4月15日からドコモのウェブショップ「ドコモオンラインショップ」にて機種変更一括0円で販売が開始されたミドルスペックタブレットの「dtab」シリーズについて比較し、どちらがお買い得・便利に使えそうか考えてみましょう(2018年夏モデル dtab Compact d-02Kの情報も追加しました)。
*価格情報を2017年4月21日時点で更新しました。
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一括価格 | 0円! | 一括10368円+ 月々サポート32,400円分 →マイナス22,032円 |
2017年4月時点ではどちらも端末購入サポートを機種変更で適用可能(端末購入サポート適用時。購入サポの仕組みついて知りたい方はこちら→コモの端末購入サポート 割引システムと違約金)なので、初期費用はかなりの安さです。LTE対応プランからの機種変更(Xi→Xi)であれば、頭金・機種代金・事務手数料まですべて無料です(ただしd-01Hは本体が0円なので、「2500円以上で送料無料」の対象外です。アクセサリーなどを一緒に購入して2500円以上にすれば無料になります)。
料金面ではコンパクトなd-02Hのほうがトータルで2万円ほど安くなるものの、8インチと10インチでは使用感も異なります。どのような目的でタブレットを使いたいかを考えてスペックを見比べてみましょう。
dtabスペック・機能比較
今回はせっかくなので旧モデルのdtab(d-01G)も入れて比較してみましょう。
項目 | dtab d-02H | dtab d-01G | dtab d-01H |
発売日 | 16.01.20 | 15.02.26 | 15.12.17 |
定価 | 49,896円 | 32,400円 | 58,968円 |
機種変価格 | 実質-22032円 | 実質-31,104円 | 一括0円 |
OS | Android 5.1 | Android4.4 | Android5.1 |
ディスプレイ | 8インチ | 8インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1200×1920 | 800×1280 | 1200×1920 |
重さ | 345 g | 340 g | 498 g |
バッテリー | 4650 mAh | 4650 mAh | 6500 mAh |
CPU | Kirin 930 2.0+1.5GHz 8コア |
Kirin 910 1.6GHz 4コア |
Kirin 930 2.0+1.5GHz 8コア |
RAM | 2GB | 1GB | 2GB |
ROM | 16GB | 16GB | 16GB |
テレビ | 無し | 無し | フルセグ |
防水 | 無し | 無し | 無し |
メインカメラ | 800万 | 500万 | 1300万 |
*d-01Gはオンラインショップではすでに売り切れており、ここしばらく在庫がある状態にはなっていません。今後の入荷もなさそうです・・・むちゃくちゃな安さで魅力なd-01Gでしたが、スペックだけならd-02Hの方が圧倒的に上です。
*2016年8月1日現在、格安のd-01Gが再入荷しました!月サポがたっぷりと欲しい方は今のうちに機種変更しておきましょう。
2015-2016年モデルで今回一括0円になったd-01H,d-02Hの基本性能は非常によく似ています。搭載されているCPU・メモリーが一緒なので、アプリケーションの動作処理などはほぼ同じ反応になります。Kirin930の性能はミドル-ハイスペックスマホに搭載されるものだと考えれば良いでしょう。2015-2016年モデルの8-9万円するハイエンドスマートフォンには及ばず、2~3万円くらいの低価格スマホ・タブレットに比べれば1-2ランク上、くらいという認識でOKだと思います。
2機種の違いは、d-02Hに「Compact(コンパクト)」と名付けられているように、d-01Hの小型モデルとしてリリースされたものであります。大きさの比率は以下のような感じです。
上記はそれぞれの縦横の比率をそろえたイメージ図です(実寸ではありません)。ディスプレイ部分は8インチと10インチで「2インチの差」ですが、面積の比率は1.56倍も違います。
d-01H:縦幅173 mm × 横幅 240 mm × 厚さ 7.5mm(最厚部位)
d-02H:縦幅124 mm × 横幅 215 mm × 厚さ 7.9mm
大きなタブレット画面でテレビが楽しみたいという人は必然的にd-01Hとなります。dtabシリーズでは機能を削って価格を抑えた「高コスパモデル」であるため、テレビ機能は8インチモデルには搭載されていません。
