2020年4月8日より正規サービスが開始される楽天モバイルの自社回線(MNO)サービスの回線へ、他社携帯会社から乗り換え(MNP)契約するための準備・実際の手続き手順の体験レポートをお届けします。

 

楽天モバイルは、従来の”楽天モバイルが提供してきたドコモ/au回線を使った格安SIMサービス”(MVNO)とは、料金プランも申込方法が異なります。

どちらも「楽天モバイル」という名前になっているので紛らわしいのですが、ウェブサイトから先行申し込みを行う場合もサービスサイトが異なりますので、楽天自社回線の使い放題プランを使いたい場合は、下記手順を参考に申し込み手続きを行ってみてください。

*2020年3月末時点、楽天自社回線の先行申込が開始されており、以下の手順は今後正規サービス開始日以降に一部変更される見込みです。適時追記・修正も行う予定ですが、最新の手続き方法は公式サイトの表示を見ながら臨機応変に進めてくだい。

楽天自社回線へMNPする場合に必要な準備

他社携帯(楽天モバイルのMVNO回線も含む)ですでに使っている電話番号をそのまま楽天MNOで使いたい場合、申し込み前に以下の情報を準備する必要があります。

・乗り換えて使い続けたい電話番号
・連絡用のメールアドレス、電話番号
・MNP予約番号(*先行申し込み時は後から必要)
・楽天のアカウント(ID)
・料金支払い用のクレジットカード/口座情報
・本人確認書類(運転免許証など)

利用可能な本人確認書類は「楽天-本人確認書類」のページを参照ください。

他社から乗り換え契約をする場合、申し込み時点で有効期限が10日以上あるMNP予約番号が必要です(通常発行から2週間の有効期限)。なるべくMNP予約番号は申込みをする直前に取得するようにしてください。

MNP予約番号の取得方法は、今使っている携帯会社ごとに異なります。サービスによっては予約番号発行までに時間を要することがあります。

【キャリア別MNP予約番号発行手順】
他社からドコモへ」/(公式HP)
他社からauへ」/(公式HP)
他社からSoftBankへ」/(公式HP)
他社からワイモバイルへ」/(公式HP)
他社からUQ mobileへ」/(公式HP)
他社から楽天モバイルへ 」/(公式HP)
*転入出元により、予約番号不要の「ワンストップMNP」が利用できる場合があります

正規サービスの開始日2020年4月8日以前に乗り換え契約の申し込みを行う場合、MNP予約番号は申し込み手続き時点ではなく、後日別途入力が求められます(先行予約時点で発行してしまうと有効期限が切れてしまうための特別措置です)。2020年3月時点において、申し込み開始時点では予約番号の取得は不要です。

楽天自社回線のMNP手続きの操作

前項の準備が整ったら、いよいよ楽天自社回線サービスの申し込みを開始しましょう。

2020年3月時点において、楽天モバイル自社回線の契約手続きは楽天市場を経由して行うことになります。

①. 「楽天モバイル(MNO)楽天市場店 SIM契約申し込みページ」へアクセスする

②. SIMカードの販売ページにおいて、オプション選択欄(下記画像参照)の【新規電話番号/MNPを選択】の欄のプルダウンメニューから「MNP」を選択、【楽天回線対応製品が必要となります】から「了承した」を選択します。

*2020年4月7日までの期間、事務手数料3,300円相当が全額ポイント還元されます(ポイント還元・キャンペーン適用条件については本ページ下部に記載しています)。

必須項目以外のオプションは任意です。必須項目を選んだのち、「ご購入手続きへ」へ進みます。

③. カートに申し込み専用商品が入っていることを確認したのち、「注文を確定する」を選びます(ここでの支払い方法の指定は不要で、続く回線契約手続き時にまとめて設定があります)

④. 楽天市場店での注文を確定すると、すぐ下に「楽天モバイル正式契約へ」というボタンが表示されますので、これをクリックして申し込み画面へ進みます。

*楽天市場店で購入手続きをしただけでは楽天自社回線の契約をしたことにはなりません。必ず以下の契約手続き操作を行ってください。

**ここで「楽天モバイル正式契約へ」の手続きをしなかった場合には、後日楽天モバイルから送られてくる「楽天モバイルモバイル正式契約手続きのご案内」というメールに記載された期限までに、手続きを実行してください。

(以下の手続きを楽天市場で購入後すぐに実行した場合には、後日届くメールのリンクからの手続きは不要(同じ内容なので)です)

