Galaxy Watchのソフトウェアバージョン「One UI 6.0 Watch」にアップデートしたところ、Galaxy Watch4 Classicでランニングを測定していたところ、運動中にホーム画面に戻ってしまう不具合?に遭ったので、実際に解決できた対処方法を解説します。
Galaxy Watchを含む一般的なスマートウォッチでは、さまざまな種類の運動(ワークアウト・トレーニング)を判定・検出し、それぞれの運動に適したデータを測定・時計上で表示できる機能があります。
しかし、ソフトウェアを「One UI 6.0」に更新してから?なのか、筆者所有のGalaxy Watch4 Classicでは、運動測定中に一定の時間が経過すると運動の経過時間やペースの表示画面から、標準の時計画面・ホーム画面に戻ってしまうようになりました(買った直後、ソフトウェアアップデートをする前はそんなことはなかったはず)。運動の情報を確認するにはもう一度ワークアウトの機能を選択しなければならないという、非常に面倒なデフォルト設定になっています。
同じようなトラブルになっているという報告が2025年始め頃からネットの口コミにあり、「ソフトウェアの仕様かもしれない」という情報もありましたが、もし同様の状況になってしまった人がいれば、以下の方法で対処・回避できるはずですので設定を見直しましょう。
ホーム画面に戻ってしまう病→ 「直前のアプリ表示」が関係
ソフトウェアをアップデートする前の設定がどのようなものであったのか未確認なので、この設定が新たにできたのか、アップデートによって変更されたことが影響しているのかは不明ですが、以下の設定を行うことで「運動中に画面が戻ってしまう」ことはなくなるはずです。
Galaxy Watchに連携しているスマートフォンの「Galaxy Wearアプリ」から、
[Wearアプリ] → [時計の設定] → [ディスプレイ] → 「直前のアプリ表示」→ 20秒以内/2分以内/1時間以内を変更する
この時間を長くすることで、ワークアウト中・運動測定中の画面を維持できるようになるはずです。
筆者の場合には、この設定がデフォルトで「20秒以内」になっていたことで、運動測定画面に移動したあと、20秒経つと自動でホーム画面に戻ってしまっていたようです。20秒→1時間→20秒へ設定を繰り返し変更して運動を試してみたところ現象が再現したので、間違いないでしょう。
なお、この”直前のアプリ表示”の時間を過ぎて画面がホームに戻っていても運動の測定は継続(バックグラウンドで動作しつづける)しますので、運動中のデータを見る必要がない場合は、短い時間に設定しておくのもよいでしょう。
*情報は2025年5月5日時点、Galaxy Watch4 Classic/UI 6.0バージョンで確認しています。他機種では設定方法や画面が異なる場合もありますので、詳しくはメーカーへお問い合わせください。