[2充電目]電池が持たないGoogle Pixel4の電池消耗日記-早くも電池暴走の兆し

2019年モデルスマートフォン Google Pixel 4のバッテリー消耗に関する詳細チェックレポート、第2回めです。

前回に続き、Google Pixel4を初期化した後に、さまざまな設定変更およびそれによってどのように電池残量/消耗具合が変化したのか、全て包み隠さずレポートしていきます。

前回のレポートはこちら → [超徹底検証]電池が持たないGoogle Pixel4の電池消耗日記-バッテリー長持ちにさせる設定方法は存在するか？

充電2回目

【検証スタート】：前回までの設定変更を引き継ぎ、再充電。その後「アクティブエッジ」の機能をすべてオンにする/バッテリー残量 88% からチェック再開

[特記事項]充電後のバッテリー表示が安定するまで、しっかり時間をおいてからチェックを開始しています

・電池チェック/バッテリー残量 82％（充電2回目から13時間後）

（13時間で6％の減少）

[設定変更]　ここで「アクティブエッジ」をすべてオフに

・電池チェック/バッテリー残量 79％（充電2回目から20時間後）

（7時間で3％の減少）

[設定変更]　ここで「アクティブエッジ」をすべてオフに/ 顔認証を追加

・電池チェック/バッテリー残量 73％（充電2回目から29時間後）

（9時間で5％の減少/ここで設定見直し時にちょっと消費しています）

・電池チェック/バッテリー残量 68％（充電2回目から37時間後）

（8時間で5％の減少）

・電池チェック/バッテリー残量 64％（充電2回目から45時間後）

（8時間で4％の減少）

[設定変更]　ここでGoogleアカウントを追加（追加以外の設定変更は一切行わない）

・電池チェック/バッテリー残量 62％（充電2回目から49時間後）

（4時間で2％の減少）

・電池チェック/バッテリー残量 57％（充電2回目から59時間後）

（10時間で5％の減少）

[設定変更]　ここで”デバイスを持ち上げて通知チェック”をオンにする

・電池チェック/バッテリー残量 51％（充電2回目から69時間後）

（10時間で6％の減少）

[設定変更]　ここで”デバイスを持ち上げて通知チェック”をオフにする

・電池チェック/バッテリー残量 47％（充電2回目から69時間後）

（8時間で4％の減少）

*前回チェック時、デバイスを持ち上げて通知チェックをオフにすることで若干の電池消耗増が観測されたので再検証を行ったが、今回は特に増減は発生しなかった。よって、Pixel4の電池消耗に致命的な影響を与えている可能性は低そう

[設定変更]　ここでGoogle Playの「アプリの自動更新をしない」に設定（Wi-Fi時も更新しない）

・電池チェック/バッテリー残量 43％（充電2回目から76時間後）

（7時間で4％の減少）

・電池チェック/バッテリー残量 10％（充電2回目から89時間後）

（13時間で33％の減少）

ここで2回めの充電・バッテリー残量チェックは終了（引き続き実験は継続しています）

やってくれました。Pixel4初期化後わずか10日経過時点、最後の13時間で1/3もの電池容量を一気に消耗するという、電池暴走が起きました。

今回の実験により、電池の異常減少が観測された直前に変更した「Google Playの自動更新をしない設定」が悪さをしている可能性が浮上しました。

せっかく途中まで1時間あたり0.5％程度の電池減少を維持してきたのに・・・

ここまでの変更で、

・Googleや各種アカウントを入れない状態では、特に異常な電池消費は見られない
・「デバイスを持ち上げて通知チェック」のオン/オフで変化は無い（再検証結果）
・「アクティブエッジ」関連機能もスタンバイ電池消耗にほぼ影響しない
・「位置情報」の設定もスタンバイ電池消耗にほぼ影響しない
・「NFC」の設定もスタンバイ電池消耗にほぼ影響しない
・[NEW] 顔認証の利用は電池消耗にほぼ影響しない
・[NEW] Googleのアカウントを追加するだけなら、電池消耗に影響は無い
・[NEW] Google Playの自動更新設定をいじると、電池激減発生

このような状況です。

ただ、今回最後にGoogle Playのアップデート設定変更が本当に電池の浪費に関わっているか、検証は引き続き3回目の充電後の電池消費の様子を見ている最中です（Googleアカウントを追加したことで、該当時間内にバックグラウンドでシステム更新が行われた可能性があるため）。結果が判明し次第、追記します。