NTTドコモで大幅値下げされて人気の2024年ハイスペックモデル「Galaxy S24」(SC-51E)と、2024年12月26日から日本でも発売される廉価モデル「Galaxy S24 FE」を比較し、違いを理解してどちらを買うべきか検討しましょう。
*2025年1月26日時点、ドコモでの値下げは終了(逆に値上げ)しています。以下の価格情報は古くなっていますので、参考数値としてご覧ください。
通常モデルのGalaxy S24は2024年4月に発売されたハイエンドラインの一台です。本来の定価は10万円を遥かに超える高級モデルでしたが、2024年12月よりドコモが大幅値下げをしており、Galaxy S24が一気に人気機種として話題となっています。
一方で、Galaxyスマートフォンの”Fun edition”であるFEシリーズは高い性能を持ちつつ価格抑えたモデルであり、最新作のGalaxy S24 FEも値段の割にスペックは高く、「ハイエンドでなくてもこれで十分」と思わせる機能を有しています。
おなじ”S24”シリーズであるGalaxy S24とGalaxy S24 FEは外観のデザインこそく似ていますが、サイズ・機能に大きな違いもあります。価格と性能をよく比較して”買い”なモデルを選びましょう。
Galaxy S24とGalaxy S24 FE比較・違い
スペック・仕様 | 2024年4月モデル Galaxy S24 |
2024年12月モデル Galaxy S24 FE |
ディスプレイ | 6.2インチ FHD+ (2340×1080) Dynamic AMOLED 2X |
6.7インチ FHD+ (2400×1080) Dynamic AMOLED 2X |
リフレッシュレート |
最大120Hz |
最大120Hz |
サイズ | 147 × 71 × 7.6 mm |
162 × 77 × 8.0 mm |
重さ | 167グラム |
213グラム |
SIMスロット |
nano SIM+eSIM |
nano SIM+eSIM |
電池容量 | 4000mAh | 4700mAh |
連続待受* |
LTE 約390時間 |
LTE 約450時間 |
充電時間 |
約90分 | 約110分 |
CPU | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy |
Exynos 2400e |
RAM | 8GB | 8GB |
ROM | 256GB/512GB |
128GB |
おサイフケータイ |
対応 |
対応 |
ワイヤレス充電 |
対応 |
対応 |
外部ストレージ |
非対応 | 非対応 |
カメラ | 5000万画素[メイン]
(1/1.5インチセンサー) +1200万画素[超広角] (1/2.5インチセンサー) +1000万画素[望遠] (1/3.9インチセンサー) |
5000万画素[メイン] +1200万画素[超広角] +800万画素[望遠] |
インカメラ |
1200万画素 |
1000万画素 |
防水防塵 |
対応(IPX5/8・IP6X) |
対応(IP5X/8・IP6X) |
生体認証 |
顔+指紋 | 顔+指紋 |
メーカー公式価格* | ドコモ価格:145,970円 →96,503円に値下げ au価格:144,800円 (256GB版) |
au価格:83,600円 |
*すべて2024年12月17日時点のもの。待ち受け時間はau公式サイトの表記より。
上記の通り、Galaxy S24はもともと14万円台の定価が設定されていた高級モデルであるのに対して、Galaxy S24 FEは定価でも8万円という”ハイスペック”モデルに分類されます。
Galaxy S24とS24 FEの最も大きな違いは、ボディのサイズです。Galaxy S24がコンパクトなスマホであるのに対して、Galaxy S24 FEは大画面・重量級モデルとなっています。ボディの重さは3割弱もS24 FEの重く、ずっしりとした感触があります。重いスマホが苦手/コンパクトなスマホが好みならGalaxy S24を推奨します。
Galaxy S24 FEに使われているSoC/CPUはExynos 2400eというチップで、処理性能面としてはS24のSnapdragon 8 Gen 3にも近い水準の超高性能なものです(AntutuベンチマークスコアではGalaxy S24が200万点弱、Galaxy S24 FEが170万点前後)。”最新ハイエンド”にはやや届かないものの、Galaxy S24 FEの価格帯でこの処理性能はかなり高い水準であると言えるでしょう。
電池容量はGalaxy S24 FEのほうが大きく、auが公開している待機時間で10~20%近くも長持ちするとしています。
しかし、Galaxy S24 FEの日本モデルはストレージ容量は128GBしかなく、たくさんのゲームアプリや写真・高画質動画を本体に保存すると、容量が足りなくなる可能性があります。Galaxy S24は256GBと512GB(au向け/SIMフリー)が選べます。外部ストレージ(SDカード)にも非対応であるため、ゲーム目的・大容量が必須のユーザーは注意が必要です。
Galaxy S24はNTTドコモ、auおよびSIMフリーモデルが国内で販売、Galaxy S24 FEはauとSIMフリーモデルがあります。
auではGalaxy S24 FEの割引・2年返却時の負担軽減プログラムなどを提供しています。
Galaxy S24はドコモでMNP値引きあり
2024年12月17日時点において、SIMフリー版やau版よりも断然安く買える ドコモモデル Galaxy S24 SC-51Eは、他社からの乗り換え(MNP)なら、さらに割引を適用可能です。
Galaxy S24 SC-51Eはドコモの各ブランドサイトで購入出来ます。どのプランを選んでも割引が使えますので、この機会にドコモへの乗り換えをオススメします。