ドコモの最新ガラケー機種 AQUOSケータイ SH-01Jが機種変更で実質0円に値下げされ、ガラケーユーザーの買い替え先として人気があるそうですが、FOMAケータイ→Xiケータイに変わることで使い方が変わるのではないかという不安がある人もいらっしゃるかもですので、実際にSH-01Jの初期設定方法手順をレポートします。
購入前にどんなことをやれば使えるようになるのか予習したい人・実際に買ってから何をすればよいか分からなくなった人は参考にしてみてください。
なお、オンライン注文の手順・SH-01Jの価格・料金については以下のページにそれぞれまとめてありますので、使い方ではなく購入方法や料金で悩んでいる方はそちらも参照ください。
☆「ドコモ新ガラケー AQUOSケータイSH-01J 機種変更時の維持費シミュレーション」
☆「ドコモケータイ AQUOS SH-01J 価格・機種詳細情報」
その1.同梱品の中身を確認
ドコモでオンライン注文をすると、最短で2日後に上記のようなSH-01J本体セットが箱に入って送られてきます。納品書およびパンフレットの他に、「SH-01J本体」・「バッテリー」・「背面カバー」・「卓上充電器」およびクイックスタートガイドを袋から出して、使い始めましょう。
その2. SIMカード&バッテリー取り付け
SIMスロットはバッテリーの下側にありますので、バッテリーをセットする前にSIMカードを差し込みます。このカードが無いと電話・ネットが出来ないため、SIMカードの取り付けは必須作業です。
ドコモの通話・データ回線を使うためのSIMカードは別途台紙に付いて同梱されています(機種変更の種別によってSIMカードが変わらない場合は、そのまま旧機種のSIMを入れ替えます)。銀色のカバーをスライドさせて跳ね上げ、金色の部分が下になるようにSIMカードをセット・固定します。
SIMカード(および必要に応じてmicro SDカード)・バッテリーを入れたら、カバーを取り付けます。防水仕様になっているため、隙間がなくなるようにしっかりとはめ込むようにしてください。
その3. SIMカードの切り替え手続き
新規・MNP契約、またはカードの種類が変わるタイプの機種変更となった場合、電話番号・SIMカードを有効化するための「利用開始手続き」を行います。
利用開始手続きはウェブサイトまたは電話から行うことが出来ます。ウェブサイトからの手続きはdアカウントがあれば直ぐにできますので、ウェブ手続きをオススメします。電話から行う場合は以下の初期設定後に、新しい端末から電話することになります。
詳しい利用開始手順は公式サイトに分かりやすくイラスト付きで書いてありますのでここでは省略します。
☆「ドコモオンライン手続き 商品到着後の設定・開通(利用開始の手続き)」
その4. 電源投入→初期設定
電源を入れると「AQUOS」のロゴが点灯し、初期設定が始まります。基本的には表示される通りに進めていけばOKです。
最初は文字サイズを指定します。このサイズは後からでも変更は出来ますので、もし設定する間に見づらいと感じたらメニューから切り替えて下さい。
続いてドコモサービスの設定が始まります。設定する項目は「dアカウント」・「ドコモ位置情報」・「遠隔初期化」の設定です。
表示された規約を読み、「同意する」を選んで決定ボタンを押して下さい(後程解説しますが、各機能を使わない場合もとりあえずここでは「同意する」を選んで下さい)。
まずはdアカウント → 位置情報 → 遠隔初期化と設定していきます。使わない場合・後から設定したい場合は「今は設定しない」を選べばスキップできます。
ドコモで契約した回線のSIMカードが入っている場合、ネットワーク暗証番号(携帯購入時に登録した4桁の数字)を入れると、その回線に紐付いたdアカウントが自動的に設定されます。
遠隔初期化を使う場合は「ドコモアプリパスワード」というものを設定します。
すべての設定が終わると、以下の画面が表示されます。ここまでおよそ5分くらいです(すべて「今は設定をしない」を選べば30秒も掛かりませんけど)。
このあと、すぐに標準の初期起動状態になります。
時計はネットワークに繋がっていれば自動で正しい時刻に調整されているはずです。もうこの状態でインターネット・通話が使えるようになっています。
SH-01Jの初期設定がわからないときは?
シャープのスマートフォン・ケータイ機種を購入すると、フルカラーでわかり易く使い方を解説した「活用ガイド」が貰えます(オンライン限定特典・在庫限りであるため、購入時期によっては付属しません。これ以外にオンラインショップ購入時には機種全般向けの設定ガイド”まるわかりBOOK”が同梱されます)。
初期設定だけではなく、通話の仕方・メールの設定方法、カメラ機能の解説などをSH-01Jの実機に合わせた専用の説明書となっていますので、シャープの携帯を使い慣れていない人は活用ガイドをチェックしてみてください。
ここから先は、個々がやりたいことを設定すればよいのですが、管理人が実行した追加の初期設定は以下のようなものです。
・電話帳の移行(赤外線通信を使って、3分)
・Wi-Fi接続の設定 (自宅のインターネット回線に繋ぐ場合)
・データ通信の制限(アプリが予期せぬパケット消費をするのを防ぐ)
・サウンド関連の設定(テンキー操作音のオフなど)
・ディスプレイ関連の設定(明るさ調整・テンキーのバックライトをオフ)
・マチキャラを消す(電池消費を抑えるため)
・LINEの初期設定
・ショートカットの割当
・ワンセグTVのチャンネル初期設定
・PCメールのアカウント追加(Gmailのアドレスでメールの送受信が出来る)
ここからさらに、私はマニアックなことがやりたかったので以下のアプリを追加しました。
・Battery Mixを入れる → 電池残量の%表示が出来るようになります
・Amazonビデオアプリを入れる → プライムビデオが見られるようになります
・Yahoo乗り換えアプリを入れる → ブラウザ上でも使えますが、アプリの方が見やすいから
こんなところです。SH-01Jに追加でアプリを入れることは通常利用の範囲を超えていますので、もしやる場合は自己責任でどうぞ。詳しいやり方は「[裏技的]ドコモ AQUOSケータイ SH-01Jでアマゾンビデオを見る方法」のページで解説しています。
以上、こうして文字で書き連ねるとなんだかいろいろと面倒くさい初期設定のようにも感じるかもしれませんが、実際に行っている初期設定に掛かる時間は30分も掛かっていません。操作を覚えたり色んな機能を確認するのにはそれなりの時間が掛かると思いますが、ドコモのFOMAガラケーユーザーでもすぐに使い始めることが出来ると思いますので、古いガラケーから最新のドコモケータイに買い替えたい人にはSH-01Jはオススメです。