スマートフォンを毎日のように利用するのなら通信キャリアの通常契約をすればよいですが、滅多に通話やデータ通信を利用しないけれど、試しにスマートフォンを持ちたいという場合には、プリペイドスマホを利用することで節約が可能かもしれません。
通常のスマホであれば新規契約で電話本体を購入し、2年間の定期契約をすれば15万円~20万円程度のコストが掛かるものです(もちろんもっと安くする方法はいろいろありますが、種々の条件や前準備が必要になります)。今なら「格安SIM」と呼ばれる月額1000円以下のプランとセットでスマホを契約してもいいのですが、料金の後払い・引き落としがイヤというのならプリペイドスマホが良いでしょう。
ここでは2つのパターンとして「ソフトバンクのプリペイドスマートフォンを使う場合」と、もう一つ「SIMフリースマホ(ドコモの白ロムでも可)+プリペイドSIM」で前払いでスマホを運用する方法(どのくらいの料金で、どんなことが出来るのか)をシミュレーションしてみましょう。
*以下の内容はスマホの契約初心者向けです。ヘビーユーザー・携帯の格安運用を良く心得ている人はもっと別の契約種別の方が幸せになれると思いますので、自分にとって必要かどうか良く考えてください。
1.ソフトバンクのプリペイドスマホ
国内の通信キャリアではソフトバンクのみが「プリペイド式スマートフォン」を直接提供しています。サービス名は「シンプルスタイル」と現在は統一されていますが、かつては「プリスマ」とも呼ばれていました。
プリペイドスマホはソフトバンクショップや家電量販店でも購入できますが、在庫が全く無いショップもあります。また、アウトレットスマートフォンは公式のオンラインショップのみで取り扱われています。
販売されている機種はいろいろとあるのですが、2016年時点から見て、少し古めの型落ちスマートフォンが「プリペイド用」として転用されています。販売価格・機種の性能、機能もさまざま(ワンセグ・フルセグや防水機種、iPhoneもあります)なので、好みの機種を選べます。
プリスマ機種の解説についてはこちら▶4Gプリペイドスマホに203SHが追加 SBプリスマラインナップの性能比較
今回は最も最近追加された機種のiPhone5(整備品)で価格の解説をしていきます。
販売価格には10000円分のプリペイドチャージが含まれています。自分でチャージを追加しなければ、それ以上の料金が発生することはありません(ネットに接続して有料コンテンツ・アプリなどを買った場合は別です)。
購入時に初期チャージから事務手数料とユニバーサル料金が差し引かれて届きますので、実際に使える初期チャージは6750円ほどになっています。
6750円分のチャージで出来ることは、例えば・・・
・2日プランのコースを6回分
・7日プランのコースを2回分
・約72分の通話(6750円分全額を国内通話に使った場合)
1万円の初期チャージは利用開始日から120日間の有効期限があります。それを過ぎてしまうと残高があっても無効になってしまいます(電話回線はチャージが無効になってからも360日間有効)ので、「4ヶ月の間に数回程度旅行にいくから、その時だけ外でネットが出来るようにプランを有効にしながら使う」ということが出来ます。
ソフトバンクのプリペイドスマートフォンの本体は、通常販売されているものと基本的には全く同一ですので、Wi-Fi接続環境があれば上記の有料プランを有効にしていなくてもインターネットは使うことが出来ます。自宅でインターネットを使っている、他のスマートフォン・ルーターからテザリングで接続させておけば、普段は全くチャージを消費せずに使うことも可能といえば可能です(そういう使い方が出来る人にはあまりプリモバは必要ないかもしれませんけど^^;)
追加のプリペイドチャージは3000円・5000円の単位でソフトバンクショップやコンビニで買うことが出来ます(詳細な買い方は公式ページで確認してください)。
細かく解説しつづけるとキリがありませんので、この他のプリモバの使い方についてはサイト内の「カテゴリー-プリモバイル」から探してみてください。
2.SIMフリースマホ+プリペイドSIM(MVNO)で使う