d-01Hには4つのスピーカーが搭載されており、テレビだけでなくネット動画や音楽を楽しむのにも向いています。1200×1920ピクセルの十分に高精細なディスプレイなので、フルセグも綺麗な画面で楽しめます。
カメラ機能に関しても、d-01Hの方がスペックが高く、メインカメラ1300万画素/フロントカメラ500万画素。対してd-02Hはメイン800万画素/フロント200万画素です。
大画面で迫力のある映像を楽しみたいなら10インチモデルのd-01Hなのですが、「タブレットを持ち運ぶ」ことを考えるのなら10インチサイズは邪魔臭い・・・と感じる人もいるかもしれません。というか、管理人はそう思ってしまいます(苦笑)
dtabは8インチモデルも10インチモデルも、他の有名シリーズ製品(XperiaとかAQUOS, ARROWS)の同サイズのタブレットに比べて、はっきり言って重いです。軽い機種が欲しいのならdtabは選んではいけません。もっと上位機種を選びましょう(ドコモ タブレット一覧)。
ドコモタブレット | 画面サイズ | 重さ |
d-01H | 10.1インチ | 498グラム |
d-02H | 8インチ | 345グラム |
d-02K (2018年モデル) |
8インチ |
310グラム |
SO-05G | 10.1インチ | 393グラム |
SH-05G | 7インチ | 216グラム |
F-03G | 10.5インチ | 433グラム |
F-02F | 10.1インチ | 519グラム |
SH-08E | 7インチ | 285グラム |
iPad Air2 | 9.7インチ | 444グラム |
iPad Pro | 12.9インチ | 723グラム |
iPad Pro | 9.7インチ | 444グラム |
iPad mini 4 | 7.9インチ | 304グラム |
10インチで498グラムは2~3年前のタブレット機種の標準でしょう。片手でホールドし続けるとずっしりと重さが響きます。その点、d-02Hの8インチモデルは345グラムとなっており、持ち運びにずいぶんと有利です。ディスプレイの解像度はd-01Hと同じため、細かな文字も見やすくなっています(文字サイズなどは設定で変更もできます)。
普段はデスクに置いて据え置きで使う場合や、カーナビ代わりとして車載にするのなら画面は大きければ大きいほどよいかもしれませんし、大きすぎると設置が難しいケースもありえるでしょう。
以上、一括0円で機種変更できるdtab d-01Hおよびd-02Hの特徴的なポイントをメインに比較してみました。端末購入サポートでリーズナブルに買える機種を選ぶも良し、ちょっと予算を出してdtab以外の高性能モデルに買い替えるも良しです。
iPad mini4 16GBモデルは一括0円ではありませんが、月サポ総額が本体価格と同額になる「実質0円」。価格の安さではdtabはトップクラスなのですが、同じく端末購入サポートで一括2万円で買えるようになったXperia Z4 Tablet SO-05Gは防水対応だったり、ドコモのタブレットは機種ごとに機能・特徴が大きく違うので、よ~く考えて選んでみましょう。
☆「dtab d-01Hについて詳しく見る」
☆「dtab Compact d-02Hについて詳しく見る」
☆「ドコモのiPadを見る」
2018年モデル機種変0円以下のdtab Compact d-02K登場
NTTドコモは2018年夏モデルとして8月発売予定のdtab Compact d-02Kを発表しています。
d-02Kではドコモタブレットとして初めてデュアルカメラを搭載したコンパクト防水タブレットです。8.0インチで310グラムという本体は旧モデルより軽量で、高速で認証度の高い指紋認証センサーによるセキュリティ対策もバッチリです。
旧モデルのd-01Hやd-02Hよりも大幅にスペックアップしているのに、機種変更価格は0円以下という超激安タブレットになりました。
内訳 | 機種変更価格 |
d-02K本体価格 | 1,890円×24回 (総額 45,360円) |
月々の割引 | −2,484円×24回 (総額最大 −59,616円) |
実質価格 | マイナス14,256円 |
月々サポートが本体の定価を上回っていますので、すでにドコモのタブレットを契約中かつ月々サポートが切れている回線の場合は、機種変更するだけで利用料金が安くなってしまいます!
iPadやdtabなど、Xiタブレットからの機種変更手数料もオンラインで注文すれば無料になるため、今使っている機種が2年以上前に購入したものであれば、dtab Compact d-02Kを買えば節約になります。
☆「dtab Compact d-02Kのスペック・価格情報はこちら」