○ |
防水 | ○ | ○ | ○ |
テレビ | 非対応 | フルセグ | フルセグ |
*それぞれの数値には「約」や「およそ」という表現が公式には使われていますが、ここでは省略していますのでご了承下さい。
3機種を比較すると、「処理性能」的な数値データはおそらくiPhone7 Plus>Galaxy S7 edge > Xperia Z5 Premiumとなります。これは発売時期順でもあるため、一世代前のCPUを搭載したXperiaは非常に不利な条件ではあるのですが、ベンチマークテストのスコアではXperiaの2倍近いパフォーマンスをGalaxyが叩き出すはずです。そして、9月11日時点では詳しいデータはまだ無いものの、Galaxy S7 edgeとほぼ同等と言われたiPhone6s Plusを3割ほど上回るというiPhone7 Plusの処理性能は既存のほとんどのスマホでは太刀打ち出来ない最高ランクのスピードを持っていると推測されます(オペレーションシステムがそもそもiOSとAndroidで異なるため、あまり比較する意味はありませんけど)。
とはいえ、Xperia Z5 Premiumの処理性能が2016年時点で低く、使いものにならないという意味では全くありません。管理人あたりはZ5Pよりもさらに1世代古いSnapdragon 805(Google Nexus6)でも日常生活で動作に不満を感じることは皆無です。
メモリ容量はGalaxy S7 edgeが4GBで、iPhone7 Plusは3GBだと言われています。メモリ容量は「大きい方がたくさんのアプリ・重いアプリを同時に動かせる」という目安ですが、これもiOSとAndroidでは決定的に違いがあるため、比較するのは難しいですね。でも普通は3GBもあればCPUの能力が高ければどんな重いゲームアプリでもスムーズに動くはずです。
iPhoneシリーズは歴代のモデルでも外部ストレージ、いわゆる「メモリーカード」を利用することが出来ず、今回のiPhone7/7 Plusも同様です。その代わりに本体の内部ストレージが他モデルと同じ32GBから、4倍の128GB、今回初登場の256GBという超大容量が選べるようになりました。
管理人は普段使っているパソコンですら120GBで数年間使い続けられているのですけど(笑)、iPhone7 Plusでは高画質な写真も何千枚と保存しておこうと思えば保存出来る、たっぷり版があります。
一方でXperia, Galaxyにはmicro SDカードを入れ替えることが出来るため、安い価格で容量を増やしたい放題とも言えます。iPhoneで内部ストレージ容量をアップさせるよりも、SDカードを複数枚持つほうが絶対に安いです。今は64GBのメモリーカードも1枚2000円程度でしょう。4枚買って256GB分でも1万円しませんから。
「iPhoneのカメラはAndroidより綺麗」とはよく言われることです。私も大雑把に言えばそれは正しいと思うのですが、今回比較する3機種は単なる「画素数の多さ」では全く比較の意味を成さない、それぞれが特徴のあるカメラ機能を持っていると言えそうです。
iPhone7 Plusでは従来のiPhone6s/6s Plus/iPhone SEと同じメインカメラの画素数 1200万画素、というのは変わらないのですが、広角撮影を行うもう一つのサブレンズ・光学手ブレ補正・光学2倍ズーム、F値の小さい(明るい)レンズ、そして画像処理エンジンも変わっているということなので、従来のiPhoneよりもさらに綺麗で、楽しい写真撮影が可能になるということです。詳しいことは16日以降に管理人も購入してレポート予定なので、ここでは使いもしないうちから語ることはやめておきましょう。
2016年夏モデルの中で、カメラ性能で非常に高い評価を得ているのはHTCの「HTC10」と、このGalaxy S7 edgeです。
写真のサンプルなどはすでに発売から4ヶ月が経過するのでいくらでもネットで探せば見つかると思いますが、本当にS7 edgeのカメラは良い感じです。画素数こそ12メガと小さいのですが、ピクセル密度を上げたおかげで一眼レフカメラの細かい描写も可能で、iPhone7 Plusを超えるF 1.7の明るいレンズによる暗所撮影の綺麗さはスマホカメラの限界をさらに引き上げたという印象すら受けました。新iPhoneがどれほど綺麗な写真を撮れるのか楽しみである一方、Galaxy S7 edgeのカメラ性能を簡単に超えることはないのではないか、と思っちゃうほどです。
デュアルレンズ・ズーム機能はこの3機種ではPhone特有なので、そのあたりで「撮影の面白さ・対応シーンの広さ」はGalaxyを上回れるかと期待したいですね。
Xperia Z5 Premiumは画素数が最高クラスの2300万画素になっているものの、正直iPhone7 PlusとGalaxy S7 edge相手だと分が悪いかもしれないです。もう一世代新しいXperia X Performance(SO-04H)では起動速度・オートフォーカス速度が早くなるといった特徴がありましたが、Xperia Z5シリーズの時点ではまだその技術は搭載されていませんでしたので。手振れ軽減はありますが、光学式の手ブレ補正機構は搭載されていません。
