ソフトバンクでは2015年1月頃より、1名義で複数回線を契約する際に利用者登録を求められる事例が増えています。「利用者登録」はauの契約時に要求されるシステムとして知られていましたが、SBでは細かなルールが異なります。auよりも緩い部分・厳しい部分もありますので、たくさんの携帯やスマホを持ちたい方は下記のルールを確認して下さい。

auバージョンはこちら

ご注意:このページで解説するルールは、公式に発表されたルール以外ものを多く含みます。多くの事例をブログ読者様たちに教えてもらって解析したのですが、「ソフトバンクの利用者登録制度はシステム的に統一されたものではない」、というのが管理人の認識です。ショップ店員、サポートによっても説明が違っており、下記のルールを突破できたという報告もあるほどです。あくまで「こういうルールで利用者登録を求められることもある」程度の参考情報としてご利用下さい。

ソフトバンクではau同様に、3回線を同時に契約するためには本人以外の利用者登録が必須です。ソロプレイヤーの場合は通常回線は同時期に2回線までしか開通できませんので注意して下さい。

auの場合は3回線以上を契約する場合、「既存回線に2回の支払い実績」を発生させることで追加契約が可能になりますが、SBでは利用者登録がない場合、どれだけ期間を空けても追加契約は通常できません。しかし、利用者登録さえあれば前回の契約から時間を空ける必要はありません。例えば2回線開通→翌日利用者登録をして2回線開通、ということが可能です。

かつてはプリペイド(プリモバイル)機種はポストペイド契約とは異なる審査が行われていたこともありますが、現在ではシンプルスタイルも通常の音声回線と同様にカウントされるようです。すでにプリペイド回線を2本持っている場合、追加契約には利用者登録が求められます。ただし、逆パターンとして通常回線2本→シンプルスタイルを1回線開通出来たとの情報もあります。

たとえば、Aさんの名義において「本人名義2回線」にプラスして、Bさんの利用者登録を行うことで「本人名義2回線+利用者登録2回線」の合計4回線が契約可能との情報があります。最大の5回線を契約する場合には他に2人分の利用者登録があれば「2+2+1」で開通できるはずです。

au同様、SBの利用者登録時には本人確認書類の持参だけで回線契約が出来ます。しかし、ショップによっては同伴を必須としているところがあり、明確なルールが無いことが推測されています。登録者の来店が必要かどうかはショップの運営方針に委ねられているようですので、予め各ショップに確認することを推奨します。

上述のルールは何だったのか、という話のなのですが、2015年2月以降でも3回線を超えて利用者登録なしで契約が出来たとの報告があります。このことからもSBの利用者登録制度はシステム的に統一された基準で運用されているのではなく、契約する店舗・対応するスタッフの操作によって複数回線契約が出来てしまう事例があると見ています。

また、追加する回線の種別に依っても判定が異なることがあるようで、既存の通常音声回線を契約中の状態から、プリペイド回線(シンプルスタイル)、あんしんファミリーケータイなどの特殊回線を追加する場合は利用者登録が不要だったという情報を聞いています。

基本的には2018年5月現在も1名義で3回線以上の開通には利用者登録が必要なのですが、厳密なルールが敷かれているわけではなく例外もありうる、と心得ておきましょう。

利用者登録なしで開通できるのは例外的な事例だと思いますので、ルール1~5を前提として契約計画を立てることをオススメしています。

なお、このルール考察はブログの記事「ソフトバンクの3回線目以降の利用者登録 状況詳細まとめ」に寄せられた情報を元に再考察・整理したものです。ルールは変更される可能性もあるため、情報の取り扱いには十分に注意して下さい。

ソフトバンクの利用者登録ルールまとめ(3回線以上の契約制限)