旧世代Pixel4の弱点が克服されたようです。

Googleは2020年10月1日、グーグル初の5G対応スマートフォンとなるPixel 5およびPixel 4a 5Gの詳細を発表しました。

Pixel 4a 5Gは先行して発売された4Gモデルが5Gに対応したというだけでなく、ディスプレイサイズや電池容量も変更されています。

Pixel 5とPixel 4(2019年)のスペック比較

2019年モデルのハイエンドスペックモデルであったPixel 4に比べて、2020年モデルのPixel 5はさまざまな変更がありました。

主な仕様 Pixel 5 Pixel 4
ディスプレイ 19.5:9比
6.0インチ
19:9比
5.7インチ
リフレッシュレート 最大90Hz 最大90Hz
ネットワーク 5G対応 4G対応
サイズ 144.7×70.4
×8.0mm
147.1×68.8
×8.2mm
重さ
151グラム
162グラム
CPU Snapdragon 765G Snapdragon855
RAM/ROM 8GB/128GB 6GB/64GB・128GB
バッテリー 4000mAh 2800mAh
カメラ 12MP広角
+16MP超広角
12MP広角
+16MP望遠
生体認証 指紋認証 顔認証
防水仕様 対応 対応
スピーカー ステレオスピーカー デュアルステレオスピーカー
SIMスロット
nano+eSIM
nano+eSIM
Felica
対応
対応
価格 74,800円 89,800円~

*Pixel 5はauとソフトバンク、Pixel 4a with 5Gは国内キャリアではソフトバンク専売で2020年10月15日より発売開始となります。

まずディスプレイが凹(ノッチ)デザインからパンチホール型にすることでインカメラを配置したため、ボディが縦に短くなったのにインチサイズはアップしています。

また、ボディの素材もPixel 4の「アルミ製フレーム、マット仕上げハイブリッド コーティング加工」からPixel5「100% リサイクル アルミニウム エンクロージャー1」に変更され、10グラム以上軽くなりました。

一方で、CPUはハイエンドモデル用(SDM865/SDM865+)ではなくSDM765Gを使っているため、処理性能はややPixel4のほうが上になります。ただしRAMは8GBにアップされており、一般的なゲームアプリも十分スムーズに動くパフォーマンスを持っています。

Google Pixel 4のときに多くの口コミ・評価で「電池持ちが悪い」という結果になっていた2800mAhのバッテリー容量から、Pixel 5は4000mAhにまで大幅アップをしました。

Pixel 4では全く操作をしていなくても約50時間で電池残量がなくなってしまうほど電池持ちが悪かった時期もありました。

関連記事:[購入レビュー/追記あり]Google Pixel4電池持ち 10日間(+1ヶ月)使ってみてのバッテリー消耗の印象は「かなり悪い」

旧モデルは「1日使えるバッテリー」とされていたのに対して、Pixel5は最大48時間使えるとされています。

カメラに関してはデュアルカメラである点はPixel4と5は同じですが、レンズの種類が望遠(ズーム)が無くなり、代わりに視野 107°の超広角(ウルトラワイド レンズ)に変更されました。

そして肝心の5G通信については「5G sub6」に対応します。

LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 / 40 / 77 / 78

現時点でミリ波(mmWV)には非対応なようです(モデル G5NZ6の場合)。

なおPixel5は2020年10月1日朝4時の時点では「準備中」とのみ表示されており、具体的な予約開始日・発売日は未定となっています(情報が更新されしだいアップします)。

→ 価格は Pixel 5 128GBモデルが74,800円、1日時点で予約受付開始中、発売日10月15日で確定しました。また、au・ソフトバンクからも10月15日から発売することが決定しました。

Google Pixel5正式発表 5G対応・バッテリー長持ち化 Pixel4とスペック比較

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