従来の「iPhone v.s. Android」の対決といえば、おさいふケータイ機能と防水に関する利便性は必ずAndroidに軍配がありました。しかし、今回のiPhone7は「日本仕様」とも言われるように国内で広く使われる規格「Felica」に対応します。Felicaで使えるサービスはまだこれから広がっていくということなのでまだ利便性はAndroidの方が上だと思いますが、iPhoneならApple Payが将来利用範囲が広がってくれば状況は変わるでしょう。
本体のサイズはよく似た3機種ですが、搭載されたバッテリー容量はGalaxy S7 edgeの3600mAhはやはり突出しています。iPhone7 Plusの電池の持ちはまだ未知数なところがありますけれど、Xperia Z5 Premiumに比べて実質的な利用可能時間が20%以上アップしているGalaxy S7 edgeは強いですね。Galaxyはワイヤレス充電(おくだけ充電)に対応しているのも一つのポイントとなるでしょう。
関連記事:Galaxy S7 edgeを買ったら使いたい「ワイヤレス充電器」 Qi対応おくだけ充電
価格比較
iPhone7 plusは2016年9月16日発売であり価格が発表されたばかりです。しかし、Galaxy S7 edge, Xperia Z5 Premiumの方はドコモではすでに発売開始当時から値下げがされており、リーズナブルに買えるケースがあります。
機種性能・機能の良し悪しはもちろん重要ですが、やっぱりお値段も大切です。ドコモの9月11日時点の機種変更向け価格を表にして比較してみましょう。
機種 | 定価 | 機種変更 月々サポート |
機種変更 実質負担額 |
iPhone7 Plus 32GB | 96,552円 | 2,349円 | 40,176円 |
iPhone7 Plus 128GB | 108,216円 | 2,349円 | 51,840円 |
iPhone7 Plus 256GB | 119,880円 | 2,349円 | 63,504円 |
Galaxy S7 edge SC-02H | 93,960円 | 1,647円 | 54,432円 |
Xperia Z5 Premium SO-03H | 93,312円 | 1,620円 | 54,432円 |
*月々サポートは標準以上・大容量プラン加入時の最大額。
機種変更で買う場合、ドコモのモデルでは実はiPhone7 Plusが一番安いのですね・・・。同じストレージ容量の32GBで比較した場合はもちろんのこと、128GBモデルを買ってもまだGalaxy, Xperiaより安いです。販売の定価は高いのですが、月々サポートが優遇されているため、ドコモ内で機種変更する場合にはiPhoneのお得さは有利に働くでしょう。
ついでにMNP転入する場合も比べてみましょう。
機種 | 定価 | MNP 月々サポート |
MNP 実質負担額 |
備考 |
iPhone7 Plus 32GB | 96,552円 | 2,349円 | 40,176円 | 当サイト発行 限定クーポン利用で さらに5400円引き |
iPhone7 Plus 128GB | 108,216円 | 2,349円 | 51,840円 | |
iPhone7 Plus 256GB | 119,880円 | 2,349円 | 63,504円 | |
Galaxy S7 edge SC-02H | 93,960円 | 3,051円 | 20,736円 | |
Xperia Z5 Premium SO-03H | 93,312円 | 0円 | 25,920円 | 端末購入サポート適用 |
他社から乗り換えでドコモの回線を契約する場合、今度は一転してiPhoneよりもGalaxyやXperiaが安くなります。iPhone7/7 Plusは機種変でもMNPでも月々サポートが同じ金額に設定されているため、他のキャンペーンを組み合わせない限りおトク度が低くなるのが特徴的です。
当サイト経由で買うとiPhone7/7 Plusで使える5400円引きクーポンをお渡しすることも出来るのですが、これを使ってもまだ残念がながらGalaxyの安さには敵いません。このあたりをどう考えるかは購入される方それぞれで検討するべき内容なので何とも言えませんが、Galaxy S7 edgeを買いたいのなら機種変更よりMNPが間違いなくお得であるとだけ言っておきましょう。
また、iPhone7/7 Plusは発売日前に予約することで大量のポイントが当たるキャンペーンを複数実施しているため、そのあたりのお得さも実際には考慮にいれるべきです。
関連記事:docomo iPhone7/7 Plus 予約情報 購入注意点・価格・適用可能な割引まとめ
まとめ
9月16日に発売日を迎えるiPhone7 Plusは魅力的ですが、発売直後は極端な品薄になることも予想されます。その時には同じサイズ感の端末としてGalaxy S7 edgeや Xperia Z5 Premiumがあることも少しは思い出してみましょう。
iPhoneはiPhoneらしいデザインを踏襲していますが、Xperia Z5 Premiumのあのピカピカした背面デザインやGalaxy S7 edgeの両曲面エッジスクリーンは非常にユニークです。機能性・デザイン性、そして価格を考慮して、お気に入りの一台を各自で見出して購入するのが一番だと思います。
☆「docomo iPhone7/7 Plus予約ページ」/9月14日より購入手続き開始
☆「docomo Galaxy S7 Edge SC-02H 価格・詳細ページ」
☆「ドコモ XperiaZ5 Premium SO-03H 詳細ページ 」
ドコモオンラインショップを利用した機種変更が初めての方は下記のページもご参照下さい。