2019年5月31日に迫るドコモの月々サポート廃止、そして6月1日から始まるドコモスマホ新料金プラン(ギガホ/ギガライト)のどちらがお得に、安く買えるのか検証することができる「ドコモ公式料金シミュレーター(2019新料金プラン対応版)」が公開されています。
しかし、ドコモの公式オンラインシミュレーターでは「機種代金」・「機種個別の割引」・「期間限定で適用可能なキャンペーン」が含まれていませんので、真に新料金プランと旧プランのどちらが節約になるのかを判定するには、自分で機種代金分を補正しなおさなければなりません。
公式のシミュレーターを使うことで「どの料金プランが自分の使い方に適しているのか(そしてそのプラン構成が月々幾ら掛かるのか)」をざっくり知ることは出来ますので、すべてのドコモユーザーは一度は使ってみることはオススメします。
公式のシミュレーターを行った上で、さらにここでは2019年6月1日から発売開始される新機種 AQUOS R3 SH-04Lと、2018年型落ちモデルの値下げされたAQUOS R2 SH-03Kの「新プラン+新機種」vs. 「旧プラン+旧機種」の機種変更を想定し、あえて条件を変えて”ドコモの新料金プラン前に機種変更すべきかどうか”の参考料金シミュレーションを行った結果を公開したいと思います。
今回は6月1日以降の価格とキャンペーンが判明しているAQUOS R3、現在値下げが進みながらも在庫があるAQUOS R2の場合を計算しますが、計算方法・傾向としては他機種の場合も同じです(例えばXperia 1とXperia XZ2,XZ3シリーズ、Galaxy S10シリーズとGalaxy S9など)。
*以下、それぞれなるべくシンプルな利用を想定して計算しますが、2019年5月31日までしか使えない割引・6月1日以降で新機種にしか使えない割引をすべて含んで計算する関係から、プラン・条件が平等ではありません(平等にすればするほど、ドコモの公式シミュレーションと同じように大切な部分を省略・考慮せずに比較することしか出来なくなってしまうため)。そのあたりも含めて”新料金プランになる前に機種変更するべきかどうか”の判断材料として目安にしてみてください。
現行プランでAQUOS R2(SH-03K)を機種変更する場合
2018年夏モデルとして発売されたAQUOS R2 SH-03Kは、6インチの大型ディスプレイを搭載したハイエンドモデルです。機種そのものの説明・使い勝手や評価については本記事では省略しますので、「[実機レビュー]2018年夏 AQUOS R2 SH-03Kの使い勝手・性能や機能を総チェック」を参照下さい。
AQUOS R3(SH-04L)の新プラン機種変更料金
2019年6月1日に発売される夏モデル AQUOS R3 SH-04Lは、旧モデルSH-03Kより性能が高い最先端モデルです。
実際に入手しました→☆「ドコモ公式 AQUOS R3 SH-04Lの実機レビューをみる」
AQUOS R3をドコモから購入する場合、前述の通り 月々サポートや端末購入サポートなどの「端末購入補助の割引」は一切つきません。しかし、現在は期間限定で予約・購入でポイントが貰えるキャンペーンがありますので、これを考慮に含んで比較します。
SH-04Lのキャンペーンで貰える最大ポイントは25,000円分です。このうち、確実に貰える分だけを考慮して試算します。
ポイントのもらい方・応募条件は公式HPを参照ください(手続きを踏まないと貰えないので、SH-04Lを購入予定の場合は必ず確認してください)。
SH-04Lの機種変更料金(新プラン)
契約プラン内容:ギガライト (通話オプション無し)/定期契約あり
利用する割引:SH-04L購入キャンペーン+ずっとドコモ特典(プラチナ)
ドコモの新料金プランでは、「ドコモ回線を利用する家族の人数」と「ネット回線(ドコモ光)」に依存して割引が変わります。それぞれ値引き額が条件によって変わってくるため、ここではシンプル化のために省略します。ドコモ利用者の人数(1人・2人・3人以上)、ドコモ光を含んだ料金を計算したい場合は各自で公式HPのシミュレーターを使って加算してください。
新料金プランの場合はみんなドコモ割・ネット回線割引が使えるかどうかも大きなポイントになるため、新プランだけの割引をどれだけ自分が使えるのかを良く考えてください。
☆「NTTドコモ 新料金プラン向け割引・キャンペーンについて」
まとめ:新プラン・旧プランの最安値比較
*ドコモの料金プランは2021年時点でR2発売時とは異なっています。最新プランはドコモサイトで確認してください。
これからは端末が壊れるまで使います