こんなに違うとはびっくりです。
2024年3月時点において、Apple Watchの純正充電器/充電ケーブルには「磁気高速充電」と「磁気充電」(標準)の2種類があり、利用するApple Watchによって充電速度が大きく変わります。
上記の写真に映っている、銀色(アルミニウム)で覆われているモデルが「Apple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブル」です。もう一方の白く少し厚みがある充電器は、Apple Watch Series4の購入時に同梱されていた旧製品です。
アップルウォッチのうち、2021年に発売されたApple Watch Series7以降(SEを除く)は高速充電に対応しています。そのため充電器も新しくなっており、高速充電に対応したApple Watch 磁気充電ケーブルを使うと、充電スピードがアップします。
Apple 製の 18W、20W、29W、30W、61W、87W、96W USB-C 電源アダプタ
5W 以上の USB Power Delivery (USB-PD) に対応する他社製の互換 USB-C 電源アダプタ
アップルの公式サイトによれば、高速タイプの磁気充電ケーブルと上記の高出力な電源アダプタを組み合わせることでアップルウォッチを速く充電できるとしています。
古い充電器でも新しいアップルウォッチを充電することは出来ますが、充電速度に大きな違いが出ます。
旧充電器→Apple Watch高速磁気充電ケーブルで充電してみた
実際に、高速充電に対応するApple Watch Series 8 (Cellularモデル)をアップル純正の古い充電器と高速充電ケーブルで充電してみました。
以下のグラフは前半30分は旧充電器で、途中から磁気高速充電ケーブルに付け替えて、バッテリー状態を追跡したものです。
その結果、高速充電ケーブルを使うと充電時間が半分以下にまで短くなりました(旧充電器:約126分でフル充電相当→約54分でフル充電相当)。アップル公式の表記だと「およそ45分で0→80%までチャージ」とされている速度です。
*実際の充電速度は利用する電源アダプタの組み合わせやアップルウォッチ自体の設定・環境により変動します。
もしApple Watch Series7以降(SE除く/Ultra含む)を持っているのに、古いApple Watch充電器(ウォッチ取り付け部分が白いもの)や高速充電に対応しない非純正品を使っている場合は、アップル純正品+対応の充電アダプタを使えば、Apple Watchをより快適に使えるでしょう。
なお、Apple Watch 磁気充電ケーブルの接続タイプは、標準USBタイプとUSB-Cタイプがあります。所持している電源アダプタのポートに合わせて磁気ケーブルも選ぶ必要があります。価格は2024年3月15日時点でどちらもアップル定価は4780円です。
☆「アマゾン Apple Apple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブル(1 m)」
☆「アマゾン Apple Watch 磁気充電ケーブル(1m) 」