ショッピングモールで有名なイオングループが提供している格安スマホサービス、「イオンモバイル」にて2017年5月20日より新しく契約数に関する上限が設定されましたので、家族で一緒にイオンで携帯電話・スマホ契約を考えていた場合には注意が必要です。
イオンモバイルはドコモのネットワークを利用した格安SIMサービスです。ドコモと同じように一つのパケットデータパックを家族で共有する「シェアプラン」が人気なのですが、5月20日以降は同一名義で契約できる音声SIMプランは5回線までと定められました。
5月19日以前であれば6回線以上も契約できたということ自体が実は他社よりも複数契約に関する上限が緩かっただけとも言えます。MNOのドコモも含め、一般的な格安スマホサービスで契約できるのは5回線までであることが多いため、イオンモバイルが特別に厳しくなったということではありません。
5月20日以降、すでに5回線を契約した名義で追加契約をしようとすると、申し込みがキャンセルされますので注意して下さい。なお、すでに同一名義で6回線以上契約出来ている場合はそのまま利用可能ということです。
イオンモバイルのシェアプラン
シェア音声プラン(容量) |
4GB |
6GB |
8GB |
12GB |
20GB |
30GB |
40GB |
50GB |
*2017年5月20日時点のプラン。音声・SMSなどのオプション料金・初期費用は別途必要です。
4枚目・5枚目のSIMを追加する場合には追加料金が加算されます(初月は無料)。シェア音声プランはイオン店頭でのみ契約を受け付けていますので、詳しくはイオンの窓口へお問い合わせ下さい。
シェア音声プランでデータを分け合うためには同一名義で契約している必要があります。どうしても6回線で同一のデータプランを共有したい場合にはドコモのシェア契約であれば最大10回線まで副回線を追加できますので、そちらを検討しましょう。
イオンモバイルの通信速度はドコモ本家回線の安定度には及びませんが、平日日中の混雑時間帯を除けばそこそこ使えます。キャンペーンで安くSIMカードを追加することが出来ることもあります。