docomoがiモードガラケーの出荷を年内にも終了させ、在庫限りで従来ケータイの販売が終わってしまうという悲報から一夜明けて、昨日は売り切れ状態になっていた一括ゼロ円のケータイ機種(spモードケータイ)がオンラインショップの在庫に復活しています。
docomoでは現在3種類の契約種別が分かれるケータイが販売されており、選ぶ機種によって契約できるプランが異なります。2016年11月3日時点で公式ショップで購入できるモデルと、その契約種別について対応表を作ってみました。
機種 | 通信プラン | インターネット | 機種変更価格 | 新規価格 |
SH-01J | Xi(LTE) | spモード | 実質19,440円 | 実質0円 |
P-01J | Xi(LTE) | spモード | 実質19,440円 | 実質0円 |
SH-06G | FOMA | spモード | 実質0円 | 一括0円 |
F-05G | FOMA | spモード | 実質0円 | 一括0円 |
N-01G | FOMA | iモード | 実質16,200円 | 実質10368円 |
F-07F | FOMA | iモード | 実質19,440円 | 実質0円 |
詳しい料金の内訳や機種の性能・対応機能は公式サイト「ドコモ ケータイ一覧」を参照下さい。SH-01J,P-01JではFOMAプランは契約出来ません(SIMカードも規格が異なります)。
3日時点で、N-01Gが「ホワイト」「ブラック」・F-07F「ゴールド」のみが予約購入出来ます。昨日はまだF-07Fの在庫があったのですが、1日ですべて売り切れてしまった模様です。
従来のガラケープランである「FOMAプラン(+iモード)」のまま、契約プランを少しも変えたくない方はN-01G/F-07Gのどちらかしか選べなくなっています。この2機種も在庫がなくなり次第予約できなくなる見込みですのでご注意下さい。
☆「ドコモ ケータイ N-01G」/ 機種変更 実質月額負担675円~
☆「ドコモ ケータイ F-07F」/ 機種変更 実質月額負担810円~
*オンラインショップでの申込方法・手順がわからない方は「ドコモの簡単オンライン注文手順まとめ」を参照下さい。
新規一括0円ケータイも再入荷
2015年モデルとして発売されたSH-06GおよびF-05Gが11月3日時点で再入荷しています。この機種は投げ売りが始まっており、本体価格は新規(他社のりかえ含む)の場合は一括0円(本体分割代金無し)・機種変更でも実質0円(分割機種代金と月額値引が同額で、差額負担ゼロ)のお値打ち機種として販売中です。
この2機種は値段は安く、FOMAプランでの契約は継続出来るのですが「spモード」での契約になるため、iモードケータイではありません。新規の方は気にならないと思いますが、機種変更でプランが変わるのが嫌な場合はやはりN-01G/F-07Fにしてください。また、この旧世代のAndroidケータイは「おサイフケータイ機能が無く、LTE通信が出来ない」ので注意して下さい。
2016年最新モデルのケータイ SH-01J, P-01Jは「iモード契約・FOMA契約」は出来ません。そのため、従来のケータイからは完全にプラン形式が変わってしまい、機種変更の場合は本体代金0円というわけにはいかないのですがその分のメリットもあります(SH-01J,P-01J共通)。
・おサイフケータイ機能が利用可能
・防水機能付き、ワンセグ機能付き
・ネット通信は最大112.5MbpsのLTE(Xi)対応
・Wi-Fi接続でインターネット利用可能
・高音質通話「VoLTE」対応・バッテリー容量1800mAh
Xi対応の新ケータイは理論上従来のFOMAハイスピード通信(7.2Mbps)の10倍以上の速さでインターネットが楽しめます。モバイル通信をたくさん使ってしまうと料金が心配になると思いますが、同じくこの新機種から「Wi-Fi接続」が出来るようになっていますので、自宅や公衆Wi-Fi環境が整っている場所ならば、料金を気にせず利用が可能です(全国の商業施設で利用できる「ドコモWi-Fi」サービスは月額300円のオプションですが、基本料金の「ケータイパック」に加入していると無料で使えます)。
ドコモケータイの新料金・接続サービスに乗り換える決心が付くまではFOMAケータイを使い続けることもまだ出来ますが、新しいケータイのメリットを使いたいと思うようになったら、新しい料金をチェックして契約を切り替えることも考えていきましょう。
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