ドコモの2015年夏モデルのスマートフォン AQUOS ZETA SH-03Gへ、既存のドコモユーザーが買い換えた場合に掛かる端末料金を試算してみましょう。
ドコモでは「機種変更が安い機種」・「MNPが安い機種」という具合に、本来の販売価格が同じくらいでも、割引額の差によってお得感・実際の支払金額に大きな差がでます。SH-03Gは機種変更でも実質0円に出来るパターンがある、「機種変更向き」なモデルなのです。
契約状態による、本体価格・実質負担額
「ドコモでSH-03Gに機種変更」と言っても、料金はみんなが同じではありません。契約プラン・契約継続年数によって料金が異なるので、ご自身が下記のどのパターンに当てはまるのか確認してみて下さい。
【契約状態】 | FOMAを契約中 | Xiを契約中 | ||
【契約年数】 | 10年未満 | 10年以上 | 10年未満 | 10年以上 |
本体定価 | 93,312円 | |||
月サポ割引き | -34,344円 | -44,712円 | -57,024円 | -67,392円 |
実質負担額A | 58,968円 | 48,600円 | 36,288円 | 25,920円 |
シェア特割10 | -12,960円 | |||
実質負担額B | 46,008円 | 35,640円 | 23,328円 | 12,960円 |
シェア特割15 ↑ | -25,920円 | |||
実質負担額C | 33,048円 | 22,680円 | 10,368円 | 0円 |
毎月の支払い (パターンC) |
1377円 | 945円 | 432円 | 0円 |
現在利用中の回線が、「FOMA(一般的には従来の携帯電話用プラン)」か「Xi(スマートフォン用プラン)」であるのかによって、実質負担が異なります。
最も安くなるのはテーブルの右端のカラムにある「現在すでにスマホを利用中&10年以上継続して利用中」の方です。この場合、機種変更で月サポが切れている方が買い換えると、毎月の維持費は0円~1377円の幅で変動するはずです。
シェア特割とは、スマートフォン用プランの「シェアパック」として、月間10GB以上の大容量データを家族で共通利用するために作られた割引きです。シェア特割は適用するには、指定の回線が「シェアパック(10GB)以上に加入している」または「同一シェアグループがシェアパック(10GB)以上に加入しており、シェアオプション(月額500円)に加入していること」となります。
すでにシェアパック10GB以上を使っている方や、家族でデータ容量を共有利用している方に向いている契約方法です。この「シェア特割」は利用できる機種が限られており、SH-03Gはこれが適用できるために、他機種よりも大幅にお得感が高くなっているのです。
さらにドコモでは継続利用年数によって最大毎月2000円の料金割引きをするシステムもあります。10年以上になると料金節約に大きな影響が出てきますので、長年ドコモユーザーを続けてきた方は、ずっとドコモ割も考慮して維持費の安さを優先してみるのも良いです。
普段は他社へのMNPを繰り返す節約方法をオススメしている管理人ですが、このずっとドコモ割は代表回線の契約年数で判断されますので、ドコモでメイン回線を長くキープしておくのもオススメです。