⑤. 楽天モバイルの正式契約手続き画面が表示されます。楽天市場店で選択したプランが選択されていることを確認してください。

⑥. 申込内容を確認したのち、サイト右下あたりにある「次へ進む」をクリックします。

⑦. 楽天のアカウントでのログインが求められます。ユーザーIDとパスワードを入力し、ログインしてください(ログインすると、回線契約情報として楽天アカウントに登録された情報が反映されます)。

⑧. 本人確認書類のアップロードを行います。事前に用意した運転免許証などの写真を選択・読み取りをして、「次へ進む」をクリックします(利用できる本人確認書類はこちら)。

⑨. 続いて住所情報などを入力します。楽天アカウントの情報が自動反映されているはずなので、本人確認書類と一致していることを確認してください。適時修正・確認をしたのち、「次へ進む」をクリックします。

⑩. 楽天自社回線で使う電話番号を選択します。MNPの場合は上の「現在の番号を引き継ぐ(MNP)」を選びます

MNPしたい電話番号を入力(ハイフン不要)して、「申し込み内容を保存する」をクリックします。


(2020年3月時点で、英語でメッセージが表示される仕様になっています。「MNPは申込み準備が出来てから実施されます。準備ができ次第、追加情報の入力依頼をメールで通知します。それまで電話番号をそのまま使えます」といったことが書かれています)

⑪. 続いてSIMカードの配送先情報を入力します。これも楽天アカウントの情報が自動反映されているはずです。配送先を確認(あるいは変更修正)して、「次へ進む」をクリックします。

⑫. これまでに入力した情報が表示されますので、申込内容を確認して次へ進みます。

⑬. 続いて料金プランの支払い方法を指定します。

楽天アカウントに登録されたクレジットカードから選ぶ・別途クレカを追加する、口座振替も選択出来ます。

⑭. 最後に「重要事項説明・利用規約」の同意を行います。

ページ下部にある「楽天モバイル 重要説明事項の確認・同意」と「帯域制限のための通信に関する情報~」の2箇所にチェックを入れて、申し込みを完了させます。

⑮. 申し込みが正しく完了すると、以下のように「お申し込みありがとうございます」の表示が出ます。

先行申込の時点では、以上でMNPのための手続きは終了です。正規サービスの開始日(2020年4月8日)と楽天モバイルからの連絡を待ちましょう。

申し込み完了後の利用開始手順の流れ

楽天モバイル自社回線の先行申し込みの時点で乗り換え申込みを行った場合、後日MNP予約番号の入力を行うための案内が楽天モバイルから行われます。連絡を確認後、各社でMNP予約番号を取得して手続きを行って下さい。MNP予約番号の入力案内は2020年4月8日以降に行われる予定です(→連絡が開始されています)。

MNPの申し込み審査が完了すると、my楽天モバイルの申し込み履歴からMNP予約番号を入力できるようになります(10日以上有効期限が残っているもの)。

MNP予約番号情報を更新後、楽天側で確認が行われた後にSIMカード・端末の発送が開始されます。

SIMカード・製品の配送はヤマト運輸で行われるとされています(配送エリア・タイミングによって別の会社が使われる可能性もあります)。

サービス開始日以降、初期設定・MNP切り替え手続き・SIMカードの設定(eSIM利用の場合にはプロファイルのダウンロード・インストール)を実行します。切り替えの手順については上記の「START GUIDE」に書いてある通り(STEP1から)に行って下さい。

MNPの場合、切り替え手続きを行う時間帯によって、完了のタイミング(乗り換え前の電話が使えなくなり、楽天モバイルの回線が有効になる時間)が異なります。

9時~21時受付完了分:当日中にMNP転入完了
21時1分以降~翌日8時59分の受付完了分:翌日9時以降に切り替え

*MNP予約番号の有効期限が近い場合、自動で切り替え手続きが実行されます。

また、楽天自社回線の事務手数料還元・スマホ購入特典のポイントを受け取るために「Rakuten Link」アプリのダウンロード・インストールを実行しましょう。

 

Rakuten Linkを利用すると、ポイント還元を受け取ることが出来ます(キャンペーンの実施期間は特典によって異なる)。

☆「Rakuten Link キャンペーン」/ポイントプレゼント(2020年4月時点)

*MVNOサービスで利用できる機種と自社回線サービスで利用できる機種は異なることがあるため、必ず利用可能機種を「楽天自社回線向けサービス」のサイトで確認してください。

[画像つき]楽天自社回線(MNO)へMNPする方法・申込手順 審査時間やSIMカード配送の流れ

Tagged on: