NTTドコモは2019年6月1日より、これまで提供してきた「カケホーダイ&パケあえる」(ベーシックパック・シェアパック)を廃止し、新しい料金プラン「ギガホ/ギガライト」の提供を始めます。

新プランの導入に伴い、従来の端末割引である「月々サポート/端末購入サポート」や「docomo with」のシステムも同時に終わってしまうため、機種値引きが適用出来る現行プランで機種変更するか新プランに変更すべきか悩んでいるユーザーも多いと思います。

新料金の発表会では4割値下げ」とアピールをしていた新プランですが、それはあくまで一定の条件を満たし・特定の使用状況だけを想定した”最大の割引幅”の話であり、すべてのドコモユーザーの料金が一律で下がるという話ではありません

そこでドコモではiPhone・スマホからカンタンに新プランに買えた場合の料金が計算出来るシミュレーターを提供開始し、実際にプランを変更すると料金が今より安くなるか、高くなるか判定出来るようにしています。

このシミュレーションはドコモの契約を持っていないユーザー(auやソフトバンク・MVNO利用者)でも利用できます。パソコンを持っていないユーザーの場合もiPhoneやスマートフォン1台ですぐに料金結果が出ますので、新プランの料金の仕組みがよくわからず、具体的な金額のイメージがまだ掴めていない人は、すぐに試してみましょう。

公式サイトの料金シミュレーションの利用料は無料(ウェブサイト表示に掛かるネット利用料・パケット通信料等は掛かります)、利用にドコモサービスでのログイン等も不要、個人情報の入力も一切ありませんので、安心して誰でも利用できます。

ドコモ料金シミュレーターの使い方

ドコモの新料金シミュレーターは以下のページから始める事が出来ます(パソコン・iPhone, スマートフォンで利用可能。携帯電話/ガラケーの場合はブラウザが対応しているものなら表示出来ます)。公式シミュレーターを使う場合は、まず下のページからアクセスしてください。

*2019年6月以降、機種代金とセットでシミュレーションが出来るようになりました(おてがる/しっかりシミュレーションとは別物です)。

*以下の推奨環境を満たさない場合は正しくシステムが動作しないこともあります。表示が可怪しい・動かない場合はブラウザ・Javascript・cookie情報の設定を推奨のものに変更してください。

新料金プラン(2019年6月1日提供開始予定)のシミュレーションは”おてがる料金シミュレーション”、現行プラン(2019年5月31日まで契約可能)は”料金シミュレーション”という名称になっています。

ここではiPhoneのブラウザで表示させた場合を紹介しますが、パソコン・スマホ・ガラケー機種から表示させた場合も選択項目は変わりません(シミュレーターのデザインや選択項目は変更・修正されることがあります)。

ギガホ/ギガライト用公式シミュレーターを開き、一番上に「おてがる料金シミュレーション」と書かれていることを確認してください(旧プラン用を開いている場合は一番上に「料金シミュレーション」とのみ記載されています)。

まず、ドコモで利用しているスマートフォン・携帯電話・iPhoneやタブレットの台数(契約予定の台数)を入力します。iPhoneやタブレットなどの種別ごとに料金が変わりますので、正しくカテゴリーと台数を選択してください。

数字の部分をタップすると、台数を選ぶことが出来ます(最大10台まで。それ以上の台数は現在ウェブではシミュレート出来ません)。

続いて、家族割引を計算するため、”ファミリー割引に加入している音声通話が可能な回線数”を入力します。割引は1回線(割引なし)・2回線および3回線以上のパターンがあります。

ファミリー割引の回線数を選択したのち(ここでは「3回線以上」を選んでいます)、一番したの「次のSTEPに進む」をタップします。

続いて料金プランの選択に移ります。複数の台数をシミュレーションする場合には、1回線ごとに選択が出てきます(1台分の選択が終わったあと、また同じプラン選択項目が表示されます)

料金プランの選択は、「2年間の定期契約」を”あり/なし”を選びます。定期契約をすると、月々の基本料金が安くなります。

次に、新料金プランの「ギガホ」または「ギガライト」のいずれかを選びます。料金の説明・選択を切り替える場合は””ギガホ”/”ギガライト”と書かれた枠(タブ)の部分をタッチしてください、

ギガライトのタブをタッチすると、説明も切り替わります。

ギガライトの場合は、毎月利用するデータ容量に応じて4段階のステップ型料金になります。実際の支払い時には使ったパケット量の応じて料金が自動的に変わりますが、ここでは「~1GBまで」「~3GBまで」といった、普段・平均の利用状況を入力して料金の目安をシミュレーションしています。

続いて、通話のオプションを選びます。

・通話オプション無し(かけ放題無しの従量型)
・5分通話無料オプション(+700円)
・かけ放題オプション(+1700円)

この3種類の中から選びます。

さらに続いて、ドコモのステージ特典(ドコモの回線の長期特典・dポイントをたくさん獲得しているとアップします)を計算するため、ステージ情報を1st(ファースト)からプラチナのいずれかを選びます、

すべての項目を選択したのち、一番下の「次の回線へ」をタップすると、2回線目以降のプラン選択が出来ます(選択方法は上記1回線目と全く同じです)。シミュレーションする全回線数のプランを選び終えると、次は「インターネット割引」の選択があります。

ドコモの新料金プランでは「ドコモ光セット割」が適用出来ます。


ドコモ光セット割(新料金プラン用)は、1回線ごとに適用外・500円または1000円/月の割引効果があります。先の項で選んだ回線数・料金プランに応じて、適用される割引額が自動的に計算されます。

ドコモ光には「タイプA/タイプB/単独タイプ」や、マンション用・戸建用、定期契約の有無(ここでは携帯電話回線の2年縛りではなく、ネット回線の定期契約のこと)など、さまざまな種別によって料金が変わりますので、適切なものを選んでください。これからドコモ光を導入する場合は、下記ドコモ光のサイトにもシミュレーションがあります。

☆「GMO ドコモ光の料金シミュレーションはこちらから

ドコモ光の契約有無を選択したのち、一番下の「結果を表示」をタップするといよいよ料金シミュレーションの金額が出ます。

選択したすべての回線の合計月額料金が一番上に表示されたはずです。選択したプランのなかに特定の期間だけ割引が効くものが含まれていると、「○ヶ月目まで、▲ヶ月目以降~」と、複数の月額料金が表示されます(上記の場合は最大6ヶ月割引される”ギガホ割”が含まれているため、途中で料金が値上がります)。

選んだ回線数・ドコモ光の契約特典として「ずっとドコモ特典」・「ドコモ光更新ありがとうポイント」の合計も表示されます。

さらに下にスクロールしていくと、選択した1回線ごとの料金内訳も見ることが出来ます。

*2019年4月15日時点、シミュレーション結果には”機種代金”そのものは含まれていません。端末の代金は今後変更される可能性がある(月々サポート・端末購入サポートとは異なる、別の何らかの購入補助が追加される可能性がある)ため、料金シミュレーションには含まれていないようです。

購入したい機種が決まっている場合はドコモ 商品価格一覧」にて定価代金リストを参照出来ます(新料金プランでは現行の月々サポート・端末購入サポートは付かないことが確定しています)。

旧料金プラン/docomo withで契約できるのは2019年5月31日まで

新料金プランの料金シミュレーションをやってみて、「新しいプランでも大して料金が安くならなかった」~「機種代を含んでいないのに、ちょっとしか料金が安くならなかった」というユーザーは、現行の月々サポートや端末購入サポート、そしてdocomo with割引が使える2019年5月31日までに、駆け込み契約をしましょう。

5月31日までに契約をした回線の場合は、2019年6月1日以降も引き続き旧プランのまま利用・割引を継続して受け続ける事が出来ます(ただし6月1日以降に新プランに変更してしまうと割引が解除され、二度ともとに戻せなくなるので注意してください)。

特に新プランでは割引が減ってしまうウェルカムスマホ割+docomo withによる超格安維持・マイナス料金維持回線を作りたいのなら、現行の割引・キャンペーンが活用できる今のうちがチャンスと言えそうです。

関連記事:[月額マイナス1220円~]ウェルカムスマホ割でドコモiPhone 7へ機種変更した場合の月額料金・支払い総額コスト

新料金プラン予約で500円分のポイント進呈(終了)

現行プランよりも新プランのほうが使い方にあっている、料金が安くなりそうだったユーザーは、2019年5月21日までに事前エントリー・予約をしておくと、変更時にもれなく500dポイントが貰えるキャンペーンもやっています。

→2019年6月までに予約なしで新料金プランへ変更した場合は300PTが貰えます。

☆「新料金プラン My docomoでお手続きキャンペーン

現時点の料金シミュレーションではスマホ代金が安くならなかったユーザーも、今後料金割引追加・変更によって、現在のシミュレーション結果よりドコモ料金が安くなる可能性もあります。実際に変更するかどうかは2019年6月1日以降に決めればよい(2019年6月30日までに新プランに加入、7月1日時点で維持していれば特典対象になる)ので、とりあえずエントリーだけしておくことをオススメします。

[ドコモ2019新料金プラン] スマホでカンタンに料金が高くなる・安くなるか調べる方法