「格安SIM」と呼ばれるMVNO(仮想移動体通信事業者)が提供するプランの中で、データ通信だけで良ければ「プリペイドSIM」という商品を購入することで1ヶ月・3ヶ月といった短期間だけ、長いものだと1年分ほどまで利用できる回線を契約することが出来ます。
プリペイドSIMはソフトバンクのプリペイドスマホ販売とは異なり、「スマートフォン本体」はセットになっていません。使えるスマホ端末は自分で別途購入する必要があります。SIMカードだけを買っても使えませんし、そのSIMカードが利用できるスマートフォンでなければ利用もできず、利用前に簡単ではありますが事前設定も必要です。
プリペイドSIMで使う場合には、主に以下の手順が必要です。
・プリペイド用のSIMパッケージを購入する
・購入したSIMカードが使えるスマホ(白ロム・SIMフリーモデル)を購入する
・SIMカードをスマホに挿入し、初期設定(APN)設定を行う・回線の開通手続きを行う
IIJmioはドコモの回線を使っていますので、ドコモのスマートフォン白ロム・またはドコモネットワークに対応しているSIMフリースマートフォンが使えます。白ロムの値段はピンキリで、安い中古品なら5000円以下でも買えますし、SIMフリーのハイエンドモデルを買えば10万円を超えるものまで自由に選べます。
白ロムの販売ショップは以下を参照下さい。いろんなショップでドコモの白ロムは売られています。
ショップ名 | 取り扱い商品 | おすすめポイント |
---|---|---|
楽天モバイル 楽天市場店![]() | 楽天モバイルのスマホ単品販売 | 最新のiPhoneもポイント付きで買えます |
ゲオモバイル 楽天市場店![]() | 白ロム | 全国のゲオ在庫が買える |
イオシス![]() | 中古白ロム各種、中古業務用パソコンなど | 新旧モデルが多彩の入荷し、ビジネス向けモデルの扱いも多い |
中古白ロム各種、中古パソコンなど | 中古コーナーに大量に白ロムが入荷します。古めの機種が非常に安く出ていることもあり、穴場です | |
expansys![]() | SIMフリースマートフォン | 海外スマホの輸入代理店。 |
Etoren![]() | SIMフリースマートフォン | 海外スマホの輸入代理店。日本向けに関税込で表記されるので、価格が判りやすい。日本に物流センターがあるのもポイント |
eBay | 海外オークションサイト | 海外モデルの直輸入が可能。英語での取引に慣れれば、あらゆるものを安く買えます |
Apple store | Apple製品 | SIMフリーのiPhoneやiPad,関連アクセサリーが買えます |
ゲオオンラインストア![]() | 白ロム・ゲーム各種 | ゲオの公式通販サイト |
ソニーストア | SIMフリーのXperia | 公式ストアの保証がつけられます |
白ロム各種 | Tポイントが貰えるので店頭よりお得なことも | |
Huawei 楽天市場公式ショップ![]() | 楽天モバイル系SIMフリースマホ | ファーウェイが運営する公式ショップ。回線無しでも買えます |
プリペイドSIM+安い中古品のスマホとセットで使えば、1万円以下でスマホを体験することが可能です。IIJmioの2GBというデータは、動画を見たりパソコンサイトを表示させたりすると数日程度で無くなる可能性もありますが、メールを見る・地図を確認する・LINEでメッセージ送受信をするという程度であれば、相当な回数の利用が出来るはずです。
*2GBの使用例(画像をクリックすると大きくなります)
IIJmioのデータプランは、通常の契約なら月額900円で3GBまで使えます。プリペイドSIMでは4千円で2GBですから、ソフトバンクのプリペイ ドスマートフォンにしてもプリペイドSIMにしても、はっきり言って通常契約よりも何倍も割高です。
しかし、プリペイド方式の契約は、購入後の維持費は基本的に掛かりません。そのメリットを重要視するならばプリペイドスマートフォンでスマホライフを初めて見るのも良いでしょう。スマホを上手く使いこなせるようになって、もっと最新機種をたくさん使いたくなったら通常プランの契約を改めて考えればよいのです。