2015年モデルのiPhone6s(16GB~128GB)モデルから、iPhone 8(64GB, 256GB)への買い換えコストをキャリア別に下取り割引と本体割引キャンペーンを考慮して負担額を比較してみます。
64GBと256GBの負担価格差・機種変更がおトクなキャリアを見極め、場合によってはMNPによって他社に移る検討材料にしてみてください。
新型iPhoneの予約・購入手続きの方法は以下のページで解説しています。
☆「ドコモ iPhone8/8 Plusの価格・予約方法解説」
☆「au iPhone8/8 Plusの価格・予約方法解説」
☆「Softbank iPhone8/8 Plusの価格・予約方法解説」
iPhone8 64GBへの機種変更価格(基本)
まずは各社の下取り割引(iPhone 6s全モデル,故障なしの場合)と月額割引だけを考慮した、各社のiPhone8料金を計算します。
キャリア | 本体代金 | 月額値引き* | iPhone 6s 下取り値引き |
実質取り替え負担 |
ドコモ | 88,776円 | -57,024円 | -26,568円 | 5,184円 |
ソフトバンク | 94,320円 | -67,440円 | -(12,480円 +4,800円) |
9,600円 |
au | 91,440円 | -64,080円 | -17,280円 | 10,080円 |
*月額値引きは2年間分の割引を最大まで適用した場合。下取りはポイント付与による還元の場合もありますが、ここでは1ポイント=1円相当としてそのまま計算しています。
ソフトバンクの下取りはやや特殊で、「24回の料金割引+プリペイドバリューチャージ」という方式ですが、これも合計額をそのまま値引きとして計算しました。
auの場合は「auピタットプラン/フラットプラン」を選ぶと毎月割が付きません。ここでは他社同様に従来通りのパケットプラン(2GB~)に加入し、スマートパスによる毎月割増額までを含んだ価格にしました。
下取り価格は2017年9月22日以降に適用される査定条件を参照しています。iPhone 6s(全容量同額)以外のモデルの下取り割引は各社のHPで確認してください。画面割れ・水没・故障した端末は割引額減・割引対象外になることもあります。
ドコモ・ソフトバンク・auのiPhone 8 64GBの販売価格は、月額値引き(月々サポート・月々割・毎月割)だけを考慮するとドコモが一番高いのに、下取りを考慮すると一番安くなるという逆転現象が起きます。
同じようにiPhone 8 256GBの料金も計算すると以下のようになります。
iPhone8 256GBへの機種変更価格(基本)
キャリア | 本体代金 | 月額値引き* | iPhone 6s 下取り値引き |
実質取り替え負担 |
ドコモ | 106,920円 | -56,808円 | -26,568円 | 23,544円 |
ソフトバンク | 112,560円 | -67,440円 | -(12,480円 +4,800円) |
27,840円 |
au | 109,680円 | -64,080円 | -17,280円 | 28,320円 |
iPhone8 64GB→ 256GBにアップすると、実質負担額は各キャリアで1.8万円ほど値上がりします。64GBモデルで足りないと思うのなら256GBにしてもOKですが、将来の下取り時には64GBでも256GBでも価値が変わらない可能性があるので(現在iPhone 6sの16GBと128GBモデルが同額の価値になるようなこと)
さて、上記では(基本)と書いたように、それぞれ月額割引と下取りのみを考慮しましたが、実際の機種変更時にはもっとたくさんのキャンペーンを併用することで割引を増やすことができます。
併用できる割引を使うことでiPhone6s→ iPhone8への買い換えコストをほぼ無料にすることも可能ですので、各キャリアのキャンペーンを上手く使いこなしましょう。
下取り・販売価格が変わることもあるため、最新情報は各ショップのキャンペーンと共に下記公式サイトにて確認してください。
au, Softbankの場合はセット割引が使えるインターネット回線を契約していれば、同様に月額割引が増えて本体実質負担額を超える割引を使うことも出来ます(それぞれ最大2,000円/月割引。割引額は契約プランによって異なります)。
ドコモ・au・ソフトバンクではそれぞれの提携サービスによる特典・割引強化が実施されていますので、上手くキャンペーンを活用して安くiPhone8の買い替えをしましょう。
関連記事:携帯会社の関連サービスもまとめて乗り換え 各キャリアの特典を最大活用する方法